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あなたはどんなメンタリティを作りたい?私は断然「しなやかさ」だ!という話〜EMOTIONAL AGILITY〜

メンタルマネジメントに悩むなら「しなやかさ」を意識してみたらどうだろうか?

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今回はハーバード心理学教授のスーザン・デイビット教授の著書『EMOTIONAL AGILITY(感情の敏捷性)』を紹介いたします。

デイビット教授といえば、あの最高峰プレゼン番組『TED』でも講演されております。

正直、今回紹介する内容は以下の動画で全部明かされているので、動画の方が頭に入るぜ!ということであれば下記からどうぞ!

本書のテーマはシンプルで

ネガティブな感情に負けないしなやかな感情を作るためのキーは「感情の敏捷性」をつけることだ!

ということです。

感情の敏捷性というのは、自分の感情に折り合いをつけて向き合うために開発されたツールです。

感情の敏捷性を身に着けると

・ネガティブな感情を嫌いにならなかったり
・自分との適切な距離感が分かったり
・体験の良し悪しをジャッジしなくなる

みたいな心理的柔軟性を保つことができるみたい。

唐突ですが、今日

「色々な心理学の本を読んできたけど、マーはどんなメンタリティを作りたいのか?」

と問うてみまして。

私の答えは「しなやかさ・柔軟性」でした。

しなやかさを作ることで、どんな困難な場面に直面したり、ネガティブな出来事が襲ってきたとしても

「辛い・・・・。もうやだ・・・・。」

と感情的に投げやりになるのではなく

「いまなんでこんな状況になっているのかな?」
「どうやら辛いらしいけど、何が原因なんだろ?」
「あ〜だいたいこんなときに辛くなりやすいんだな〜」

と様々な考えを抱き、分析し、次もまた同じような問題を起こさないようにする思考を、いつなん時でも適用させたいという想いがありました。

投げやりな態度を取ったらそれに対して私は「恥」だと感じます。それが何より嫌なんだろ〜な〜という結論です。

加えて、「せっかく抱いた感情を無駄にしたくないんだよね」、とも思いました。基本的に問題があったら解きたくなる性分なんだろうと。あと貧乏性だし笑

故に、私は「心理的柔軟性」を持ちたいという想いが最近かなり強いなと感じました。

んで様々な文献を検索してみたら、今回紹介している著書『EMOTIONAL AGILITY(感情の敏捷性)』がかな〜り

その心理的柔軟性を抱くためにどうすればいいのか?

という問いに対しての答えに近いかな〜と感じましたんで本書に書いてあったワークを一部紹介します。

こころを「しなやか」にするためには?

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こころを「しなやか」にするためにはとにかく上の図にあるように

・ネガティブを受け入れたり
・感情と距離をおいたり
・マインドフルになったり

することでしょう。

そのためには

「向き合う」こと。とりわけ「ネガティブな感情」と。

だと感じます。

ネガティブな感情と向き合う行為は

ネガティブを深掘りする
客観的に見つめてるのである程度距離を置くことができる
今の感情に向き合ってるのでマインドフル

という上の要素を満たしております。

無理やり幸せになろうと気張らずに、現在の思考と感情を深掘りしていきます。

どうせネガテイブな気持ちには抵抗してもムダなので、たとえば「上司にイラっときた!」と思ったら、

1.なんで自分は怒ったのだろう?
2.あー、自分を公平に扱ってくれなかったからだな
3.ってことは、自分にとっては「公平さ」がすごい重要なんだな……


といった感じで、どんどん感情の意味を探って行くイメージ。

確かに、無理にポジティブになろうと頑張るよりは、よほど実りが多いですねぇ。

本書では「感情の敏捷性」を得るための最初のワークとしてこの「ネガティブと向き合う」がございます。

そのあとで、

2.ネガティブと距離を置き、「感情はその場限りのもの」だということを悟る

3.自分の「中心にある価値観」を掘り下げる
 →「良い気分」とか「幸福」を目指すこともその場限りの感情でしかないと、ステップ2までで分かった上でやらないと意味がない

4.「中心にある価値観」に沿って計画し、動き続ける

みたいな流れで「感情の敏捷性」を得るみたい。これは時間がかかりそうだけどやりがいあるなぁ。。。

「しなやかさ」を持って安心しながら前進したい

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本書を読んで、

1日で区切っても感情って観察しきれないくらい揺れ動いてるよなぁ

と改めて思います。

意図的に感情を動かすことは無理ですが、感情に対して「メス入れ」することはできるんだ、と「向き合う」のフェーズから学べるし、向き合っていると嫌な気分からどんどん離れていくことが自覚できます。

また、「良い気分」についても「向き合う」と感情の興奮状態から離れて、「安心」することができ、これがなかなか心地良いものでした。

なので、今回紹介した「感情の敏捷性」は

ネガティブに対してしなやかに
ポジティブに対しておだやかに

なるな〜と感じたので。これは続けていきたいです。

ただ、まだ自分の価値観が見えてこないなと思うのでそこは課題ですね。

というわけで、メンタルマネジメントは「しなやかなこころ」を持つことにあり!という話でした。


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