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睡眠不足が引き起こす体への影響【日本メディカル心理セラピー協会】

テレビやスマートフォンの普及に伴い、睡眠不足を感じる人が増えてきています。また、仕事でどうしても夜遅くに寝るという人も多いでしょう。慢性的な睡眠不足は心と体に様々な影響を与えます。今回はそんな睡眠の必要性と影響について解説していきます。


睡眠の3つの役割

人が生活するうえで欠かせないのが睡眠時間ですが、眠ることによってどのような効果があるのでしょうか。以下の3つの点になります。
・記憶を整理する
・体の修復と成長
・疲労回復
眠っている間に脳は記憶を整理し、体は傷ついた細胞を修復、成長を促します。疲れを取ることで元気な体にしてくれるのです。


睡眠不足による悪影響

睡眠は体の健やかな成長に必要なことであるとわかりました。では逆に、睡眠不足が続くとどんな影響が出るのでしょうか。

・免疫力の低下

睡眠時には免疫機能を高めるサイトカインという物質が分泌されます。睡眠不足になると分泌が抑制されるため、免疫力が下がってしまうのです。睡眠時間が5時間未満の人は、8時間睡眠の人に比べて風邪を悪化させやすいというデータがあります。

・作業効率の低下

睡眠不足の状態が続くと、脳の前頭葉がダメージを受けてしまいます。こうなると集中力や判断力を司る部分に影響が出ます。何をするにもやる気が出ず、キレやすくなってしまうのです。その結果ケアレスミスが多発し、作業効率は大幅に低下してしまいます。

・様々な病気のリスクになる

睡眠不足は糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病やうつ、認知症など、様々な病気のリスクになると考えられています。肥満や生活習慣病の原因として、食欲に関するホルモンの乱れが関わっています。睡眠時間が短くなるほど満腹感をもたらすホルモンの分泌が減り、食欲を高めるホルモンが増えてしまいます。すると必要以上に食べてしまうため、肥満や生活習慣病になりやすくなるのです。


まとめ

睡眠不足は体調不良を引き起こし、仕事の効率も悪くしてしまいます。脳と体を休めることで、元気な毎日が送れるのです。健やかな生活を送るためにも、夜はしっかりと寝て、睡眠不足を解消しましょう!

日本メディカル心理セラピー協会には快眠セラピストの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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