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コミュ症ってなんだろう

初めて聞いたとき「コミュ障」の字かと思ってました。 DSM-5にも出てくるコミュニケーション障害の略かと。 でも、違うんですよね?「コミュ症」とは。

「コミュ症は空気が読めない」という話、よく聞きますよね。 
それって、本当? 違うんじゃないかな。  その場の空気、しっかり観察できると思うんです。 観察して、前後の脈絡を想像して、色々考える。 ただ、考え過ぎて、選択と表現が苦手なだけ。

「おい! 空気読めよっ!」って言ったり圧をかけてくる人、いるじゃない。 そういうひとは良いよね、単純で。 選択と行動が決まっているから、悩まなくていいだろうし。 大体、圧って空気だから。 コミュ症の人って、圧に敏感。 だから、空気はしっかり読める。 恥じることじゃない。

仲間、学校、集団の中で、誰でも「キャラ」を作ってる。 
陽キャラ、陰キャラ、おたくキャラ、天然キャラ。 みんなそれぞれ、マスクを被る。 これが不思議な事に、周りを見ながら、周りとかぶらないように無意識のうちに調整しているという。
それは、承認欲求だったり、遠慮だったり、自己防衛だったり、忖度だったり。  時々、周りに合わせすぎて全然合っていないキャラを被っている人を見かける。 本当に苦しそう・・。
無理しなくてもいい。 あなたがもっと楽に息ができるキャラのマスク、探してみてもいいんじゃない?

コミュ症の人は、 より強くより深い共感力を持っている。  心理学者や医師や心理士の人たちが、表現の違いはあれ、同じようなことを述べている。 心理のプロたちが、である。  あなた自身は気づいていないかもしれないけどね。


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