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蜂のように翔びたいのに。。。

病気を抱えながらも、働いている人は多い。 
ましてやメンタルの場合、
包帯をしているわけでもないし、
流れる涙が見える訳でもない。
病気の事、本人はどこまで伝えてる? 
人事労務は知っているだろう。 
上司には言ってある? 同僚には?

休職か?働き続けるか?
うつ病を抱えている人が、必ずと言っていいほど悩む事。
ある産業医の人が書いていたのですが、
「精神科医は休ませることに、重きを置きすぎる。
もっとその人の職場をみた発言をして欲しい。」
確かに。 一理ある話だと。

うつ病には、休養が大切。 それが正論。 
でも、休職することにより罪悪感が心を占めるようになるのなら、
働くことも有りだと思う。 
但し、大きな会社なら産業医、中小にも嘱託医などがいると思うけど、
精神科医と相談して、職場の人たちの協力を得て、
無理のない環境を作ることが必要だと思う。

うつ病を抱えて働く人の多くが、気遣いが出来る人。 
気遣いが出来る人は反面、気疲れもしてしまう人。 
気疲れを隠すかのように、さらに頑張ってしまう。
なぜ気疲れしているかと言うのは、本人には見えない。 


うつ病を抱えながら仕事を続けていくには、どうしたらいいか? 
ある精神科医はこんなことを書いているんです。
『考え方の枠組みを変えよう』

仕事の時、正しいか間違っているか、善いか悪いか、勝ち負け、
これを考えている時は、悩みや葛藤が多い。
これを、
「あなたは得していますか?損していますか?」
「あなたは苦しいですか?苦しくないですか?」
「あなたは楽しいですか?楽しくないですか?」
こちらにシフトしよう、というのです。

損して、苦しくて、楽しくない状況では、
仕事のパフォーマンスは必ず落ちる。
周りも同じ。
これを善悪だとか勝ち負けの枠組みで考えていると、
誰かを責める事になる。
得して、苦しくなくて、楽しい環境を周りが心がけたら、
本人も楽になって実力を発揮すると思うのです。
理想論かもしれないけど。


双極性の場合、これは個人差があるし、
症状がどれほど出るかによって違うだろうけど、
一般的な話として受け取って。
大切なのは、柔軟性だと言われています。
職場も。 
本人も。
スケジュールをフレキシブルに。 
納期や会議がストレスになり易いから。

リモートワークや、在宅勤務を活用する。
症状が出始めた時、落ち着かせるための休憩を取りやすくするために。
目標設定をゆるやかに、そして、変更可能なように。
症状が強く出ている時はさすがに難しいこともあるでしょうが、
薬や心理療法で酷くならないようにすれば、仕事を諦めなくてもいいかも。


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