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田舎のおじちゃんから学ぶ「幸せのかたち」

今僕は色々あり長野に住んでいる。昨日は休みで、とあるおじちゃんの家に遊びに行かせてもらった。その方は建築士で、なんと自宅を自らの手で作り生活をしているらしい。家にはサウナと水風呂も併設してあり、とにかく最高の場所だった。サウナも入らせてもらった。


サウナから上がり僕はゆっくりしながら、おじちゃんと少し話をした。就活をしてしていること。東京に行こうと考えていること。

それに対しておじちゃんはこう言った。
「ここで暮らせばええ。ここには医食住が揃ってる。「い」は衣ではなく医者のこと。ここには医者もいれば、農作物も取れるからご飯も食べられる。困ったらみんなで助け合うんだ。」

この言葉に、僕はすごく考えさせられた。世の中には日々、たくさんの物と人に囲まれて生活をしていている人がいる。その人達が必ずしも幸せであるか?と言われればそうとは限らないよなぁと。

コンビニも徒歩では行けない、本を買うのにも一苦労。そんな小さな町でも、幸せに暮らしている人は大勢いることを改めて感じた。そして同時に、これから生きていく上で大切なヒントがここに隠されているのでは?ということも。

※自宅のサウナ。すぐ横には天然の水風呂。さいこう。


「コミュニティ」の価値

感じたことの一つは、これから田舎町の繋がりのような「コミュニティ」の価値が上がるということ。世界にウイルスが蔓延してからこの言葉をよく耳にするようになった。僕らの世代のコミュニティといえば、今はオンラインで共通の趣味や目的を持った人たちの繋がりをイメージする人も多いかもしれない。

しかし古くは小さな村、町単位で助け合い繋がり合うこと、その集合体をコミュニティと呼んでいた(たぶん)。今も地方に行けばそうした繋がりは多く存在している。

お隣さんの屋根が壊れたら手伝いに行くし、ウチの屋根が壊れたらお隣さんが手伝ってくれる...といった感じでそれぞれが助け合い、共存してきた。

まさに今、こうした繋がりが求められているのだと思う。強いて言うなら、昔からあるコミュニティの形がオンラインに移行しているだけなのかもしれない。


幸せとは自分次第

他に感じたこととしては、幸せとは自分の心が決めるということ。月1万円の稼ぎで田舎生活することも幸せだし、ビジネスの中心地で日々仕事を頑張ることも幸せ。

大切なのは外に幸せを求めるのではなく、自分にとっての幸せとは?を常に問い続けていくことだと思う。

例えばITの仕事を東京でやってダメだったら、田舎に移住して自給自足で暮らしていけばいい。どっちが幸せかは人それぞれで、やってみて自分で決めればいい。

そして今いる環境に苦しくて苦しくて仕方がない人は、いざとなればいくらでも逃げ道はあるんだ。ということを知っているだけでもいいと思う。

そうすればあと一踏ん張りできるかもしれないし、より思い切ったチャレンジもできる。その逃げ場は地方にあるかもしれないし、今ならオンラインでできるコミュニティの繋がりかもしれない。

日々の幸せに感謝しながら生きていけたらいいなぁ。そんなことを思いながら今日は書いてみましたとさ。







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