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学生団体のリーダーで学んだ5つのこと

今回は、僕が1年間とあるTABIPPOという団体の支部代表を務めて活動した中で、大事だと思った考えをシェアしようと思います。

・他の学生団体で活動している方

・TABIPPO学生支部で来年リーダーになる人

の参考になればと思い書きます。

①同じチームは1つも存在しない

どうしてもチームをいくつか経験すると、前のチームではこうだった。とか、去年のチームはこうしてたからこうしよう。みたいなことが起きがちになる。参考にするのはいいことだと思うけど、そのまま何も考えずに反映してしまうのは良くない。

去年のチームはこの辺が上手くいってたけど反省点はこれだった。みたいな形で、チームがポジティブな方向に向かうように持っていきたい。また、以前のチームを知らない人からすると「そんなこと知らねえよ」となり、無意味な軋轢を生むことにもなる。メンバーが違えば、上手くいくやり方は当然変わってくる。

この前提をしっかり持てているかも大事な要素だと思う。

②誰よりも率先して動く

リーダーが常に前線に立てる準備をしておくことは大事。誰よりも率先して片付けをしたり、MTG会場のセッティングをしたり。そうすることで、メンバーはやらなくちゃ、という気持ちになると思う。特にチームを作る初期段階においては、リーダーが当たり前のことをどれだけ率先して出来ているかでチームの最低基準が変わってくる。当たり前のレベルが高いチームは当然生み出せるものの質も上がる。

③スピードが結果を左右する

これも当たり前のことだけれどなかなか難しい。即レスにばかり気を取られてしまうと新たなアイデアを生む時間がなくなってしまうし、アイデア出しにばかり気を取られるとレスが遅れる。その中でも、両立させなければいけない。僕の考える大事なスピードは大きく3つ。

・決断のスピード

リーダーは決断しなければならない場面が多い。この時に、すぐにメリットとデメリットや実現可能性などを加味した上で決断を出さなければいけない。これが遅れるほど、もれなくチームの全メンバーに迷惑をかけることになる。この力の大切さを痛いほど感じた。

・タスクを処理する(実行)スピード

これも大事。いくらタスクを洗い出してやるべきことが分かっても、それを処理したり実行、取り掛かりまでにあまりに時間がかかると全ての運営がストップしてしまう。リーダーはこのスピード感が求められると思う。

・レスのスピード

どんなにレス(返事)が遅くなっても、1日以上遅らせることはしない。学生同士で大学が違えば、なかなか毎日会ってMTGをすることは難しい。となると、何か話し合いをするときは基本チャットということになる。ここでこまめにレスを返せる人と1日返ってこない人とでは進み方がやはり段違いになる。

この能力を磨くことはこれから先も大事になってくるのかなと感じました。

④多数決は反映しない

何かチームで物事を決める時に、稀に多数決で決めることがある。普段のご飯に行った時や、遊ぶ内容を決める時はそれでもいいと思う。けれど、重要なチームの意思決定の時は参考にはするけれども「みんなの意見だから」といって反映してはいけない。なぜなら、その意見はただ面白いから。という理由で選ばれることが多いから。面白くても、実現が難しかったり年間を通してみるとマイナスになるような時もある。リーダーはそれを見越して決断をしないといけないのだと学んだ。

⑤メンバーのことを誰よりも好きになる

これは一番意識していました。やっぱり愛着があったり、好きだと思えるチームならしんどいことも乗り越えられる。もちろん、ただの仲良しこよしになりすぎてはダメですが、やっぱり学生団体。メンバーが好きで、会うのが楽しみというくらいの家族感は大事だと思うんです。

最後に

学生団体として活動をするにあたって、一番大切なのはやはり楽しむことだと思う。人は楽しそうな場所に集まるし、楽しもうという気持ちを持って難しいことにチャレンジしている人はとても魅力的です。来年、リーダーを務めることになるみんなのことを心の底から応援しています。

僕も頑張ります。

2020.3.18
TABIPPO2020福岡代表 小川大翔

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