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【失敗談】メンズ脱毛サロンの経営で自己流は事故流に

自己流は「事故流」なことを身をもって経験しました、という自分の失敗談です。

勢いだけの開業

自分は2015年にオーナー兼店長兼施術スタッフでサロンを開業しました。

当時は収入源ゼロという、何が何でも独立したいという状況だったこともあって、事前準備はほぼせずに開業という流れに。

最初はある程度勢い任せで稼げました。

でも3か月目くらいで開業資金分の支払いが滞りました

「本当にこのままのやり方でいいのか?」とものすごく不安に。

開業前にほんの少しだけ「個人事業主の働き方とは?」という話を聞きかじっただけだったので、今考えたら無謀すぎたわけです。

半年間学びに投資

その頃受けていた研修の講師の方にもその部分をガッツリ指摘されて凹みかけました。

そこで折れなかったのは、単に負けず嫌いだったから。

「あんたに言われなくてもちゃんとやってやるよ!」と思いました(失礼

その直後にマーケティングや心理学の研修に約60万を投資。

地方都市在住なのでそれから毎月、東京で研修を直接受けるために飛行機の往復チケット代やホテルなどの滞在費諸々も半年に渡って注ぎ込みました。

結果、そのとき学んだこと、実践したことが実って、投資した分はあっという間に回収

月に10日休んでも、毎日無休で営業してた頃よりも売上を上げることができるようになりました。

開業3か月目で心が折れて、でも意固地になって自己流で「これならいける!」と思い続けてたらどうなっていたか、とても怖いです…

自己流で稼げる人は一握り

その後より広い視野でビジネスを学んでいたときに、

【自己流は事故流】

という言葉を目にしました。

あぁ、なるほど、と目からウロコでした。

いや、確かに自己流でやって稼げる方も確かにいます。

でもそういう方って天性の商才があるか、良い意味での人たらしか、どっちかです。

そうじゃない一般人からスタートされた方は、大抵セオリーに超忠実にご自身のビジネスをコツコツ泥臭く積み重ねてきています。

自己流って本当に事故る確率高いです。

自己流は本当にヤバいです(大事なことなので

メンズ脱毛業界はどうよ?

そういう目線でメンズ脱毛業界を見てみましょう。

特に最近、この業界のうなぎ上りの勢いに乗っかる形でお一人で開業されている方の中で、ビジネスの基礎をガチった方、どのくらいいらっしゃるのかなと思います。

「これを売り出したらいけるはず」と自分の予想だけでサロンの営業を続けていて、売上がその予想に追いついていないとしたら、ちょっと厳しい言い方になりますが、ご自身の「基礎不足」を疑う必要があると思います。

脱毛ビジネスは、ご自身のムダ毛コンプレックスや、お肌の悩みという経験値だけでは稼げません

マーケティングの基礎知識は絶対に必須だし、確定申告を視野に入れたお金の基礎知識も必要です。

これがベースになって、脱毛やスキンケアの基礎知識が成り立つし、ご自身の経験則からのアドバイスが活きてきます。

基礎がないうちから自己流の仕事の仕方は本当に事故ります。

もし今売上に困っていたら、できるだけ早い段階で、そしてできるだけ短期間でこの基礎固めをしてください。

現場を知るプロから学べ

大事なことは「プロから学ぶ」ことです。

サロンワークをしたことがないコンサルタントから学ぶのは、教職しか経験のない学校の先生にプロ野球の選手になる方法を教わるようなものです。

これ、ご自身のサロンにも言えるんです。

何年も経営できる手腕があるか分からないお店に、自分の脱毛を任せたいと思うお客様、どのくらいいると思いますか?

お客様のためにも自己流は今すぐ止めましょう。

まずはマーケティングの基礎知識を勉強してください。
消費者心理、購買心理、コピーライティング、webライティング、SEO、MEO、この辺りは必須と考えてください。
※この用語が初見という方は本気でヤバいですよ…

これらがある程度把握できれば、SNSの運用もかなり楽になります。

HotPepperなどの集客サイトを使わなくても、毎月の予約、売上をかなり楽に、自動的に安定させることができるようになります。
集客サイトの掲載料を払わなくて良くなる分、ご自身に入る利益が一気に増え、気持ちの面でもかなり楽になれます。

今サロンの営業が辛く感じているのは、すでに事故りかけているか、事故ってしまっているか、が理由です。

でも大丈夫、これからでも対策すれば取り返せます。

そのために自己流を一旦脇に置いて、プロから真摯に学ぶ姿勢を取り直してみてください。

メンズ脱毛サロンを極めよう

このnoteでは、個人経営のメンズ専門脱毛サロン様の、

「サロンを潰さない」「競合に負けない」「お客様を離さない」サロン経営

を、6年半の現場経験を基にサポートしていきます。
今後個別コンサルの計画もあるので、ぜひご期待ください。

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