希少性の原理とメンズエステ

期間限定、地域限定、初回限定、季節限定、特別コラボ、残りわずか・・・などの文言を見るとつい購入してしまう。

そんな経験はありませんか？

あなたは世の中の希少性の原理にハマってしまっています。

希少性の原理とは

「希少性の原理」とは、人が欲している量(需要)に比べ、利用できる量(供給)が少ない時、そのものの価値が高くなる、または高く思える心理的な現象のことをいいます。

もう少し簡単にいうと、どこでも入手できるものよりも、数が少なかったり手に入りにくいものほど価値が高いと判断してしまう現象のことです。

例えば、マスクが品薄になった時に価値（価格）が上がったのもこれですね。ゲームのガチャでレアキャラなどと謳うのも希少性の原理を利用してますね。

メンズエステに応用すると

メンズエステでも予約の取りにくいセラピストって価値が高く感じますよね。

利用者からしても
リピート率高そう
人気ありそう
とか想像してしまいます。

出勤をわざと減らしたり、ダミー予約を入れるのも希少性が上がり価値が上がるでしょう。ただし売上は下がる可能性があるし、嘘や誇大広告は信用を落とすので気を付けましょう。

私がオススメしたいのはキャラ設定を考える事です。

需要に比べて供給が少ないセラピストを目指しましょう。

①需要が多いセラピストを目指す

これは俗に言う人気が出そうな王道セラピストですね。

美人、スタイルがいい、施術が上手い、など。

一般的な男性が好みそうなセラピストで需要も多いでしょう。

ただどのセラピストも目指す所なので競争率が激しくなる（供給が多くなる）のが現実です。

②供給が少ないセラピストを目指す

需要もそこまで多くはないがライバルも少ない、供給が少ないセラピスト。

SMAPの曲の歌詞でいうなら、

『ナンバー１にならなくてもいいもっともっと特別なオンリー１』

個性が強い、独特とか言われるセラピストですね。

例えば

・笑いのセンスが際立っている
・ずっと笑ってる
・胸だけは自信がある
・脚だけは自信がある
・お客様と趣味が合う
・お客様と話が合う
・お客様と相性がいい

などですね。

芸能界ではキャラが被っていたら仕事が減ってしまいます。

芸能界ではいかにライバルが少ないキャラを確立するかが仕事量に大きく関わってきます。

メンズエステでも同様で、独特のキャラを持っていればライバルが少なくなるのは当然ですね。あとは、独特のキャラをお客様に好きになってもらえるかどうかです。

だから少しは需要があって供給が足りてない微妙なラインを攻めることが大切です。

大変ですが試行錯誤をしながら根気強くやっていくことが大切です。

ただし、無理にキャラを作りすぎると自分が辛くなり長く続かないので、自分の今あるキャラを生かす事を考えましょう。

シンプルに自分の個性を伸ばすとか個性を表現するとか、そういうイメージで楽にやっていけると自然体でより親しみやすいセラピストになれるでしょう。

あなたの個性はなんですか？

わからなければ、店のスタッフや、指名してくださるお客様に聞いてみるのもいいと思います。

おまけ

ロストゲイン効果

ロストゲイン効果とは、希少性の原理をさらに高めたような心理効果であり、「ラスト1つ」といった形で、限定的でその後機会が消失してしまうことをイメージすることによってもたらされる欲の刺激のこと。

メンズエステでも〇〇ちゃん残り１枠なんてセールスよく目にしますよね。

まとめ

マーケティングでもそうですが、需要より供給が少ない商品は品薄になり高値がつきます。メンズエステでも需要より供給が少なければ完売しやすくなり価値が高いと思われます。これが希少性の原理。

私はメンズエステの利用者でもありますが、予約がとりにくかったり、レア出勤のセラピストって気になったりするんですよね。
逆にいつも簡単に予約が取れそうなセラピストはあまり興味が湧きません。

人気がさらなる人気を呼ぶのも希少性の原理なんですね。

是非あなた自身の個性を見つめ直し希少価値について考えてみましょう。

出来るだけライバルが少なくなるように。

ナンバー１でなくオンリー１☘