見出し画像

バイアスのかたまり

私は偏向だ。
思い込みも激しいし、一度白と信じてしまうと、この目で見て黒だと知ってもなかなか事実を認めようとしない。

こんな状態を心理学ではバイアスがかかっているという。


心理学を学ぶまでは、そういうことバイアスが人間には起こりえることなのだというのも知らなかった。
もちろん私自身にも、あらゆるバイアスがかかって、人の印象や性格を勝手に私の解釈で決めつけてしまうことがある。


ある、と気付いたのはここ最近のことだ。
心理学を学んできて、わかりはじめた。


今までの私、自分のことは棚に上げて(そんなつもりも無く、全くの無自覚)人のことを

「アイツは思い込みが激しいやつなのだよ」
とか
「所詮そんな人間なんだよ(ネガティブな意味で)」
とか、言ってる。

勝手なイメージを付けていた。
相手をよく知りもしないのに、自分で勝手にイメージした人物像を相手に当てはめ、勝手にイラついたりした。

が、ここ最近、私の中で少し変化が起こっている。
人と話す時、そこにいない人の話をするとき、そこにいない人を思う時、いったん考える。
本当に、私が想像しているような人か?それはバイアスかかっていないか?と、考える。

ほんの一瞬だけど、思うようにしてる。
すぐ忘れて、
「アイツはアカン」
とか、思ってしまうけど、一瞬バイアスのこと考えることで思考がネガティブの奥底までいくことがないように思う。


微々たる変化かもしれない。

この変化を感じを大切にしなきゃいけないんだと思ってる。