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平塚の住みやすさ

先日、所用があって平塚駅へ行ってきたのだが、非常に住みやすそうな街だなあと感じた.そこで特に平塚駅周辺について、住みやすさという観点で感じたことを書いていきたい.

まず基本情報を見ると、人口約25万人で神奈川県の市では6位、人口密度は9位である。東京・横浜・川崎のベッドタウンというイメージだが、そこそこの規模の街といったところか.

実際の平塚駅は非常に大きく、駅ビルのラスカ平塚は繁盛しているようだった.また、ららぽーと湘南平塚にも行ってきたが、家族づれや若者のデートで賑わっていた.

ここでいいなと感じたのは、人出は多かったのだが、決して多すぎないということだ.ラスカの丸亀製麺は少し並べば注文できたし、スタバも座れた.行ったのは午後1時くらいだったので、時間帯としては混雑するはずだったのだが、それでも都内の繁華街のように人が多すぎてウンザリ、ということはなかった.

また、ららぽーとも同様で、客はたくさんいるし、施設内で様々なイベントがあって盛り上がっているのだが、ランチしたければ入れる店はすぐ見つかるし、利用しなかったが、フードコートでは座る場所を見つけるのが大変、というショッピングモールにあるあるもなかった.

そして予想外に快適だと感じたのが、道路事情だ.

平塚に行くことを決めた当初は、車で向かう予定であった.しかし渋滞がひどそうだったので、直前に電車で行くことに決めた.平塚駅まで電車で行って、駅の近くでカーシェアを借りて移動したのだが、道は広いし碁盤の目に近いので走りやすい.しかも全然混んでいなかった.湘南といえば渋滞のイメージが非常に強かったので、これはかなり意外であった.

また歩道が広く、歩きやすいのも印象的であった.ドライバーだけではなく歩行者にも配慮したまちづくりになっている.平塚は自動車社会のイメージだったので、これもいい意味で裏切られたという気がした.

以上をまとめると、平塚はよくある「廃れゆくベッドタウン」ではな全くなく、活気に溢れているが、人が多すぎるというわけでもなく、適度な賑わいがあって快適に過ごせそうな街、ということになる.

ただし訪れたのがお盆だったため、たまたま人が少なかったのかもしれない.通常であれば店はもっと混雑しているのかもしれないし、道路もイメージ通り渋滞が激しいのかもしれない、というのは断っておく.

ところで、さらに良いなと感じたポイントとして、都心から行きやすい、という点もある.上野東京ラインを使えば東京駅・上野駅へ一本だし、湘南新宿ラインを使えば新宿・渋谷・池袋へも一本で、1時間程度で行ける.本数が少ないのが残念ではあるが、ちゃんと乗りさえすれば、座っているうちに都心に出れるというのはありがたい.電車がさほど苦にならない人にとっては、平塚は選択肢に入るのではないか.

平塚の良くないと感じた点についても書きたいのだが、これといって思いつかない.まあ一度行っただけでは気が付かない点も多いだろう.また行けば気がつくこともあるかもしれない.

今回はベルマーレのレモンガススタジアムには行ったのだが、平塚八幡宮には行けなかったし、他にもみてみたい所もある.少なくとも平塚駅の周辺は、また行ってみたくなる場所であった.


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