植物の生長(1)基礎知識

植物の生長パターンは大きく分けて2つ。
1つ目が自らの体を成長させる「栄養成長」と呼ばれるもの。
これは、植物体である、葉や茎、そして根など、植物自身が成長していくことを指す言葉である。つまり、植物は種子の状態から芽が出て(この時、根も出ている)茎が伸びて、さらに葉をつけていく。この一連の成長過程のことを「栄養成長」という。
これは、植物を育てる上で
1)根を目的として栽培する
2)茎を目的として栽培する
3)葉を目的として栽培する
大きくはこの3つに分けて考えることができる。

2つ目の成長が花や実の成長を指す「生殖成長」と呼ばれるもの。
簡単に言うと次の世代へのバトンを渡すための成長だと思ってもらえればいい。つまり、花が咲いて実がなり、そして種子が成熟して新たな生命を生み出す一連の過程のいう。
これは、植物を育てる上で、
1)花やつぼみを目的として栽培する
2)実(果実)を目的として栽培する
3)種子を目的として栽培する
大きくはこの3つに分けて考えることができる。

植物を育てる上で栽培する目的に合わせて
「栄養成長」と「生殖成長」のバランスをどう取っていくかが大事になってくる。

その具体的なバランスの取り方は次回!

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