「土」の重要性

 植物の成長には、良質な土が必要です。そこで、今回は「土」の持つ力についてお話しします。

【今日のトピックス】
 土の力(植物に与える影響)
 (1)水を与える
 (2)養分を与える
 (3)植物体を支える

(1)水を与える
 「植物を栽培する」と聞くとイメージすることは何ですか?
 イメージすることの一つとして「水やり」を思い描く方は多いのではないでしょうか?
 土の持つ機能の一つに植物が必要とする水を与えるということがあります。また、その土の力を水を保つ力を「保水性」、水を排出する力を「排水性」と現します。
 植物を育てる土の良い状態とは保水性があり、同時に排水性がある土。
 植物に水を与えると土が水をある程度保ってくれるイメージです。

(2)養分を与える
  植物が成長するために必要な栄養素があります。
 代表的なものとしては肥料の三要素と呼ばれる「窒素・リン酸・カリ」言い換えると「N・P・K」です。他にも栄養素としてものはありますが、今日は「保肥力」についての考え方をお伝えします。例えば、窒素肥料を土に与えると土の保肥力の違いで、肥料を多く残しながら植物に与えることができる土もあれば、肥料を与えてすぐに水とともに流れていく土もあるということです。

(3)植物体を支える
 土の持つ大きな、そして当たり前と言えば当たり前の力として「植物を支える」力があります。植物は自らの根と土に伸ばすことで、自らを支えています。

 他にも土の持つ機能はまだまだありますが今回はこれくらいで!

 そうそう、4月の下旬になりました。どんどん植物を植える季節です。
 何か植えてみてもいいですね!



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