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議員さんへの手紙(全文)

5月22日(土)に、愛媛県選出の5名の国会議員の方々(4区の山本公一さんは療養中のために面会見送り)に手紙を郵送しました。              その手紙の全文をを掲載します。ぜひ、ご覧ください!

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《塩崎恭久さん(愛媛1区)》 

                                                                新緑の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。                      初めてお便り差し上げます。私たちは「議員面会プロジェクトin愛媛」の内山洸士郎と小林美晴と申します。                      私、内山洸士郎は、被爆地・長崎で生まれ、高校時代には高校生平和大使として核兵器のない平和な世界の実現のために活動しておりました。現在は愛媛大学に通う1回生です。                      私、小林美晴は、広島県出身で進学とともに愛媛県に参りました。現在は愛媛大学に通う3回生です。                      今回、お手紙を差し上げましたのは、塩崎さんに核政策に関するお考えをぜひ直接お会いしてお聞かせいただけないかというお願いのためです。       この度、愛媛県において、現職の議員の方々に直接核政策についてのお考えを聞くという「議員面会プロジェクトin愛媛」を始めることになりました。このプロジェクトの目的は「市民と議員との対話の橋渡し」です。                      プロジェクトの目的は大きく分けて2つあります。           まず1つ目は、議員と市民との間にある距離感を埋めることです。私自身、これまで私たちの代表である国会議員が核兵器問題に対して「どのように考えているのか、その表面的な意見を聞くことはあっても、その裏にある思いや考えはあまりわからなかったように感じています。そのため、このプロジェクトを通して塩崎さんの思いを直接伺い、それを市民に見えやすい形にすることで、議員と市民との距離感をさらに埋めていきたいと思います。               また2つ目は、被爆地ではない地域でも核兵器の問題に取り組んでいるというメッセージの発信です。核兵器の脅威が高まっている今、核兵器を取り巻く安全保障の問題は広島や長崎といった被爆地のみでなく、日本全体で議論していくべきものです。その上で、このプロジェクトを愛媛県で行うことは被爆地でない地域が核兵器問題について考えているというメッセージを発信することになり、そのことが結果的に日本全体での議論の活発化につながると考えています。                          今年1月22日に核兵器禁止条約が発効しました。しかし、それから4か月が経とうとしている今でも、同条約への参加に否定的な日本政府の姿勢は頑なです。この厳しい状況を変えるべく、塩崎さんと対話させていただき、核政策に対するお考えをお聞かせいただきたいと考えている次第です。そして、塩崎さんが掲げておられる「再び、強い日本へ。」の政策について教えていただきたいです。                            この手紙が到着した頃、愛媛県の事務所にメンバーが個別にお電話を差し上げます。具体的な面会の日程としましては、お電話にてお伺いできればと考えております。                             なお、お手紙をお出ししたこと、お返事があったかどうか、そしてお会いできた場合、お話しいただいた内容などは、ウェブサイト、SNS等にて掲載させていただきます。                       私たちの思いにお答えいただき、塩崎さんと良い対話の機会を持つことができればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。             時節柄、くれぐれもお体ご自愛ください。

《村上誠一郎さん(愛媛2区)》 

                                   新緑の候、ご多忙の所恐れ入ります。                 初めてお便り差し上げます。私たちは「議員面会プロジェクトin愛媛」の内山洸士郎と小林美晴と申します。                     私、内山洸士郎は、被爆地・長崎で生まれ、高校時代には高校生平和大使として核兵器のない平和な世界の実現のために活動しておりました。現在は愛媛大学に通う1回生です。                              私、小林美晴は広島に生まれ、祖父母が入市被爆をしているため、私自身は被爆3世です。内山と同じく高校時代は、高校生平和大使をしておりました。現在は愛媛大学に通う3回生です。                                              今回、お手紙を差し上げましたのは、村上さんに核政策に関するお考えをぜひ直接お会いしてお聞かせいただけないかというお願いのためです。       この度、愛媛県において、現職の議員の方々に直接核政策についてのお考えを聞くという「議員面会プロジェクトin愛媛」を始めることになりました。このプロジェクトの目的は「市民と議員との対話の橋渡し」です。                      プロジェクトの目的は大きく分けて2つあります。           まず1つ目は、議員と市民との間にある距離感を埋めることです。私自身、これまで私たちの代表である国会議員が核兵器問題に対してどのような考えをお持ちなのか、その表面的な意見を聞くことがあっても、その裏にある思いや考えはあまりわからなかったように感じています。そのため、このプロジェクトを通して村上さんの思いを直接伺い、それを市民に見えやすい形にすることで、議員と市民との距離感をさらに埋めていきたいと考えています。                                また2つ目は、被爆地ではない地域でも核兵器の問題に取り組んでいるというメッセージの発信です。核兵器の脅威が高まっている今、核兵器を取り巻く安全保障の問題は広島や長崎といった被爆地のみでなく、日本全体で議論していくべきものです。その上で、このプロジェクトを愛媛県で行うことは被爆地でない地域が核兵器問題について考えているというメッセージを発信することになり、そのことが結果的に日本全体での議論の活発化につながると考えています。                                                                今年1月22日に核兵器禁止条約が発効しました。しかし、それから4か月が経とうとしている今でも、同条約への参加に否定的な日本政府の姿勢は頑なです。この厳しい状況を変えるために、村上さんと対話させていただき、核政策に対するお考えをお聞かせいただきたいと考えている次第です。            2014年7月25日付の毎日新聞の記事で、村上さんは「あの地獄のような戦争が繰り返されない保証なんてどこにもない。」と戦争への危惧を語っていらっしゃいました。そのお考えは、私たちの信念と一致するものがあると考えています。                             この手紙が到着した頃、愛媛県の事務所にメンバーが個別にお電話を差し上げます。具体的な面会の日程としましては、お電話にてお伺いできればと考えております。                             なお、お手紙をお出ししたこと、お返事があったかどうか、そしhてお会いできた場合、お話しいただいた内容などは、ウェブサイト、SNS等にて掲載させていただきます。                       私たちの思いにお答えいただき、村上さんと良い対話の機会を持つことができればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。             時節柄、くれぐれもお体ご自愛ください。                           

《白石洋一さん(愛媛3区)》

                                  新緑の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。                      初めてお便り差し上げます。私たちは「議員面会プロジェクトin愛媛」の内山洸士郎と小林美晴と申します。                      私、内山洸士郎は、被爆地・長崎で生まれ、高校時代には高校生平和大使として核兵器のない平和な世界の実現のために活動しておりました。現在は愛媛大学に通う1回生です。                       私、小林美晴は広島に生まれ、祖父母が入市被爆をしている被爆3世です。内山と同じく高校時代は、高校生平和大使をしておりました。現在は愛媛大学に通う3回生です。                        今回、お手紙を差し上げましたのは、白石さんに核政策に関するお考えを、直接お会いしてお聞かせいただけないかというお願いのためです。        この度、愛媛県において、現職の議員の方々に直接核政策についてのお考えを聞くという「議員面会プロジェクトin愛媛」を始めることになりました。このプロジェクトの目的は「市民と議員との対話の橋渡し」です。                      プロジェクトの目的は大きく分けて2つあります。           まず1つ目は、議員と市民との間にある距離感を埋めることです。私自身、これまで私たちの代表である国会議員が核兵器問題に対してどのように考えられているのか、その表面的な意見を聞くことがあっても、その裏にある思いや考えはあまりわからなかったように感じています。そのため、このプロジェクトを通して白石さんの思いを直接伺い、それを市民に見えやすい形にすることで、議員と市民との距離感をさらに埋めていきたいと考えています。                                また2つ目は、被爆地ではない地域でも核兵器の問題に取り組んでいるというメッセージの発信です。核兵器の脅威が高まっている今、核兵器を取り巻く安全保障の問題は広島や長崎といった被爆地のみでなく、日本全体で議論していくべきものです。その上で、このプロジェクトを愛媛県で行うことは被爆地でない地域が核兵器問題について考えているというメッセージを発信することになり、そのことが結果的に日本全体での議論の活発化につながると考えています。                          今年1月22日に核兵器禁止条約が発効しました。しかし、それから4か月が経とうとしている今でも、同条約への参加に否定的な日本政府の姿勢は頑なです。                                 白石さんにおかれましては、以前から賛同いただいており、心から感謝申し上げます。「議員ウォッチ」という団体のサイトにも「少数のグループが大変なことをしてしまえる時代に入りました。核兵器が悪意ある人たちの手に渡らないように、世界で取り組まなければなりません。」とコメントを寄せておられ、私たちも今後一層核へ行くの廃絶に向けての活動に精進しなければならないと、気の引き締まる思いです。しかし、日本の現状を変えるためにも、ここで白石さんと直接対話させていただき、核政策に対するお考えをお聞かせいただきたいと考えているのです。               現在、愛媛県選出の国会議員の中で賛同の意思表示をされておられるのは、白石さんを含めて2名にとどまっております。唯一の戦争被爆国である日本の国会議員の方々が、この問題に背を向けていることに戸惑いを感じます。この手紙が到着した頃、愛媛県の事務所にメンバーが個別にお電話を差し上げます。具体的な面会の日程としましては、お電話にてお伺いできればと考えております。                             なお、お手紙をお出ししたこと、お返事があったかどうか、そしhてお会いできた場合、お話しいただいた内容などは、ウェブサイト、SNS等にて掲載させていただきます。                       私たちの思いにお答えいただき、白石さんと良い対話の時間を持つことができればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。             時節柄、くれぐれもお体ご自愛ください。  

《永江孝子さん(参議院)》

                                  新緑の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。                      私たちは「議員面会プロジェクトin愛媛」の小林美晴と内山洸士郎と申します。                                      私、小林美晴は広島県出身で現在愛媛大学に通う3回生です。                    私、内山洸士郎は、被爆地・長崎で生まれ、高校時代には高校生平和大使として核兵器のない平和な世界の実現のために活動しておりました。現在は愛媛大学に通う1回生です。                                永江さんには昨年の11月にヒバクシャ国際署名への賛同についてご連絡させていただきました。その節は迅速かつ丁寧にご返答いただき、ありがとうございました。                                      さて、今回お手紙を差し上げましたのは、この度、愛媛で始めることとなった「議員面会プロジェクトin愛媛」というプロジェクトを通じて永江さんと直接お会いして賛同へのお考えや思いを詳しくお聞かせいただけないかというお願いのためです。                               このプロジェクトの目的は大きく分けて2つあります。                         まず1つ目は、核兵器問題における議員と市民との間にある距離感を埋めることです。私、小林はこれまで直接永江さんにお会いしてお話しする機会が何度かあったため、永江さんとの距離感はあまり感じておりません。                      しかし、一般的にこれまで私達の代表である国会議員が核兵器問題についてどのように考えているのか、その表面的な意見を聞くことがあっても、その裏にある思いや考えはあまりわからなかったように感じています。そのため、このプロジェクトを通して永江さんの思いを直接伺い、それを市民に見えやすい形にすることで、これまで以上に議員と市民との間にある距離感を埋めることにつながると考えています。                また2つ目は、被爆地ではない地域でも核兵器の問題に取り組んでいるというメッセージの発信です。核兵器の脅威が高まっている今、核兵器を取り巻く安全保障の問題は広島や長崎といった被爆地のみでなく、日本全体で議論していくべきものです。そういった意味でこのプロジェクトを愛媛県で行うことは「被爆地でない地域が核兵器問題について考えている」というメッセージを発信することになり、最終的に日本全体での議論の活性化につながると考えています。                            実際、今年の1月22日に核兵器禁止条約が発効され、国内では昨年の11月の世論調査(毎日新聞調べ)で国民の約7割が「日本は核兵器禁止条約に参加すべきだ」と答えているなど国内外で核兵器廃絶への機運が高まっています。それにも関わらず、日本政府は未だに核兵器廃絶に対する後ろ向きな姿勢を変えようとしていません。また議員ウォッチという団体が行っている調査の結果、現在核兵器禁止条約に賛同している国会議員は全体のわずか28%です。多くが「未回答」と意思を表しておられません。                今回、このプロジェクトを通じて核兵器禁止条約に賛同されている永江さんと対話させていただき、核政策に対するお考えをより深くお聞かせいただくことでこの現状を変える大きなメッセージを打ち出すことになると考えております。                              この手紙が到着した頃、愛媛県の事務所にメンバーが個別にお電話を差し上げます。具体的な面会の日程としましては、お電話にてお伺いできればと考えております。                             なお、お手紙をお出ししたこと、お返事があったかどうか、そしhてお会いできた場合、お話しいただいた内容などは、ウェブサイト、SNS等にて掲載させていただきます。                       私たちの思いにお答えいただき、永江さんと良い対話の時間を持つことができればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。             時節柄、くれぐれもお体ご自愛ください。 

《山本順三さん(参議院)》                         

新緑の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。                      私たちは「議員面会プロジェクトin愛媛」の小林美晴と内山洸士郎と申します。                                             私、小林美晴は広島県出身で進学と同時に愛媛県に参りました。現在、愛媛大学法文学部で学ぶ3回生です。                         私、内山洸士郎は被爆地・長崎で生まれ、高校時代には高校生平和大使として活動しておりました。現在は愛媛大学に通う1回生です。           この度、愛媛県において、現職の議員の方々に直接核政策についてのお考えを聞くという「議員面会プロジェクトin愛媛」を始めることになりました。    そして、今回お手紙を差し上げましたのは、この度、愛媛で始める子っとなった「議員面会プロジェクトin愛媛」というプロジェクトを通じて山本さんの安全保障、特に核政策に関するお考えを直接お会いしてお聞かせいただけないかというお願いのためです。                   このプロジェクトの目的は大きく分けて2つあります。                         まず1つ目は、核兵器問題における議員と市民との間にある距離感を埋めることです。私達自身、これまで国会議員の方々が核兵器問題に対してどのように考えられているのか、その表面的な意見を聞くことがあっても、その裏にある思いや考えはあまりわからなかったように感じています。そのため、このプロジェクトを通して山本さんの思いを直接伺い、それを市民に見えやすい形にしていきたいと思っています。そうすることで、議員と市民との距離感を埋めていきたいと考えています。                    2つ目は、被爆地ではない地域でも核兵器の問題に取り組んでいるというメッセージの発信です。核兵器の脅威が高まっている今、核兵器を取り巻く安全保障の問題は広島や長崎といった被爆地のみでなく、日本全体で議論していくべきものです。そういった意味でこのプロジェクトを愛媛県で行うことは「被爆地でない地域が核兵器問題について考えている」というメッセージを発信することになり、最終的に日本全体での議論の活発化につながると考えています。                                            新型コロナウィルスが蔓延し、日々の生活が脅かされている市民の方々もいらっしゃる中で今この核兵器の問題にを取り上げることに抵抗がありました。                                  しかし、東アジアの安全保障、また核兵器問題はコロナウィルスと同様に私たちの生活に大きな影響を及ぼすものであり、議論が急がれる問題だと感じています。                                こうした点からも是非このプロジェクトを通して山本さんと直接対話させていただき、核政策に対するお考えや思いをお聞きしたいと思っております。この手紙が到着した頃、愛媛県の事務所にメンバーが個別にお電話を差し上げます。具体的な面会の日程としましては、お電話にてお伺いできればと考えております。                             なお、お手紙をお出ししたこと、お返事があったかどうか、そしhてお会いできた場合、お話しいただいた内容などは、ウェブサイト、SNS等にて掲載させていただきます。                       私たちの思いにお答えいただき、山本さんと良い対話の時間を持つことができればと思います。どうぞよろしくお願いいたします。             時節柄、くれぐれもお体ご自愛ください。                                                                                                                                          




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