血統×血統クロストークvol.6①
今週は上半期総決算グランプリでお馴染みの宝塚記念。オークスとダービーでトークした血統のフランクさんが再び手を挙げて下さったので、今回もそんな宝塚記念を展望から振り返りまでを何回かに分けてトークしていきたいと思います。
以前フランクさんとトークしたオークスとダービーは↓でマガジンとしてまとめたところから辿れば見ることが出来ます。『血統×血統クロストークvol②』が全てそれになってますので是非！
血統の二人が宝塚記念をどういうプロセスで考えているのか！？まず初回では軽めに(短めに)メンク得意の？セット馬券の話からアノ馬のことをトークしていきました。では、いってみよう～。
メンク 「前回フランクさんとトークした時はオークス&ダービーで3歳クラシック。今回は古馬グランプリ。そこそこメンバー揃いましたね」
フランク 「はい、大阪杯組と天皇賞組が中心ですが、パンサラッサやステイフーリッシュなど海外で結果を残してきた馬も参戦となるということで久々にワクワクする宝塚記念ですね！」
メンク 「血統的にも、ドゥラメンテ.エピファネイア.キズナ.オルフェーヴル.ロードカナロア.ディープインパクト.ステイゴールド.ハーツクライ。偏りなく上位種牡馬が出てきた印象もありますし、これは我々燃えてきますね！」
フランク 「やりがいがあるレースなのでメンクさんの見解が聞けるのは、私はかなり恵まれてますね😄早速なんですが、聞きたいことがあります！
これとこれの組み合わせは狙いたいという馬はいますか？？」
メンク 「いやいや、今回の自分の見解はちょっとどうしようもないかもしれませんw。組み合わせというのは種牡馬的にってことですか？」
フランク 「そうです！エピファネイアとキズナのコンビとか！」
メンク 「エピファネイアとキズナ！きましたね～(^^)。自分がこれをしつこく言ってるのを知ってて振りましたかさては笑」
フランク 「そうですね、エリ女の時か何かでメンクさんが記事で書いてたのを見てずっと気にはしてたんですよね！」
メンク 「☝これですね(元競馬ブロガーで昨年まで書いてたブログからの記事)。まさしくこの時エリ女はキズナワンツーに3着エピファ。この後も有馬がエピファーキズナ、京都新聞杯もキズナーエピファ。凄く近いエロ～い関係を築いてるんですよね。上のレベルで求められる質が似たところでセットで非常によく馬券になってるんです←詳しくはクリックして是非ご一読を」
フランク 「そういう意味では今回有力馬にエピファネイア産駒がいますが、どうお考えでしょう？」
メンク 「そうですねえ…☝で挙げたのはエリ女.有馬.京都新聞杯これら全て非根幹距離の2200m以上。宝塚記念は2200mなんでここでエピファネイアとキズナの両立というのはあり得るでしょうね。ただ今回自分はそこの両立は求めないというベクトルでいこうかと。それはエピファネイア2頭よりもキズナのほうにかなり疑問を抱いてるので」
フランク 「今回のキズナ産駒はディープボンドになるわけですが、なぜでしょうか？」
メンク 「ディープボンドの血統そしてキズナ産駒から単体だけ見れば2200mは適性高いほうだとは思ってます。ディープボンド自身京都新聞杯勝ち馬ですし、キズナの2200m重賞はエリ女ワンツーに今年も京都新聞杯で勝ち馬を出しヤシャマルも中京2200m日経新春杯で3着に穴を開けてますから。でもどうしても気になるのは過程＝臨戦ですね」
メンク 「キズナ産駒は基本重賞では頑張った後よりは凡走後を狙いたいという自身の考えの元、ディープボンドは前走天皇賞春2着。これをどう捉えるか？それは人それぞれになるんでしょうが、自分は頑張ったほうになるのかなあと。その前である阪神大賞典1着も頑張った感があってその後だったので情状酌量の余地はあるでしょう。でもタイトルホルダーを意識しての追い掛ける競馬になりましたからね。そこからのここは一気の距離短縮。血統単体での適性は高くてもこの馬3000m以上でも追走能力にやや疑問！？つまり脚があまり早くないところを見せてるだけに、近2走込みで果たして反応出来るのかが気になるんですよ」
フランク 「阪神の内回りでコーナー4つを周ることになるとスピードをうまく出せないということですね！たしかにそこは弱点かもしれませんね…」
メンク 「そうです！菊花賞→中山金杯も一気距離短縮コーナー4つでさっぱりだったじゃないですか。人気馬では最も買い難いというジャッジですわ」
フランク 「エピファネイア産駒を狙うなら必然的にディープボンドも合わせて買うかと思いきや、そこはそうではないと。聞いておいてよかったです！」
メンク 「まあこれに関してはキズナかエピファに◎を打つなら自動的に買うという感じですけどね」
続く……coming soon