中山記念へ向けて~ミニミニ血統展望


今年は木曜までは登録馬(出馬表)は見ずに先週の振り返りをやれる時にはやっていくというスタイルで競馬を。しかし今朝は祝日で休みでランニング前に中山記念の登録馬を見てしまったw。

そこで気付いたのが半分以上がサンデー系種牡馬やん!ということ。で、これは!ということでミニミニ血統展望を。



この表は22年以降1800m以上古馬中山重賞の1-3着馬の父が分かるもの。

一目瞭然として目に入ってくるのが、キングマンボとステゴとモーリス&スクリーンヒーローでほぼ1-3着馬が占められている。(ここに2.3歳限定戦を入れなかったのは近年特に世代毎に血統変化が見られるから。世代は世代=若駒で区切るというのが、ただ単に一緒くたに見るだけではなく重要さを現状では特に感じさせるので)。中山中~長距離重賞は上がりが掛かり体力.パワーが問われるというのが基本的な特徴。スーパーサイヤーとなったディープ産駒も出始めは中山重賞では結構苦戦していた。

ディープ産駒の中山重賞年度別成績

ディープ産駒は上がりが掛かり体力.パワーが問われるとは逆で、速い脚に速い上がりな質でこそという馬が多いタイプ。だから中山とは合わない面もあったろうが、層.育成.能力等でどんどん走れるようになったという考え。それでも合わないベクトルではあると思うが…


しかし上での結果を見せ付けられると、さすがにディープ産駒の質の低下=衰退と共に如実に表れてきた結果と言ってもいいだろう。で、この条件で浮上してきたのがディープの父であるサンデーサイレンスの血を直に継ぐ馬たちではなく、キングマンボとロベルト系であるモーリス&スクリーンヒーロー。加えてサンデーの中でも体力.パワーに長けたステゴ系というのは今の種牡馬の流れからしても納得させられる。


過去○○年のそのレースにおける血統傾向は今は参考にほぼしないが、例えば阪神1400m重賞はLe Fabuleux.RibotのSt. SimonプラスIn Reality、阪神1600m重賞はトニービン←それに伴って長い直線重賞は追い掛けてこそのトニービン、短い直線重賞は届かないトニービン、そこの条件で自分なりに血統ポイントを見つけていくことは予想する上では大切にしていきたいもの。



これを踏まえて中山記念の注目馬を


ラーグルフ

ソーヴァリアント

スタニングローズ