血統×血統クロストークvol.6②


メンク×血統のフランクさんの血統×血統クロストークの宝塚記念第2弾です。


↑第1弾ではフランクさんから振られてのメンク独特の○○産駒と○○産駒の並び立ち。それが今回はあるのか?ないのか?から始まりました。


そして第2弾となる今回、第1弾の流れからスタートしメンクの気になる馬の発表へと進むんですが……事態がまさか??の展開に!!血統で予想する人は宝塚皆同じ方向性なのか!?それでは、いってみよう~。




メンク 「エピファネイアとキズナを聞いてきたってことはフランクさんはエピファネイア狙い??」


フランク 「まだまだ迷っているのですが、デアリングタクトとエフフォーリアは速い上がりが使えれば上位評価にしたいとは思ったのですが…ただエフフォーリアはトビが大きいので内回りが難しいのかもというところ、デアリングタクトもシーザリオやダンチヒが効いてて主流なタイプなのかもと思い始めてきてる感じです


デアリングタクト血統表(TARGETより)


メンク 「主流と言えばデアリングタクトは3冠牝馬で同じ3冠牝馬であるジェンティルドンナもこのレースは勝てなかった。つまり非主流の部類ではあるレースと思えるだけに、シーザリオとダンチヒが効いてると感じてからの主流ならここは少しズレるかもですね」



メンク 「☝オークス時のフランクさんとのクロストークでエピファネイアは巻き返し能力低めということをお話ししたんですが、そういう意味からすればこの2頭のジャッジは頭を悩ませそうで…特にエフフォーリアですよね」


エピファネイア産駒芝重賞前走着順別成績(21年以降)



フランク 「エフフォーリアについては前走の敗因がはっきりしていないものの能力なら現役最上位と見ています。有馬記念を勝ってるだけに非主流もこなせてしまいそうなのですが、阪神内回りは合わないことは確かなので積極的には買いづらいですが、この人気なら買ってもいいかなと思う一頭ですね」


メンク 「フランクさんはエフフォーリアは割と買い方向なんですね。自分は特にこの宝塚記念というのは時期的なものもあって、欧州的な血統体力とは別に『気力』がかなりポイントかなと思ってます。そこさえ充実してれば昨年2着ユニコーンライオンみたいなことが起きるってね。そこで従順エピファネイア=エフフォーリアが前走からそれが伴うのか?エピファの巻き返し例がこれまでほぼない中で、この人気ではリスク大かなあとは自分は感じてますね。まだデアリングタクトのほうがとは思いますが…」


フランク 「どちらも順風満帆でないところが今回の宝塚記念を混沌としてますよねw」


メンク 「ほんとそうですよ笑。だからこそ面白くなったというのもありますけどね」


フランク 「ではメンクさんの狙い馬を教えてください!」


メンク 「今回の宝塚記念は前回トークした若駒のオークスとダービーよりも、そこに合う馬が適性的に多いと思うんです。そりゃあもう古馬ですから合うところを狙ってきてますからね。血統だと欧州的体力を備えた馬も多いですし。その中からチョイスするなら種牡馬的なタイミングは特に重視したくなるなと。狙ってるのはヒシイグアスです!


フランク 「!!!!!同じく狙っていました!


メンク 「キターーーーーーー!!オークスとダービーは見解分かれましたがここで狙いが被りましたか!これでより自信が出てきました😏先にフランクさんからどうぞ語って下さいよ(^^)」


フランク 「ヒシイグアスは昨年の中山金杯を見て覚醒済みだなと思ってずっと狙ってはいたんですよね。それから人気以上には走ってますがG1では足りないのかもと思い始めてたところにレーン騎手ですね。同じハーツクライ産駒のサリオスの例が近々にありますので、、これは狙いたいですねー」


メンク 「中山金杯→中山記念の連勝はまさにその覚醒を思わせるほどでしたね。めっちゃ強かったという認識です。秋天5着.大阪杯4着と来てからのハーツクライ特注の外人(レーン)替わり!外人替わりは基本日本人がだらしないのもあってハマることが多いですがハーツに限っては特にそれが顕著だなと。それはハーツが内包してる母父であるトニービンの血が大きいのか、古くはトニービン産駒のジャングルポケットをジャパンC乗り替わりで勝たせたペリエから始まったような。欧州的持続脚を腕っぷし+闘争心を与えMAX引き出してくれる。レーンの種牡馬別成績を見てもまさにその通りなんですわ」


ハーツクライ産駒騎手乗替全重賞成績(芝.10年9月~)
ハーツクライ産駒騎手乗替全G1成績(芝.10年9月~)
全産駒騎手乗替全重賞成績(芝.10年9月~)


注)
無し→無し 継続騎乗
無し→06 日本人→外人への乗り替わり
06→06 外人→外人への乗り替わり
06→無し 外人→日本人への乗り替わり


メンク 「全体とハーツクライを比べた時の外人への乗り替わりだと数字がグッと良くなるのがこれで分かりますね」


レーン騎手芝重賞種牡馬別成績


メンク 「で、これがレーン騎手の芝重賞種牡馬別成績です。ハーツはサリオス.リスグラシュー、ルーラーはメールドグラースのみですが、共にトニービン内包種牡馬で結果を出してますね。ハービンジャー.ドリームジャーニー.ステイゴールドで勝ってるようにトニービン込みで体力・持続型の馬を動かすことに長けてるのが窺えます。それはディープ産駒不振が余計にそれを裏付けてくれますね


メンク 「ちょい足らずからのここ。前走から気力は勿論充実してるであろうし、2走前香港もこのパターンであるし、サリオスもそうです!今回レーン来日後サリオスとヒシイグアスに乗るのを知った時もうこの2頭はワンセットでどっちか来たらいいわ!ということで◎は早々に決めてました。サリオス来ちゃいましたけどね」


フランク 「正直前走の大阪杯は急遽の参戦だったので期待していなかったのですが4着ですからね。そう思うとやっぱり香港に行ってから力はもうG1級と言ってもいいかもしれませんね!メンクさんの◎ということで僕も自信がつきました!確か同じハーツクライ産駒のリスグラシューも覚醒後にレーン騎手で勝ち切ってますから適性も問題なしと言えますよね


メンク 「そう!そう!大阪杯あれであわやでしたからね。香港と宝塚の親和性、ワーザーも2着しましたしそれこそリスグラシューも香港2着から翌年レーンで宝塚制覇。母方がストームキャットにアルゼンチン牝系でややスピード寄りな感がありますが…そんなのハーツの外人替わりで打ち消しますよ!穴馬はポジティブなものを重視です!!でも馬場はあまり重くなって欲しくはないですかね


ヒシイグアス血統表(TARGETより)


フランク 「血統としてはハーツクライのスピードを刺激した柔と剛を併せ持つ本格派なのでたまらないですね😍」


フランク 「これを見て、ヒシイグアス買わない人いるのかって感じですよ笑」


メンク 「居ます、居ます、ちゃんちゃらおかしいぜ~と言わんばかりに買わへんわってね笑」



続く……coming soon