フェブラリーステークス’24考察~含水率と血統のリンク
23年 7.4/7.6 稍重→良
22年 9.2/9.5 不良→重 レース時雨
21年 5.3/4.6 良 前日からずっと良
20年 2.6/2.6 良 前日からずっと良
19年 2.4/1.9 良 前日からずっと良
こちらは含水率が発表されるようになってからの過去5年の含水率と馬場状態。唯一無二のダートG1ということもありこれを入り口として捉えてみたい。
土曜日 2.1/2.0 良
そして前日となる土曜朝一の含水率と馬場状態。かなりパサパサな馬場。当日散水するか分からないが、まずは20年と19年に近い状況にあるのかなという意識で。
<22年>
1着 父American Pharoah 米国産馬
2着 父サウスヴィグラス 母方米国配合
3着 父クロフネ
道悪.水分多かった一昨年は米国的種牡馬上位独占で前々スピード決着。1.2着馬は全体の血統構成がかなり米国色が濃かった。
<20年>
1着 父フランケル
2着 母方サクラローレル×Be My Guest
1着は1番人気モズアスコットもその父はサドラーズウェルズ系で欧州型。2着は最低人気ケイティブレイブで母父はRainbow Questの系統ならBe My Guest込みで欧州配合の母方。
<19年>
3着 父キングカメハメハ 母母父ドクターデヴィアス
1.2着は1.2番人気決着。3着が8番人気ユラノトで父は万能型ながら母方が欧州志向のキンカメ、加えて母母父が欧州型。
分かりやすく比較するという意味で馬場が極端だった3年を取り上げてみたが、湿ると米国・パサパサだと欧州の血が活躍傾向にあるという結果になっている。ダート戦となると米国血統を携えるというのはほぼどの馬も当たり前の中、逆に極端なパサパサとなるとパワー.体力という観点からダート戦であっても欧州血統がこの舞台では活きやすくなるというのが推測可能。
それでは出走馬から何頭かチョイスして簡単に見ていくことにする。
⑤オメガギネス
ロゴタイプ×ハービンジャーは出走馬No.1の欧州が前に出た配合。
⑭ウィルソンテソーロ
Uncle Mo×フレンチデピュティの母方は米国配合。
④ドゥラエレーデ
どっちにも寄らずバランス配合。
⑪キングズソード
キングヘイロー×デインヒル×ラシアンルーブルの母方は欧州配合で在来の血の上に重ねられている。
①イグナイター
ウォーニング×ジェネシスの母方は欧州配合でその奥も欧州志向。
⑧セキフウ
キングマンボ×サドラーズウェルズの母方は欧州志向。
加点要素という意味では欧州の血を持つ馬ということになってくる。これ以外だとガイアフォース.レッドルゼルはバランス寄りな印象。ある程度絞って買えそうな気もするが果たして!?←尚、最終ジャッジはXで。