天皇賞春’24考察
過去○○年のレース血統傾向はほぼ重視しない中で、今年の春天ではどこをポイントにしようかなと。実は今年に入ってからの芝重賞でとりわけ活躍が目立ってる血というのがあり
マイラーズC 稍重
3着 二ホンピロキーフ
京都記念 クッション値8.7
1着 プラダリア
日経新春杯 クッション値9.4
1着 ブローザホーン
シンザン記念 クッション値9.3
2着 エコロブルーム
京都金杯 クッション値9.4
1着 コレペティトール
これら24年京都重賞で好走してるのが母方フォーティナイナー保持馬。そんな血を持つ馬なんてようけ居てるんちゃうの??いやいや京都金杯~マイラーズCまでで10頭しか保持馬が居ない中で5頭好走はつまり半分が馬券になっておりなかなか凄いこと(6.8人気の人気薄も含む)。年明けからの京都は馬場が悪く荒れていた印象。フォーティナイナーという血は米国血で一言で言えばパワー!この結果から馬場と深い密接という考え方は可能
ちなみに昨年秋でも稍重だったデイリー杯2歳Sで逃げた9人気メイショウサチダケがタイム差なしの5着。クッション値10.0と硬めだったファンタジーSで差してきたセントメモリーズが首差届かず4着。この2頭も母方フォーティナイナー保持馬であったので今から考えるとこの結果は伏線だったのかもしれない
つまり今年の天皇賞春出走馬で母方フォーティナイナー保持馬が居るのならば、土曜に雨予報が出てるだけに尚更もう母方フォーティナイナー保持馬でええんとちゃうのと。↑で挙げた好走馬たちと近い馬場になればすんなりと評価したくなるし、そこよりも離れた馬場になれば評価は下げ目でいいんじゃなかろうかと。とにかくクッション値と馬場は大いに気にしたいところ
ブローザホーン
テーオーロイヤル
この2頭が天皇賞春出走馬で母方フォーティナイナー保持馬
ブローザホーンは馬場状態やコース等あるにせよ福島1勝クラス以降は全てレース上がり3Fが35秒台。母母父フォーティナイナーそして母父デュランダルはチュウワウィザード.トーセンスーリヤ.ベレヌスが代表馬。どうしても父エピファネイアというよりはデュランダル×フォーティナイナーの母方からパワーの供給が高そう。評価するなら道悪または勝った日経新春杯のクッション値9.4以下の局面にしておきたいが
テーオーロイヤルは4代母方にフォーティナイナー。ブローザホーンよりは好走レンジは広いというジャッジ。ただ9.3-9.4のクッション値とかけ離れた硬い数値になってくると他馬のほうにアドバンテージが出て来るのかなと
ワープスピード(父)
マテンロウレオ(母父)
スカーフェイス(母方)
チャックネイト(母方)
ハピ(母方)
そしてフォーティナイナー=パワーという捉え方ならこれらも同じような括りにしたい血統馬。しかしこれらはブローザホーン.テーオーロイヤルの下位互換イメージ。馬場で母方フォーティナイナー保持馬2頭を評価するならばわざわざここには手を出さなくてもいいかなと
もし硬いクッション値の良馬場でとなるとブローザホーン.テーオーロイヤルの母方フォーティナイナー保持馬よりは違った馬に加点が見込めそう
ドゥラメンテというよりもそのドゥラメンテが内包してるトニービンというよりも母方のプリンスリーギフトが菊花賞では大きく効いた感あるドゥレッツア、ディープ×欧州配合で京都坂上り下りはピッタリ感あるサリエラ、プリュムドール・シルヴァーソニック・サヴォーナあたりはそういった馬場になると加点要素がありそう。ってドゥレッツア以外は結局父サンデー系やん←実は14年以降(京都施行)天皇賞春1-3着は父サンデー系独占中。万能さと長距離であってもSSからの斬れとスピードという血の威力をまざまざと…いやいやそれ過去○○年のレース血統傾向やないかーい笑