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M-dictionary

血統(主に種牡馬)まとめのようなもの。note.Twitterにおいての自身の発言を基に随時追加&修正&更新。重賞や芝中心になっていくかも。

【ア】


アメリカンペイトリオット


リニューアルした京都開幕週で2連対。いずれも人気馬の未勝利戦だったので適性<能力の可能性あるが、共に距離短縮で速い時計に対応してきた。現状ダートもこなすが芝だと体力やパワーというのはそこまで感じられない。それは小倉1800mが好成績なのと、勝ち切ってはいないが小倉1200mも好成績なところから。平坦1800m以下での持続的要素と前向きさがある種牡馬なのかなと。それはダンチヒ.In Realityクロス.母方にボールドルーラー固め.といった自身の血統構成から来てるのかもしれない。マイラーズCで距離短縮だったビーアストニッシドが0.3差6着。ここからも京都良馬場での可能性を感じさせるだけにどこかでこのパターンで仕留めてみたい。

ヴィクトワールピサ


’23オーシャンS ディヴィナシオン 15人2着 前走稍重→良
’22ダービー卿CT フォルコメン 12人2着 前走良→良
’21セントライト記念 アサマノイタズラ 9人1着 前走稍重→良
’21アーリントンC レイモンドバローズ 7人3着 前走良→重
’21スプリングS アサマノイタズラ 7人2着 前走良→重

21年以降芝重賞で3着内したのは5度だがその内4度が前走からの馬場状態替わりでのもの。20年も3/6頭がこのパターンであった。重賞以外でも例外ではなく23年も3着内14頭中5頭が該当(4月までで)。他種牡馬と比較してどうか分からないが以前からこれがよく嵌る種牡馬。脚元の変化というのに敏感なのかもしれない。

エピファネイア


’23フローラS 3着(2着.父)
’23ダービー卿CT 2着(1着.母父)
’23クイーンC 3着(1着.父)
’22府中牝馬S 1着(該当馬なし)
’22毎日王冠 2着(1着.父)
’22新潟2歳S 2着(該当馬なし)
’22ラジオNIKKEI賞 3着(×)
’22宝塚記念 3着(2着.父)

22年デアリングタクトの宝塚記念3着以降、重賞で馬券になる時やたらとセットで絡んできてるのがハーツクライの血。以前はキズナ産駒とよくセットで馬券になったもんだが少し変化しつつある傾向。
※上の()←カッコ内がハーツクライの血を持つ馬の最高着順


23年 0-0-0-11(4月まで)
22年 1-4-4-25

前走重賞→L.条件戦という格下げ戦での成績。全く反応出来なくなりつつある。23年は4月まで3着内が1度もなく1-5番人気が8頭も居てのものだけに深刻。相手弱化でも前走で崩れたリズムをここで取り戻せない分、前走着順に従順な重賞での好走へと繋がりにくくある現状。


【カ】


カレンブラックヒル


トーホウテンリュウ 13.6倍 1着
セイウンデイスター 126.3倍 2着
サイタブラウン 29.2倍 3着

4/22土曜に爆発したのがダート。産駒全体では良馬場>湿馬場の傾向がある中でこの3頭いずれもが前走湿馬場からの良馬場替わり。23年激走したトップスティール.ポンサンもこのパターン。過去を辿っても穴をよく出してる特注臨戦。

キタサンブラック


ジャスティンスカイ(秋色S)
スキルヴィング(未勝利)
ソールオリエンス(新馬)
イクイノックス(天皇賞秋.東スポ杯2歳S)
ラヴェル(アルテミスS)

東京.1600m以上.上がり33.4以内.1着でまとめるとこの5頭。ラヴェル以外の牡馬4頭は母方が欧州志向な面もあり。一見重たそうな構成と思える中でこんな脚を使えて勝っている。重さを感じさせないぐらいに東京で脚の速さを見せて勝っているというのが一つ産駒にとって大きな指標になるのかも(これは今後キタサンブラック産駒以外にも当てはまっていくかも)

キングカメハメハ(母父)


【稍重→良】
'23桜花 コナコースト②
'22MCS ソダシ③
'22オークス ー
'22皐月 ジオグリフ①
【稍重】
'22天皇賞春 ー
【良→重】
'22エリ女 ライラック②
【重】
’23皐月賞 ー

22年以降G1湿気ある馬場における威力。7R中4Rで12頭中4頭が好走。総合力と体力がいい塩梅か。ブラストワンピース有馬.アカイトリノムスメ秋華.デアリングタクトもそうであった。


キズナ


開催1日目〜6日目 14/61頭
それ以降開催後半 7/49頭

22年以降キズナ産駒芝重賞3着内率(23年4月まで)。そこで置かれている重賞に適性ありの可能性になるかもだが…体力寄りの中でも使われてない馬場での成績良。踏み固められてないソフト目な馬場が狙い目という見方も出来そう。ダディーズビビッド(阪急杯2着).ステラリア(福島牝馬S1着).ティムール(青葉賞3着).ディープボンド(天皇賞春2着)。今年重賞にて3着内だった4頭は全て開催6日目以内だ。


クロフネ(母父)


ガイアフォース 1’31’5(’23マイラーズC)
ノームコア 1’30’5(’19VM)

中距離使いながら初マイル重賞で高速時計に即対応してくる母父クロフネ。アドマイヤミヤビのクイーンCもステファノスの富士Sも一気距離短縮。かと言ってハヤヤッコ.モズナガレボシのように重さも伝えたりする。馬のタイプを見極めながら(馬場的に)振れ幅が大きい局面で狙い目


ゴールドシップ


ウインキートス
’21目黒記念 1着 上がり32.5
’22目黒記念 3着 上がり34.8(叩き2走目)
’21オールカマー 2着 叩き2走目&距離延長

ユーバーレーベン
’21フローラS 3着 上がり33.2(叩き2走目&距離延長)
’21オークス 1着 上がり34.4(叩き3走目&距離延長)

ウインマイティー
’20オークス 3着 上がり34.1(叩き4走目&距離延長)

プリュムドール
’22ステイヤーズS 2着 叩き2走目&距離延長

ゴールデンハインド
’23フローラS 1着 上がり34.1(叩き3走目&距離延長)

ゴールドシップ牝馬の重賞好走で【東京】【叩き2走目以上】【距離延長】それぞれで好走した馬をピックアップ。字面のイメージより東京で速い脚を繰り出せてる馬が多いのと叩きながら延長でという馬が目立つ。中でも使いつつ&距離延長に関しては何も重賞に限ったことでもなく牡牝問わずという面があるのが産駒の特徴。


’23フローラS、AJCC
’22オールカマー、目黒記念
’21オールカマー、京都新聞杯、フローラS

21年以降7/13レースでゴールドシップ産駒が重賞3着内したら父ロベルト系とセットで馬券に。これ以前だとロべーロべーゴルシで決まった’20オークスも。重賞でのベクトルが一致。


【サ】


サトノダイヤモンド


自身ディープ産駒で初めて菊花賞を勝った馬。ここまで産駒は牡牝共に1400m以下の成績が奮わずパワー.体力寄り。初年度産駒シンリョクカが阪神JF2着したが、キズナ産駒も初年度阪神JF2着(マルターズディオサ)。厳しいペースであったというのが共通で早い時期での体力勝負でアドバンテージがあったか。つまりキズナ産駒に近いイメージを意識していて、キズナ産駒が実績ある重賞やセットで馬券になる可能性。そしてキズナ産駒からスピードを削ったのがサトノダイヤモンドみたいな。

シルバーステート


1-2-2-7-4-15/31
牡馬芝重賞(23年4月まで)

4.5着がおよそ1/3を占める。皐月賞メタルスピード.ショウナンバシット4.5着でこれを再認識。牡馬はジリっぽく決め手と根性に欠けるのを跳ね返すのは道悪でという現状。内包しているシルヴァーホークとニジンスキーからのパワー.体力が道悪で全体的な決め手不足を解消してくれるという感じで良さそうである。でも道悪なら根性ありそうだが…

’23アーリントンC2着 セッション(重)
’23NZT1着 エエヤン(稍重)
’23スプリングS3着 メタルスピード(重)
’23ファルコンS2着 カルロヴェローチェ(重)

今3歳世代重賞での躍動は馬場と密接。若葉Sワンツーも稍重。やはりシルヴァーホークとニジンスキーの影響力か。4歳馬であるが稍重→良だった競馬法100周年記念セイウンハーデスも強かった。


シンボリクリスエス(母父)


’22安田記念 4人1着 ソングライン
’21ジャパンC 3人2着 オーソリティ
’21ヴィクトリアM 10人2着 ランブリングアレー
’21ヴィクトリアM 5人3着 マジックキャッスル
’21NHKマイルC 7人2着 ソングライン

21年以降東京G1では5/10頭が馬券に。’21オークス10人4着タガノパッションも惜しかったし21年は走りまくった。それ以前だとダービー&天皇賞秋勝ち馬レイデオロ。直線での速い脚をサポートするという意味で血統字面以上の凄さを付与している。

ジャイアンツコーズウェイ


メタルスピード ’23スプリングS3着(重)
パルクリチュード ’23フラワーC3着(不良)
シュリ ’22関屋記念2着(稍重)

メタルスピードは母父に、パルクリチュードは父に。シュリは母父。これ以前だと父シャマルダル(ライトオンキュー).父ファーストサムライ(シヴァージ)とジャイアンツコーズウェイを内包すると芝道悪で跳ねる要素が高まるのかもという説。これは重賞に限らずでもある。23年デビューのブリックスアンドモルタルもまずはそこで狙う価値ありか。

Siyouni


クッション値9.7以上 0勝
クッション値9.6以下+湿馬場 13勝
 
芝では軟らかめのクッション値を得意とする傾向。距離が短くなるほど成績上昇。中でも1200mに特化している。


【タ】


タリスマニック


不良ダート1200m 4人1着
不良ダート1800m 7人1着
稍重芝1600m 5人3着
重ダート1800m 3人3着
重ファルコンS 14人3着

5頭好走が集中したのが3/18~3/26の道悪。その好走範囲がバラエティーに富んでおり道悪込みで基本穴種牡馬。字面が目立たないだけに尚更。


タートルボウル


トリオンフが小倉重賞2勝で小倉記念が当時レコード、タイセイビジョンが京王杯2歳Sで東京1400m2歳レコード勝ちに小倉1200m重賞レコード決着を2着2回、ヴェントヴォーチェが中山1200m1分6秒台勝ち、ベレヌスが小倉施行の中京記念勝ち、欧州血統のわりには小倉と1200mでのスピード決着で走るというのが芝上級馬の最たる特徴。これは父の父であるノーザンダンサー×Chop Chop配合のNight Shiftがノーザンテーストと近しい配合で、テスコボーイ~プリンスリーギフトの代表的種牡馬であるサクラバクシンオーの母父であるのがノーザンテースト。バクシンオーも1200mは当然ながら小倉で強かった種牡馬であったのでバクシンオーっぽさからそのNight Shiftの影響が強いのかもしれない。

ディープインパクト


ホウオウラスカーズ 5人3着
ジェンヌ 4人2着
コーリングユー 5人2着

23年4月にリニューアルした京都。その開幕週京都外回り3鞍で3/5頭が3着内。よーいドンでこれまで圧倒的に強かったが産駒達も晩年に差し掛かりそんな馬も減少。ただその分復活した下ってスピードを持続させる京都外は今また抜群にフィットしそうな予感漂う。特に母方が欧州志向や重めの構成馬は要注意であろう。

ディープインパクト(母父)


’23アーリントンC
オオバンブルマイ 3枠6番 直線外
ショーモン 1枠1番 2番手直線内
’22朝日杯FS
ドルチェモア 1枠2番 3番手直線内
’22阪神JF
ドゥアイズ 7枠13番 直線内へ
’22デイリー杯2歳S
ショーモン 1枠1番 2番手直線内寄り
’22阪神牝馬S
アンドヴァラナウト 2枠2番 2番手直線内
’21デイリー杯2歳S
カワキタレブリー 5枠5番 直線内
’21阪神牝馬S
ドナウデルタ 1枠1番 4番手直線内
’20朝日杯FS
ステラヴェローチェ 4枠7番 直線内

阪神1600m重賞でのディープ直仔はこれまで基本外から斬れてズドーンという感じ、しかしこれ母父ディープになると馬券になった馬は逆に内枠馬や内から小脚を使ってというパターン(オオバンブルマイだけが外ズドーン)。これは馬場バイアスの変化とディープの父→母父の出し入れが比例しており、実際22年以降ディープ直仔の阪神1600m重賞は0-0-2-12と奮わなくなった。
 

デピュティミニスター


コーナー4回上がりが掛かりやすい舞台≒タフなところで効果を発揮しやすい


ドゥラメンテ


阪神 1着9回 2着1回 33戦
中山 1着4回 2着3回 32戦
東京 1着2回 2着6回 33戦

(23年5月7日まで)芝重賞から分母が近い阪神.中山.東京における着度数を抜粋。馬質やタイミングはあるにせよ…トニービンという東京で輝く血を内包してるにもかかわらず東京で斬れ負けて勝ち切れない

スターズオンアース クイーンC→桜花賞
リバティアイランド アルテミスS→阪神JF
ドゥラエレーデ 東スポ杯2歳S→ホープフルS
シーズンリッチ 共同通信杯→毎日杯

しかしその東京で斬れ負けた馬が次走坂コースの阪神.中山で勝っている(共同通信杯2着→皐月賞のタッチウッドは残念ながら13着)。代表産駒いや代表ではなく飛び抜けすぎてるかもなタイトルホルダーもトニービン感はあまり感じられない。

Dark Angel


欧州型でありながら強烈な芝1200m特化(特に平坦)。最上級馬がマッドクール。


【ナ】


Night Shift


タートルボウル
ノヴェリスト
Dark Angel

Night Shiftを内包する3大種牡馬。いずれも欧州型でありながらスピード持続力○。ノーザンダンサー×Chop Chop配合は日本競馬の血統基礎とも言っていいノーザンテーストと近しい配合。欧州型から変換されて日本ではこの血の威力が大きいとも言えるかと想像。


【ハ】


ハーツクライ


ハーツコンチェルト 青葉賞2
ドウデュース    ダービー1
スワーヴリチャード ダービー2
ゴーフォザサミット 青葉賞1
ワンアンドオンリー ダービー1
ウインバリアシオン ダービー2.青葉賞1

小回りでもたもたした(届かなかった)仔が東京2400m重賞替わりで伸び伸びと好走は今も昔もでTHEトニービンらしい。もう1頭ぐらい現れるかどうか!?

フレンチデピュティ


コーナー4回上がりが掛かりやすい舞台≒タフなところで効果を発揮しやすい


Blushing Groom


ソールオリエンス 母母父
ファントムシーフ 父
ゾンニッヒ 母母母父
ディアスティマ 母母父
べラジオオペラ 母父の父
ホウオウビスケッツ 父
メタルスピード 母方
エミュー 父
パルクリチュード 5×6×5×5
トーセンローリエ 父
コンクシェル 母方
クイーンオブソウル 父
サトノセシル 5×4
タスティエーラ 父
トップナイフ 4×4
ヒシイグアス 母方
ドーブネ 母方6×5

昨年春もそんなとこあったが、今年も春の中山メイン席巻しすぎなBlushing Groom。欧州血でオールラウンダーな体力型という認識。今後他の時期でも注目。


【マ】


マインドユアビスケッツ


4角4番手以内 9-9-5-21
4角5番手以下 0-2-1-45

(23年4月終了時)芝では圧倒的先行型。UAEダービー.全日本2歳優駿勝ちデルマソトガケを初年度から出したが、Deputy Minister3×4の影響力からか芝の世代戦となるとパワー色の濃さとスピードが前面に。スプリングS2着ホウオウビスケッツ.アーリントンC3着ショーモンの重賞そしてそれ込みで’23年3月以降芝道悪で好走する馬も増加中。道悪=パワー=先行というので繋がってきている。

ミッキーロケット


35.0、34.6、35.6、35.0、36.7、35.5、35.4
これは芝で勝った際の上がり一覧(23年4月まで)だが、これを見ると上がりへの限界とそういう馬場でこそというのを現状は感じずにはいられない。この後母父ディープの牝馬ミッキーゴージャスがそれを覆せる存在になり得るか!?ミッキーロケット自身の血統が欧州色強いだけに尚更。

モーリス


ヒシタイカン ’23青葉賞 3人12着
クファシル ’23シンザン記念 1人7着
ノッキングポイント ’22サウジアラビアRC 1人4着
アルナシーム ’21東スポ杯2歳S 3人6着
タイソウ ’21京成杯 3人6着
カイザーノヴァ ’20函館2歳S 2人5着

新馬勝ち→2.3歳重賞で人気というパターンでの凡走目立つ。(23年4月時点で)初戦から連勝を決めてる馬自体が後に重賞を勝つノースブリッジともう1頭の2頭のみ。ちなみにモーリス自身もこのパターンで凡走している。逆に新馬1着→チューリップ賞3着したペリファーニアはそのまま桜花賞も5番人気3着と好走。ここから基本的には早咲きすることなく使われてじわじわと力を付け大舞台で花咲かすというタイプ。ジェラルディーナ.ピクシーナイト.ジャックドールと3-4歳へと昇っていき軌道に乗って来たらとことん!というのはこれもまさにモーリス自身を彷彿と。古き良きロベルト感を醸し出している。


有馬記念→中山金杯→AJCCと昨年暮れ~今年始めと中山重賞でまとめて走ってたが、チューリップ賞→フィリーズレビュー→毎日杯→大阪杯と今春阪神開催でもまとめて走った。そういうまとめて走るというバイアスが効きやすいのであろうということ。そして重賞では小回り.急坂コースでの圧倒感。そこと今後の京都と東京との出し入れというのも肝になっていきそう。


Medaglia d'Oro


皐月賞3.5着ファントムシーフ.ショウナンバシットの母父、’21アーリントンC3着レイモンドバローズの母父、’12愛知杯1着エーシンメンフィスの父。メダグリアドーロも道悪での能力UPに一役かってるか。記憶に新しいところではメダグリアドーロを父に持つタリスマニックの仔サウザンサニーが’23ファルコン14番人気3着。同じくメダグリアドーロを父に持つヴィットリオドーロの仔オマツリオトコが’22函館2歳S8番人気3着。父の父サドラーズウェルズだが自身米国ダート活躍馬でダマスカス内包。自分の中ではサドラーでも米国っていう分類で例えばMotivatorのサドラーと同じでも派生して分けてるが…結局のところサドラーはサドラーなんだろうか。


【ラ】


リアルスティール


4/15
芝 重 1-1-1-3
ダ 不良 0-0-1-0
3/18~3/26
芝 重.不良 3-2-0-5
ダ 重.不良 1-2-3-2

芝.ダ問わず場所問わずとにかく馬場悪化でその日にまとめて走ってくる。4着ではあったが4/15はアーリントンCでトーホウガレオンが4着。大寒桜賞はワンツー。芝1400m以下で僅か2勝のみと軽快なスピードというよりはパワー.体力という現状である。

リオンディーズ


良 19回/88戦
稍重.重.不良 20回/55戦
(23年5/7現在)

芝馬場別3着内。父キングマンボ系自体、中長期的に湿馬場でそこまで優位性が…と感じさせる中でこの産駒は飛び抜けて好調。1/21小倉.3/25中京.4/15中山.4/16阪神.人気馬と人気薄がまとめて走り共存。パワーと前向きさ○。インダストリア(ダービー卿CT1着)、ストーリア(中山牝馬S2着)、今年芝重賞2度の好走はいずれも急坂中山。


ロージズインメイ(母父)


AJCC ユーバーレーベン
函館記念 マイネルウィルトス
AJCC マイネルファンロン
新潟記念 マイネルファンロン
札幌2歳 ユーバーレーベン
小倉2歳 マイネルグリット

(連続)開催最終週重賞相性◎な母父ロージズインメイ。米国血のパワーの支えがそこでマッチする。大体外から差してるのも共通項。(皐月賞普通に外回しての結果が見たかったわ戸崎w)


ロードカナロア


ウンブライル(5人.2着)
サブライムアンセム(10人.2着)

23/4/8土曜重賞人気薄で走ったロードカナロア。22年以降芝重賞34回3着内でその平均人気が5.5ならもはや”穴種牡馬”の域である。ドゥラメンテ3.5ディープ3.7と比較すると好走する母数多も相まって歴然。高松宮記念ファストフォースの記憶も新しい。ルーラーとオルフェも同部類


シュタールヴィント 33.7
レッドロスタム 33.6
ロードデルレイ 33.2
べラジオオペラ 33.9
ブレイディヴェーグ 33.3

今3歳世代ロードカナロア産駒は東京1800mで5勝を挙げ全て上がり33秒台。この時期まで(2月まで)の2.3歳戦で東京1800m以上を勝ってるのは過去カナテープ1頭のみなら今世代は色んな意味で出色。4/5頭が社台系。今3歳世代でポストディープに近いのはカナロアか!?皐月賞はべラジオオペラ込みで3頭が着外も道悪だったので評価を下すのは早計。


【おまけ】


4.5月開催における京都外回り重賞着度数(15年~)


プリンスリーギフト持ち
1着.9回 2着.3回 3着.6回
トニービン持ち
1着.0回 2着.8回 3着.6回

同じナスルーラの代表的2つの血でも、プリンスリーギフトのスピード持続力が上回りトニービンでは間に合わないのが京都重賞。

’23天皇賞春
3着 シルヴァーソニック(両方持ち)
’23マイラーズC
2着 ガイアフォース(プリンスリーギフト持ち)
3着 ソウルラッシュ(トニービン持ち)

福島重賞


’23福島牝馬S KM②SG③
’22福島牝馬S KM①SG②
’21福島記念 KM①SG②
’20福島記念 SG①KM②
’20七夕賞 SG①KM②
’20ラジオNIKKEI賞 SG①KM②
’20福島牝馬S KM①SG②

20年以降福島重賞12レース中7度でキングマンボ系(KM)&ステゴ系(SG)種牡馬がセットで馬券に。これは適性が中距離福島重賞にグッと濃縮されてる図であろうなと。ステゴはこれ以前からよく走ってるし、キングマンボ系は’21’22七夕賞で2年連続1-3着独占。