安田記念を終えて~Mタイム×血統クロストークvol.3②
今回は安田記念を振り返りながらクロストークをということで手を挙げて下さったいなろさんと豆苗さんのお二人と進めていきます。お二人のことや自分との関係性等については、事前告知として更新した☟の記事を読んでもらいそれから振り返りを見てもらえたらよりスムーズ感が増すと思われますので。
そしてお二人が揃って行ってるのが『#Mタイム』というTwitterスペース。今回はコラボという形なのでここに安田記念のスペースを貼っておくのと共に、
いなろさん→note
豆苗さん→ブログ
それぞれが活動してる媒体へのリンクも貼っておきますので安田記念のことやこれまでのレース記事も覗いてもらえれば。では、いってみよう~。
メンク 「宜しくお願いします!」
豆苗 「まずはメンクさん!おめでとうございます!今回のクロストークの機会に見事的中という事で本当に良かったですね!」
いなろ 「そう!おめでとうございます!!自分の馬券そっちのけで、サリオスいけーーーー!ソングラインいけーーーーー!って。武史を見守る典さんの気分でしたよ」
メンク 「あ!先手打たれた!ありがとおおおおおおおおおおお」
メンク 「自分にとっては29回目の安田記念。豆苗さんが産まれる前からハズレ続けたレースでようやくね」
豆苗 「僕が産まれる前からずっと外し続けてたのは流石にヤバい笑」
メンク 「では早速、今回キズナの出し入れが1つ血統ポイントかなと感じてて、これはキズナの芝重賞での21年以降前走着順別成績」
いなろ 「お、きた!面白いなぁ」
豆苗 「ソングラインとファインルージュか」
メンク 「レース間隔や延長.短縮.古馬.3歳etc…その辺は抜きにして基本キズナは巻き返しが効きやすい馬が多いというふうに捉えてます」
メンク 「(対比させるという意味で)これが同じパターンで調べてのエピファネイアね」
豆苗 「こんなに違うんですね」
いなろ 「おぉすごい、顕著」
メンク 「ここまで顕著な種牡馬ってのもなかなか珍しいんやけどね」
豆苗 「キズナの巻き返しよりもエピファのリズム要求の方が受ける印象としては強烈です笑」
メンク 「基本単勝を良く買う人やからこの1着の数字ね特に。キズナは前走1着が2勝、2着以下が8勝で、10着以下からの巻き返しも多い。片やエピファは前走3着以下がなんと0勝。きっと血統予想でこういう観点で見てる人って少ないと思う。同期種牡馬でもこれだけ違うってのは面白くて、これはMの法則でもエピファはLっぽく、キズナはS要素もあったり、とかそういう見方でよろしい??笑」
豆苗 「基本的にはどっちも体力があって、それをSで動かしてるのがキズナ、体力そのものでLっぽく動いてるのがエピファっていうイメージはなんとなくありますね」
メンク 「よっしゃあ正解w」
いなろ 「笑」
豆苗 「ただ、S系はショックの反応が良いので、ショックを使えば割と簡単に巻き返せますけど、M的な「巻き返し能力」っていうのはL系の方が近い所にありますね」
メンク 「じゃあやっぱりこれを=タイプ分けってのもなかなか難易度高くなるよね」
豆苗 「そうですね〜キズナの巻き返しについてはM以外の所になにか由来があった方が僕としては腑に落ちやすいかな」
いなろ 「キズナは牡馬牝馬で質が異なるっていうのを聞いたことがあります」
メンク 「例えばキズナのダート成績だと牡馬と牝馬で勝ち星が倍ほど牡馬が圧倒してるんだけど、基本はディープボンドみたいに牡馬は体力、ソングラインみたいに牝馬は軽さもって感じ?」
いなろ 「そうです!亀ちゃんが言ってましたかね。へぇ面白いなぁって」
豆苗 「それはそう思いますね。キズナ牡馬:ディープボンド、ビアンフェ、バスラットレオン、どれも体力とかパワー主体のもっさりした馬ですね」
豆苗 「一方キズナ牝馬:ファインルージュ、アカイイト、マルターズディオサ、ソングライン、スマートリアン、パワーがある馬もいますけどちょこちょこ精神力系の馬も目立ちますね」
メンク 「そういうのはキズナ限らず牡牝の違いってのは一つあるのかもしれないね」
豆苗 「そうですそうです」
メンク 「で、今回ソングライン>ファインルージュという形に評価は自然と落ち着いたのよ」
豆苗 「キズナは凡走後っていうのはメンクさんずっと言ってましたもんね」
メンク 「うん。ソングラインはまさにその典型的タイプと見てたしね。でもファインルージュ強いよ!」
いなろ 「強いですよね。桜花賞・紫苑がめちゃくちゃ優秀で、中山1800の持続質レースにでてこーいって」
メンク 「(位置取りは別にして)ファインは中盤緩んだのが痛かったかな?って。母父ボールドルーラーでもっと持続的な流れの方がってね」
豆苗 「ファインルージュ、自力でのパンチが物足りないんでG1勝つとしたらどこになるんだろう?ってちょっと考えたけど難しかったです」
いなろ 「中山記念をG1にしましょう!」
豆苗 「1800と1400のG1が1つくらいあっても面白いですよね」
メンク 「じゃあ、Kingman産駒シュネルマイスター」
いなろ 「kingman産駒の枠順別成績も、エピファネイアの前走成績くらい顕著ですよね」
いなろ 「シュネルは今後1800寄りですかね?1400寄りですかね?」
メンク 「1400mほどピリッとしてない気もするから1800m寄りかな。オレは2000mでもいけると思うけど今なら」
豆苗 「僕はマイルど真ん中イメージで1400だとちょっとスピード不足、1800は体力要求キツくなければっていう感じです。僕も2000はありだと思います。脚速いし秋天もいけそう」
いなろ 「そうですね。中盤22秒台で追走しても上がりが出せるのですごい能力がありますね」
マイルCS 36.34 - 23.51 - 32.93 (56.44)
毎日王冠 37.10 - 34.75 - 32.97 (55.52)
安田記念 35.70 - 22.71 - 33.47 (56.17)
NHKマ 34.78 - 22.86 - 34.04 (56.89)
いなろ 「慣れでしょうが、序盤はゆったりしてるので、短いとこよりは長い方が良さそうですね」
メンク 「シュネルマイスターとサリオスは牝系がドイツのいわゆるSラインで同じ血筋なのよね。つまりサラキアも居るからとてもKingmanだけで片付けてはいけないかもよ~」
豆苗 「サリオスもかなり活力戻して来ましたし、ハーツクライ産駒らしく?走りも重厚だから寧ろ朝日杯の超スピード競馬の方が当時から違和感ありましたもんね」
メンク 「それはほんとそうよね。結局育成に長けてるから本来の成長曲線とマッチしないっていうね。神様!仏様!レーン様!!宝塚も頼むで!!」
メンク 「ラップもMも血統も、想定外になるとどうしようもない時もあるけど…そこの自分の中での気持ちの片付け方と次への持って行き方は毎回難しいよね」
豆苗 「メンクさんってその辺の反省?というか片付けってどうしてますか?」
メンク 「割り切りつつ、でも割り切れないというか、でも成長する為には少しでもその部分を噛み砕くのは大事だと思うよ」
豆苗 「ノイズとして完全に捨てる所もありますか?歴も長いと思うんで徐々にそういう仕分け方もするのかな?と思って」
メンク 「これは血統的にどうしようもないなあって時はさすがに捨てるね」
豆苗 「キタサンブラックの菊花賞みたいなのを無理やり血統で噛み砕こうとかはしないっていうイメージですかね?」
いなろ 「それね」
メンク 「それはそうよねw速攻ゴミ箱にポイしたもんw2着のリアルスティールも含めてね」
豆苗 「そのオマケまでついてるんだ笑」
いなろ 「ゴミ箱何個いるんだ」
いなろ 「(この安田記念は)捨てないけど、これまでの“春マイルのチャンピオンレース”としては、少し悪い方に違ったと今回は処理しますね」
メンク 「でもしんどい時は一旦振り返らずにリプレイも見ずに、予想の時にまた当時のレースを振り返った方が冷静にジャッジ出来るのはあるかも」
豆苗 「それはありますね。回顧を毎回残してますけど、次の予想の時に全く違う印象になってる事はよくあります」
メンク 「自分の回顧にあまり引っ張られすぎるのも良くないからね」
豆苗 「そう思います。回顧の精度がすごく高ければそれ通りに次の評価を決めれば良いんですけど、実際の所はそんな事ないんですよね」
メンク 「ブログやってた時、回顧記事ってほんと他の記事と比べて見てもらえないのよ~やっぱり見てる人が興味あるのは予想とレース前の考察。回顧が興味ある人はその人をよっぽど好きか変態か。回顧って需要ないしw」
いなろ 「えw」
メンク 「だから2人には是非とも回顧記事とMタイムをこれまで通り頑張ってもらって変態をたくさんおびき寄せて欲しいなって」
豆苗 「ちょうど僕もいなろさんも毎回回顧まで出してますもんね。ありがとうございます。頑張ります!」
いなろ 「僕がすでに豆苗さんの追っかけ(変態)」
メンク 「じゃあ今日はこのあたりにしましょうか。また話せる時があったらいつでも。お疲れ様でした」
豆苗 「了解です!ありがとうございました」
いなろ 「ありがとうございました!お疲れ様でした!ここから30年当て続けましょう!」
メンク 「30年後死んでるわw」
メンク 「以上、安田記念初的中祝賀会場からお送りしました」
いなろ 「って、自分で開いたテイw」
~最後に&次回予告~
ということで第3弾のクロストークはMタイムで頑張ってそして今後も頑張ってくれるであろうお二人でした。最後は安田記念から飛び出した話になりましたがいかがでしたでしょうか?全てLINEのオープンチャットとはいえ完全に喋ってるかのような感覚で楽しい時間を過ごせました。
さて次のクロストーク第4弾はNackyさんとのPOGトークに。これは早速今週から5回に分けて更新していきますのでお楽しみに。
その後の第5弾は宝塚記念ウィークに展望~振り返りを予定しております。