血統×血統クロストーク~vol.2①
第1回目のクロストークが想像以上に好評で驚いてるメンクです。(ブログ時代こんな好評なことなんてあったかあ!?笑)。
さて当初は不定期でやる予定だったんですが、これを見てくれて手を挙げてくれた方が!!そうなると拒むことはないということで熱い気持ちの時に続けてやろうとなりました。それも今回は少し長めのスパンで色々なトークをしていこうかと考えております。まずは冒頭トークから少しオークスの話へ。血統×血統でどういった化学反応が生まれていくのか?楽しみです。
メンク 「第2回目のゲストは血統のフランクさんです。初回を見てくれて参加したいということで手を挙げてもらったら拒むことはないということで。それでは宜しくお願いします」
血統のフランク(以下フランク)「血統を学び、そして馬券を当てるためにきました!よろしくお願いします!」
メンク「おーっと!馬券を当てるときた笑。確かに今月はよく当たってますが基本稀にしか当たりませんよ笑。さてフランクさんは血統予想されるようになったのはいつぐらいからですか?」
フランク「穴狙いならその稀の一発でプラス回収できますからね、今年はその方向に持っていきたいので。私が血統に興味を持ったのは2018年からですね。データくらいしか持ち前のファクターがなく、競馬を当てるために周りが持っていない武器を持てたら良いなと思って。なのでメンクさんから見ればひよっこです🐤」
メンク「そうなんですよ~その”稀”を追い掛けて追い掛けてるんですよね。
いや年数差なんて関係ないですよ~。じゃあそれ以前はデータ中心に予想をしてた感じですか?」
フランク「キタサンブラックの時代は血統はまるで知らなかったです。今思えばキタサンブラックを血統で予想しなくて良かったともいえますがw」
メンク「あーバクシンオーで痛い目に合った一人ですw血統プラス調教.馬場.コース.ラップというのがフランクさんの予想スタイルとみましたが、血統は特に”個”。その馬の個体をかなり重視されてるなあというのが予想を見た印象です」
フランク「血統からはじめてだいぶ使うファクターは増えてきましたね!
予想スタイルとしてはそのレースに求められる能力を持っている馬を探すことに重きをおいています。メンクさんはどのように血統を使っていますか?」
メンク「どのように血統を??これは説明しだすと長くなりそうですわwでもいざどう血統を使ってるか?って聞かれると困りますねw。かなりインスピレーションな部分もありますし。血統がドーンとあってそこに馬場と臨戦過程は重視して、血統でも自分で必要でないものは捨ててるという感覚で。使わないものならば今は過去のそのレースの血統傾向ですね(例えばオークスならオークスの過去10年とか)。昔はこれメインで使ってましたけど、なんかどこかで限界を感じたんですよ」
フランク「過去の血統傾向などを使わないのは大穴を見つけるためですか?
当てるためには割と絶対データなら僕は使ってしまいます。オークスだけは少し違いますが…というのも2020年のオークスを外したことであることに気づいたんですよね」
メンク「大穴を見つける為というのとはちょっと違うかもしれませんが…たぶん血統を何%かでも予想に取り入れてる人は過去傾向を見ておくという人が圧倒的多数なのかなと。でも結局そこを見ちゃうと見るところが同じになってしまって導き方が似通ってしまう。ディープ買っとけみたいなね(^^)。あと自分が予想してて面白くないというのもありますね。やっぱり過去は過去であるし馬場も違う。あとそこを見ちゃうと移り変わりに対応し難くなるのかなあと。それを駆使するのが悪いという意味ではなくてこれを駆使して当たってるならやり方を変えなくていいと思うんですけど、自分は限界を感じた=つまりこのやり方で当たらなくなったので数年前にそれを捨てることにしました。まあ今も言うほど当たってませんがw。そして例えばオークスなら東京2400mの種牡馬成績これも捨ててます。過去を見るなら過去は過去でもより身近な過去を見るって感じです」
「ただ海外競馬は過去傾向を頼りにするしかないという部分もありますし、日本より騎手と生産者で左右されないので過去傾向が活かしやすいというのもあると思ってます。日本はそこに左右される部分が今は大きいのでね」
メンク「フランクさんはオークスだけは少し違うというのはここは傾向にあまり頼らないという事ですか?」「2020年はロベルトロベルトで決まってディープが全滅した年ですね。気になる気になる~」
フランク「まさにそれです。東京芝2400mといえば主流血統。牝馬戦ともなれば2400mを走ることのできる血統を選びたくてハーツクライ産駒のクラヴァシュドールを本命にしました。しかし結果はロベルト独占。今までの傾向とは全く違ったんですよね。重賞は基本的には例年の傾向が反映されることが多いので非常に悔しい思いをしたのを覚えています」
フランク「オークスの日の芝の傾向では確かにロベルト系が走っていただけにヒントは隠されてたんですが、例年の血統傾向を優先してしまったんです」
メンク「なるほど。自分はしっかりディープのミヤマザクラ◎デゼル○でしたw。これは過去傾向が生きなかったレースですね。じゃあ今年もロベルトや非主流のほうを狙う方向ですか?」
フランク「そうですね、当時完全消去データに当てはまっていたゴールドシップ産駒のウィンマイティーが届いたことを考えたら、昨年はユーバーレーベン一択だったので簡単でした。今年はそのような馬がいないので昨年より難しいですが、ラヴズオンリーユーとユーバーレーベンにタイプが似ているという意味では人気ですがサークルオブライフに期待していますね」
メンク「自分もユーバーレーベン◎でした(同志!)。サークルオブライフはエピファでロベルトですね」
メンク「エピファって芝重賞ここまで10勝してるんですが、エフフォーリア4、デアリングタクト3、サークルオブライフ2、アリストテレス1、4頭しか勝ってなくて2.3着がかなり多いんですよね。もっと勝ってるようなイメージですが。しかもこの10勝は全て前走1.2着。つまり前走3着以下から巻き返して勝った馬は皆無。自分の中で重賞でのエピファは巻き返し能力は低めというジャッジをしていますが前走外から上がり最速4着は1-3着馬が内と前だったことを踏まえると評価↗️なんですよね」「そこを人気とのバランスでどう評価するのか?こういうのは常に考えてます」
メンク「母父アドマイヤジャパンは地味ですがその半妹がビワハイジでスペシャルウィークをかけたブエナビスタ。サークルオブライフの配合はブエナに似せるという意味で計算され尽くされてるのかなと。ただブエナならその桜花賞差しとけ~とは思いますがw」
メンク「じゃあオークスは過去傾向を捨てて挑みましょうw」
続く…coming soon