最終週芝中距離重賞の血統傾向~そうよ、やっぱアレよ
今週はAJCC。そんなAJCCの特徴というのは【最終週の中距離重賞】というカテゴリー。その日その時で色んな馬場が出現するが、基本最終週だけに使い込まれた馬場で行われるという名のもとにそんなところでの傾向を探ってみようと。
こちらの表は2022年つまり昨年度における連続8日間以上での開催時で最終週に行われた1800m~2200m重賞での1-3着馬をピックアップしたもの。
様々な条件が並ぶ中で7レース中4レースでの勝ち馬がキングマンボ系種牡馬。皐月賞ジオグリフの母父もキンカメであるしやっぱりここでもこの系統の血なんだなと。しかも新潟記念と札幌2歳Sはワンツーフィニッシュであった(新潟記念のキングマンボ系種牡馬の率は6/16頭、札幌2歳Sのキングマンボ系種牡馬の率は5/14頭)。
元来”万能”というのがウリに感じるキングマンボの血であるが、今やどんなところにも顔を出してくるようになってきており特に現3歳世代ではTHE主流系種牡馬として形成しつつある。まあでもこういう開催が進んできた馬場でというのは体力.パワーの面においてもアドバンテージがあるのだろうというのは想像し易い。
◉長い直線で届く短い直線で届かないトニービン
◉2勝してるノーザンダンサー系種牡馬
◉Deputy Minister.ロージズインメイという米血のパワー
キングマンボ系種牡馬以外でさらに特徴を挙げるならこの3つ。
昨年→今年になりこれも当然変化する可能性はあるだろうが、条件的にタフにであるからこそこういった血の傾向そして流れは重視してもいいと感じるし、AJCCをここに当てはめてみても面白いのではなかろうかと。
では最後にAJCCでの注目馬を数頭ピックアップ。
エヒト
スタッドリー
ユーバーレーベン