痩せたいなら和食がおススメ

痩せたいなら、和食がおススメです。

和食を中心に食べることが、高N/Cレート食品の摂取であり、ダイエットのポイントになります。

ダイエットに和食がおススメな4つの理由

「一汁三菜」バランスのよい献立
和食の献立は「一汁三菜」と言われていて、「ご飯」に、「汁物」と3つの「菜(おかず)」を組み合わせた献立のことを言います。
一汁三菜を意識するだけで、野菜がしっかり摂れるだけでなく、さまざまな種類の食材を食べることができます。

低脂肪かつ低カロリー
和食の調理法は、他の国々の調理法とは異なり、「茹でる」「焼く」「蒸す」「生」など油を使わない調理法が多いです。
また、昔ながらの和食は、肉ではなく魚が中心で、良質の油を摂取することができます。
バターやオイルなどでの調理や肉を食べることの多い欧米料理に比べると、脂肪分が少なく低カロリーとなっています。

出汁
和食の大きな特徴のひとつは、「出汁」です。
出汁のうまみがしっかりと効いていると、使う調味料を少なくても、薄い味付けで満足をすることができます。
また、昆布にはグルタミン酸、鰹節にはイノシン酸といううまみ成分が含まれています。
これは別名「幸せホルモン」とも呼ばれる脳の神経伝達物質セロトニンの原料にもなっています。
つまり、不眠や情緒不安定気味の方の心の健康にも役立っているのです。

発酵食品
和食の代表的な調味料であるしょうゆや味噌は、発酵食品です。漬物も発酵食品です。
発酵食品には、腸内をきれいに保ち免疫力や消化力を高める働きがあります。

食事の合言葉 まごわやさしい

日本の伝統食に使われる食品の頭文字をとって覚えやすくしたのが「まごわやさしい」という言葉です。

どういう意味かというと、

ま:まめ
大豆、あずきなどの豆類、納豆、豆腐、油揚げ、味噌などの大豆加工品、枝豆など
大豆は「畑の肉」とも呼ばれ、良質のたんぱく質、ミネラルが豊富です。
コレステロールを減らす作用のある脂質も多く含みます。

ご:ごま
ごま、アーモンド、ピーナッツ、くるみ、カシューナッツなど。
たんぱく質、脂質、ミネラルがたっぷり。活性酸素を防ぐ抗酸化栄養素を含むことでも知られています。
脂質が多いのでカロリーが高めですが、ビタミンが豊富な食材です。ナッツ類は、おやつ代わりに食べるのもおすすめです。

わ:わかめ
わかめ、ひじき、のり、昆布、もずくなどの海藻類。
海藻類にはカルシウムなどのミネラル、食物繊維が豊富に含まれています。
酢や油と組み合わせると、効率よく摂取できます。

や:やさい
野菜全般。腸内の善玉菌の働きを活発にするには、食物繊維が重要です。ビタミン、ミネラルが豊富。
1日350g(1/3は緑黄色野菜、2/3は淡色野菜)を目安に摂取しましょう。

さ:さかな
魚類。白身魚も赤身魚も、良質なたんぱく質はもちろん、ビタミンB群や必須脂肪酸もたくさん含んでいます。
たんぱく質の栄養価は肉類に負けていません。
昔から食卓の定番のあじは、DHAやEPA、タウリンを含み、血液中のコレステロールを減らして血液をサラサラにしたり、疲労回復にも効果があります。

し:しいたけ
しいたけなどのキノコ類。しめじ、まいたけ、エリンギ、マッシュルームなど。
ビタミンやミネラル、食物繊維の宝庫。カルシウムの吸収を助けるビタミンDも豊富に含んでいます。
カロリーも低いため、おススメ食材です。

い:いも
じゃがいも、さつまいも、里芋、こんにゃくなど。
炭水化物、糖質、ビタミンC、食物繊維が豊富に含まれています。
炭水化物を多く含んでいますが、他の栄養素も多く含んでいるので、避ける必要はありません。
根菜類は、腸内環境を整える働きもあります。
この「まごはやさしい」の食材を主菜、副菜として、さらに玄米とみそ汁をプラスした食事が、内臓に負担をかけずに消化吸収をしてくれて、さらにはミネラル・ミネラルを豊富にとれる高N/Cレート食品になります。

まごはやさしいのメニュー

・ひじきの煮物
・炒り豆腐
・五目煮豆
・いんげんの胡麻和え
・筑前煮
・アジの南蛮漬け
・イカと里芋の煮物
・五目チラシ
・きのことひじきの炊き込みご飯
・具だくさん味噌汁
などなど

和食のデメリット

和食にもデメリットが実はあります。

それは、糖分と塩分が多いということです。

砂糖やみりんを使うことが多く、調理法によっては主食以外の糖質を増やしてしまう可能性もあります。

また、欧米人より日本人のほうが塩分摂取量が多いともいわれています。

薄味を心がけることが大切です。


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