個人的に好きな後味が悪い映画をご紹介!Part2


私は昔から終わったあとにモヤモヤする、考えさせられる映画が好きで
それを「後味が悪い映画」と勝手に呼んでいます。

そんな“後味悪い映画”の個人的に好きな2作品をご紹介します。
2作品目を今回はご紹介します。

2011年公開 “八日目の蝉”

こちらも名作映画ですね。私が一番好きな映画でもあります。
ストーリーを完結に書くのが難しいのですが、
とっても簡潔にすると…
父親の不倫相手がその子供を誘拐し、逃亡しながら育てていく話です。
その子供のその後の話も描かれています。

私はこの作品を何度か見ていて、最初は高校生のときに観たと思います。
その時は、【やっぱり不倫はこういう不幸を招くから良くない】
というような表面上だけの感想を持ったのと
誘拐犯と誘拐した子供が離れ離れになって悲しくて感動する程度でした。

大人になってから観るとまた違った捉え方をする自分がいて
この映画で自らの成長も感じたのを覚えています。

誘拐犯と誘拐された子供の関係だけど、たしかにそこに家族の愛情があって
このまま逃げ切って幸せになってほしいという想いと
誘拐された子供の両親のことを思うと早く捕まって本当の親のもとに戻してあげてほしいという想いで葛藤させられます。

【誘拐犯】だけれども、その前に1人の人間
誰にでもこの【誘拐犯】になる得る要素があるのではないか
と思い
複雑な気持ちになる映画です。

まだ観たことがないという方はぜひ観てみてください!
物語のことだけに触れていますが出演している女優さんの演技力の高さも必見です!

以上です(^^)

更新に時間かかっちゃいました…また次回もお楽しみに。。

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