個人的に好きな後味が悪い映画をご紹介!

私は昔から終わったあとにモヤモヤする、考えさせられる映画が好きで
それを「後味が悪い映画」と勝手に呼んでいます。

そんな“後味悪い映画”の個人的に好きな2作品をご紹介します。
早速1つ目をご紹介していきます。

2016年公開 “怒り”

話題になったので映画館へ見に行ったり、あとからAmazonPrimeなどで
見た方も多いのではないでしょうか。
この物語は未解決の殺人事件から1年後の千葉、東京、沖縄を舞台に3つの視点で物語が進みます。そして3人の身元不明の男がそれぞれのストーリーに現れ、その3名のうち誰かが未解決事件の犯人だということが匂わされます。
3名と出会った人々ががその正体をめぐり、疑念と信頼のはざまで揺れる様子を描いている作品です。

視聴者はこの善人に見える3人を「この人はきっといい人だ」「この人は悪いやつかもしれない」と各々考察しながら見ていたことでしょう。
私は物語が進むにつれて「この人はいい人であってほしい」「でも違うかもしれない…ここが怪しい」と物語に登場する3人に関わる人物と同じように葛藤しました。

物語終盤で、犯人が明らかになるときに
犯人の優しい行動、怪しかった行動を思い返して日常に悪が潜む恐怖にゾッとする感情と
どれだけ大事に思っていたとしても疑心を抱いてしまうのが人間だという
やるせない気持ちが残ります。

私はこの映画を見終わったときに、少しその場から動けなくなりました。
人間の怖さと向き合わされている感覚になる映画です。

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今回はここまでです。

ご拝読いただきありがとうございました!
次回はもう一つの後味悪い映画をご紹介します。
私が一番好きな映画、“八日目の蝉“をご紹介予定です!

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