東京芸大卒展行ってきた

精神衛生上よろしくないのでTwitterはしばらくやめて、でも気持ちを吐き出したいし、それなりに誰かに見て貰えたら嬉しいな〜くらいの気持ちで書くことにする。別に何日間が空いてもいいし、むしろ書くことあった日はラッキーくらいのゆるーいきもちで。



彼氏と東京芸大の卒展に。
自分ももう22なのに、みんな大人だなあってなった。彼氏は創るとは何かみたいな、私には難しいことを沢山考えていて、英語とかのテストは多分私のができるけど、そういう所じゃない部分で頭がいいんだよな、この人は。と尊敬し直した。
多分今まで必死に勉強してなんとか名の通る大学に行こうと努力して興味もないのに頭に詰め込んだクソ知識なんかより、こういう頭の良さの方が何億倍も大切なんだと思う。
昨日の夜、あのゴミみたいな自分の卒制をブラッシュアップするのが嫌で嫌でよくわからん時間に号泣してたら、それが成長ってものなんだよって教えてくれた。泣きまくってたし何言ってたかあんまり覚えてないんだけど、黙々と作って順調に進んで楽しい時間と、上手くいかなくて苦しくて鬱になる時間とがあって、辛くて苦しいけどそれが何かを創るってことなんだよって。
私がそれでも、作品のブラッシュアップしなきゃって思い詰めて泣いてるのはそれなりにまやちゃんには多摩グラに通ってるっていうプライドがあるからなんだよって、タメになる慰め方してくれた。
普段は彼氏の感情の波がなかなか見えないし私の前ではすごく優しいのに、卒制してた裏ではすごい鬱になったりしてたのかなって思った。
付き合って1年以上経つけど新しい一面が見えたと思う。
これからはちょっと部屋を汚くしても許そう。
後、これが芸大生かって。日本一かって改めてなった。すごい憧れるし、尊敬してる。
それと同時に自分は絶対なれないっておもった。

彼氏のこと、尊敬ついでにもうひとつ。前に病んでた時に慰められてすごく励みになったことを書いとく。
彼氏は今院2で私より、2つ歳上だけど、私と同じで現役合格してる。
私の悩みで、わたしはほんとにデッサンが苦手で、1年の時からずっと浪人して入った周りの子達に比べて明らかにヘタクソだしすごい病んでた。たまたま勉強ができただけで入学できたんだって4年になってもずーーっと、おもってた。なんなら今も思ってるし。だから、ちょっと前まで浪人してた人たちと私との実力の差は絶対埋まらないし絶対追いつけないって思ってた。
でも、彼氏に相談したら、そんな事ないよって。最初のうちは差があっても絶対制作を重ねていくうちに成長はしていて、最後にはみんな横並びに同じ実力になってるんだよって。教えてくれた。それがほんとかどうかは知らんけどすごい嬉しいし褒められて?純粋に嬉しかった。
ありがと
私よりすごくて到底追いつけそうにない人はうちの大学には沢山いるけど、それでも置いてかれないように頑張ろってその時から思えて、卒制もがんばれた。

これは彼氏と彼氏の友達のとくろうさん。
すごい面白い漫画作ってた。
あえて全然ストーリーが頭に入ってこない漫画を目指してるらしい。
ほんとに頭に入って来なかったし、でも印象に残ってる。

これは彼氏の友達のいまむらさんの作品。
日本の模様を活かして家具を作ってた。何食ったらこんなの思いつくんだろう。めっちゃきれいですごかった。
色塗ってない感じもなんか好きだった。
禰豆子の模様だねーなんて話したけど、これだけ市松模様しかり、この麻の葉模様然り、鬼滅の刃のイメージが強い中でこの人の作品は全然鬼滅に引っ張られてる感がなくてすごいなーーってなった。
アイディアの鬼。

彼氏もその友達のみんなも、その人にしかできないって感じの作品を沢山作ってた。
デザイン科の中にはグラフでも作ってそうなのを作ってる人もいたし、そうじゃない人もいて、彼氏とその友達はみんなグラフでは見ないものを作る人達で話聞いててとっても楽しかった。
芸大生を感じて憧れた。

それと同時にわたしはいつもなんかどっかで見た事あるようなテキトーに可愛いもの作ってばっかりだなって感じて、悲しくなった。
3年の時にやってた写真は逃げだったのかも。
なんかもっと深く考えて生きてかないとなーとも思った。なんかそれが作品に反映されてる気がする。
なんかもう、一回私の学部の間のテーマだった「かわいい」から離れてみよっかなとか思った。

とりあえず、制作について見直す機会になった。

このやる気をそのまま卒制のブラッシュアップに、、!!って行きたいとこなんだけど究極の怠惰なので明日も一日グダグダするとおもう、
でまた病んでぎりぎりになって、ヤバいヤバいって爆鬱なりながらやるパターンだよなこれ。

そうなった時ように読み返すノートです。
がんばろ。

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