上も下も

私が仕事で大切にしている事

とある会合で他社の部長様達と話した内容の一部

私『ウチはスタッフが優秀なので』

 『私は居るだけでいいんですよね~』

他部『いいねぇ~』

  『ウチの部下はダメなのが多くてね』

相手は ある程度、ざっくばらんに話せる人ではあるが

その言葉を聞いた私は少々カチンと来てしまい

思わず『スタッフを生かすも殺すもリーダー次第ですよ!』

っと言ってしまった。

部長はちょっとムッとしている様に見えたが

この話はこれで終わりにした。

その会話の中で、もう一つ気になったのは”部下”という言い方

私は昔から”部下”という言葉は使わない

なぜなら、仕事には上も下も無いと思っているから。

だからスタッフ、作業員(者)、チームという言葉を

選ぶように気を付けている。

細かい事だけど、常日頃からの意識が大切だと思う。

また、そういう事を言う方々が

概ね”下請け”や”外注”というワードも使う事が多い気がする

私は下請け、外注という言葉は昔から違和感を感じており絶対に使わない

なので、協力会社(様)提携企業(様)と言うことを徹底しているつもり。

昭和の時代には上から目線で部下や平社員とか下請け孫請けなどと

見下すような言葉を使う方が多かったけど

私が思うに、そんなのは時代背景など関係なくて人の資質の問題だと思う。

仕事をしていただくと言う事

常に対等であると言う事

でもその前に、人として敬意を持って接する事が重要だと思う。

会社名や肩書なんて、一個人になれば関係ない

そこには年齢、性別も関係なく 人対人として

お互いに敬意を表せるかという事。

そう思っていたら、相手を上に見たり下に見たりする概念すらも

無くなっていくと思える。

私は常に相手をリスペクトし

自分なりの誠意は表しているつもり

ま、実際には嫌いなヤツもいて、最低な対応してる時もあるけどな。


それと同じくして

失敗を人のせいにしたり、スタッフのせいにする人も居ますよね。

仕事に失敗は必ずある。

それがもし、お客様の所へ行って迷惑をかけてしまったら

その責任はリーダーがとるのがスジ!

そういった時には、基本 私が謝りに行くのですが

私は決してスタッフのせいにはしない。

ってか、先ほどの考えから

私が責任者だから、スタッフのせいにしようがないよね。

お客様には『私の管理不足でご迷惑をお掛けして誠に申し訳ありません』と

頭を下げる事しか出来ない。

そして次善策や今後の改善策を提示させていただく。


でも、時々

私の元にも不具合品が納入される事もあります。

そんな時、相手の担当者から出る言葉が

『部下が失敗した』とか

『こうやるように指示したのに出来ていなかった』とか

人のせいにしたり、言い訳する人も居るんですよ。

それを聞くと本当に残念な気持ちになるというか

ちょっと悲しくなりますよね。

そんな言い訳、聞きたくないし

自分の無能さをアピールしてる人はちょっとね…

私は絶対になにがあってもスタッフのせいにしない!

それと同じように

スタッフの失敗は私の失敗でもあるから

その失敗の原因全てを、そのスタッフ一個人に押し付ける事もしない。

まずは自分の指示不足を疑い、環境作りを疑い反省する

時にはスタッフに『私の指示不足で失敗させてごめんと謝る事もあるよ』

だから、あんまり能力の無い私は、会社で謝ってばかりだ笑

なので、失敗は責任者の能力不足

成功はスタッフ、チームの努力の賜物であると思っています。


それとよく

物事を勝った負けたで論じてくる人も居ますよね。

私はそもそも勝ち負けなんて視点で物は見ていないというか

勝ち負けなんてどうでも良いです。

私は私であり、勝ちも負けも無い。

もっと言えば、善も悪も無い、そんな気もする。

ただ、今ある環境や結果は自分の責任であるから、それを受け入れるだけ。

他人から底辺だとか、負け犬だとか思われてる事もあると思う

でも、そんな事は全く気にしていない。

私は私の信念において、全てを自己責任として前に進んでいくだけ。

私の行動や言葉で

多くの人を不快にさせたり、傷付けている事もあるでしょう。

でも、その反対で楽しんでくれたり喜んでくれたりもあるでしょう。

全ての人にいい顔なんてしてるつもりはない。

そんな次元では考えていない。

ただ、人間好きなので、人に対しては親切丁寧には接したい。

自分なりの誠意は尽くしていきたい。

全ては己の責任!

言い訳はしない!

ただそれだけなんですよね。


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