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ChatGPT:ケインズ経済学を語らせる⑤_2306

overview

  • 以下の投稿では、ChatGPTで、論述を2000文字程度、生成させようとして、出力文字数を与えたが、こちらが与えた「論点」viewpointsが、足りないため、生成できなかった。

  • 本投稿では、ChatGPTの生成した文章に対して、追記したい分、詳細を説明したい分などを、追加で質問し、文章を増やすことで対処することが可能かを検証する。

orientation

Q: ケインズ経済学について、以下の論点 <viewpoint> を踏まえて、説明ください。

  • 前回の投稿を参照

追加① Q:具体的にどのような公共投資を行うべきですか?

ChatGPT Answer

具体的な公共投資の選択は、各国や地域の具体的な経済状況や課題に応じて異なる場合があります。しかし、一般的な観点から、以下のような公共投資が推奨されることがあります。

  1. インフラストラクチャーの整備・改善: 道路、橋、鉄道、港湾などのインフラストラクチャーの整備や改善は、経済の発展や生産性の向上に重要です。老朽化した施設の修繕や新たなインフラストラクチャーの建設に投資することで、交通の円滑化や物流の効率化が図られます。

  2. 住宅建設と都市開発: 住宅不足や都市の拡大に対応するため、住宅の建設や都市開発に投資することが重要です。新たな住宅地の整備や都市計画の改善によって、住宅需要の増加や都市機能の向上が期待できます。

  3. 環境対策と再生可能エネルギー: 環境問題への対策として、再生可能エネルギーの開発やエネルギー効率の向上に投資することが求められます。太陽光や風力などのクリーンエネルギーの普及や、省エネルギーの促進によって、環境への負荷を軽減し、持続可能な社会の構築を目指します。

  4. 教育・研究開発への投資: 教育や研究開発に対する投資は、人材育成やイノベーションの促進につながります。教育施設の整備や教育制度の改革、研究機関への資金提供などを通じて、人材の育成や新たな技術・知識の創造を支援します。

  5. 社会福祉への投資: 医療、高齢者ケア、福祉施設などの社会福祉への投資は、社会的な公正や人々の生活の質の向上に寄与します。健康保険制度の強化や

福祉施設の充実などを通じて、社会的な安定と包括的な支援を提供します。

これらは一般的な公共投資の例ですが、重要なのは具体的な状況や課題に基づいて、投資の優先順位や内容を決定することです。政府や経済学者は、経済の持続的な成長や社会的な課題の解決に向けて、効果的な公共投資戦略を策定する必要があります。

(805文字)

追加② Q: 需要が活性化し、景気が戻った場合に、どのように政府は対処するべきですか?

ChatGPT Answer

需要が活性化し、景気が回復した場合、政府は以下のような対処を検討することがあります。

  1. 財政政策の調整: 需要の回復により税収が増加する場合、政府は財政政策の調整を行うことがあります。税金の引き上げや支出の削減などを通じて財政のバランスを取り、経済の持続可能性を確保します。

  2. インフレーション対策: 需要の増加によって物価が上昇し、インフレーションのリスクが生じる場合、政府は適切な対策を講じます。金融政策や財政政策の調整によってインフレ抑制を図り、物価の安定を維持します。

  3. 産業構造の転換: 需要の回復を受けて、一部の産業や企業が成長する一方で、他の産業や企業が衰退する場合、政府は産業構造の転換を支援します。新たな成長産業の育成や雇用創出のための支援策を実施し、経済の持続的な成長を促進します。

  4. 健全な財政管理: 景気回復時には、政府の財政収支を健全に管理することが重要です。過度な借金や財政赤字の蓄積を抑え、将来の持続的な経済成長を支えるために、財政の健全化に取り組みます。

  5. 経済の安定化策: 景気回復が進む中で経済の安定を図るため、金融政策や規制政策の適切な調整が必要です。金融システムの安定を保ちながら、過度なリスクや不均衡の蓄積を防ぎ、持続的な経済成長を支える環境を整備します。

以上の対処策は一般的なものであり、具体的な政策は国や地域の状況や課題に応じて異なる場合があります。政府は経済の変化を適切に把握し、慎重かつ綿密な政策立案を行うことが求められます。

(669文字)

conclusion

当初のQueryで、生成された文章は、707文字。この文章に対して、以下の追加質問をすることで、追加で、以下の文字数の文章を生成できた。

  • Q:具体的にどのような公共投資を行うべきですか?

    • =>805文字の文章が生成された。

  • Q:需要が活性化し、景気が戻った場合に、どのように政府は対処するべきですか?

    • =>669文字の文章が生成された。

生成された文章を、合計2181文字を、まとめて、ChatGPTに要約するようにQueryを投げたが、要約分は261文字であった。
そこで、ChatGPTに推敲するように、Queryを投げたが、トークン数?が多すぎるのか、うまく、動作しなかった。

そこで、追加①と追加②の回答を、805文字+669文字=1474文字+質問部64文字をあわせて文章を、1200文字に推敲して、というQueryを投げたが、1508文字で推敲され、文字数は減らなかった。

discussion

  • 追加質問より、生成された文章で、合計、2181文字となった。この文章を、ChatGPTを利用して、1800文字にしようと試みたが、うまくいかなかった。

    • =>ChatGPTの「文章生成」は、文字数を指定して行ったが、こちらの指示が悪いのか、うまく行かなかった。

      • ※ ChatGPT 4ではうまく行く可能性があります。

    • =>ChatGPTの「要約」は、300文字程度に要約する機能と想定される。

    • =>ChatGPTの「推敲」は、文字数を指定しても、推敲で、文字は減らなかった。

  • 本投稿での一連のChatGPT動作より、以下を推測する。

    • 日本語の文字数で、指定しても、ChatGPTでは、その文字数を考慮されない。ChatGPTの内部が、英語で文字空間ができていると想定される。より、英語の文字数を意識して指定するべき。

    • ChatGPTは、こちらの質問に対して、600~800文字の回答を生成してくれる。これを、1800文字とかを指定しても、返答は、600~800文字となる。

      • =>つまり、ChatGPTを使って、1800文字の論述を行う場合、質問する側が、ChatGPTに質問する内容を、3~4個のQueryで、質問し、あとで自力で推敲するべきと判断。

        • 質問者が、ChatGPTの3~4個の回答を、全体の論述で筋が通るように、まとめ直す。ChatGPTの要約機能や推敲機能では、こちらの想定する文字数に、ChatGPTはできなかった。

  • 以上、ChatGPTに「ケインズ経済学」を語ってもらうことを、試みた。ChatGPTに、1800文字~2000文字の論述文を生成してもらおうとしたが、うまく行かなかった。

    • 1800~2000文字の論述を行う場合の手順は以下が考えられる。

      • 1.  論述の構成を、3つくらいの項目に分ける

      • 2.  各論述の項目に対して、論述ポイントを、MindMap等で整理して、200~400文字くらい作成する。

      • 3. ChatGPTに、論述項目ごとに、Queryを発行する。その際に、論述ポイントを指定する。

      • 4. ChatGPTが、論述ポイントをもとに、600~800文字の文章(marterials)を生成してくれる。

      • 5. 論述する側が、論述の構成にあわせて、ChatGPTの回答を整理し、1800文字~2000文字の論述文に仕上げる。

ChatGPTで論述文2000文字を書くプロセス(案)
  • 本投稿で、ChatGPTに「ケインズ経済学を語らせる」というネタは、終了とする。

    • 書く側が、400字ぐらいで論述の構成を整理して、ChatGPTにQueryを投げて、回答を得た後に、その回答に対して、追加の質問を2つ、3つ投げれば、2000文字くらいの回答(Materials)は、得ることができた。

    • そこからは、書き手が、文章の筋が通るように、加工は必要となる。ChatGPTの生成した文章を切り貼りするだけだと、論理的な一貫性がない表現になるので、読み直して、推敲が必要となる。

    • ChatGPTは、定型的な文言で、文を書くことが多いし、記述される文章が、回りくどくも感じる。その辺のChatGPTの癖があり、読む人が読むと、AIが書いた文章であると、わかると思われる。

    • このようなChatGPTの生成する文章の特徴を踏まえつつ、加工する必要がある。この辺が、今後の文章作成の考え方なのだと、思われる。ChatGPTをうまく使い、共存しながら、文章を作成していく時代になりそうです。

以上


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