ChatGPT:良い本の抜粋をネタにする
本投稿では、自分が、読んで、素晴らしいと思った本の内容を、もとに、ChatGPTに、論述させてみる。
overview
読書をしている中で、良い本に出合うと、それなりに抜粋するなりして、得た情報を後で使えるように、Keepしておきたいものである。
そのような抜粋した文章と、ChatGPTを組み合わせると、対象の本をオマージュした感想文が書けるのではないかと、思いついた。
試しにやってみる。
orientation
以下の書籍『読みたいことを書けばよい 田中泰延 著』 は、本当に素晴らしく、読んで楽しい書籍です。この本をオマージュして、ChatGPTにBlogを書かせてみる。
Q: 以下の抜粋をもとに、Blogを書いてください
ChatGPT Blog
『読みたいことを書けばよい 田中泰延 著』の抜粋に基づいて、以下のようなブログを書くことができます。
『読みたいことを書けばよい 田中泰延 著』を読みました。この本では、自分が読みたいものを書くことで自分自身が楽しくなるという考え方が伝えられています。
自分のために書くことが大切であり、誰かのために書くことではないという方針を定めていると述べられています。自分が興味を持つテーマや思いについて書くことで、より充実した体験が得られるのです。
随筆とは、「事象と心象が交わるところに生まれる文章」と定義されています。自分が書く文章に対する明確な定義を持つことで、今自分が何を書いているのかを忘れることはなくなるでしょう。
また、単語を使用する際には、その単語に自分自身が明確に感じる思いや実体があるのかを確認する必要があります。他の誰かが使った単語をただ流用するのではなく、自分自身の感覚や経験を表現する言葉を選ぶことが重要です。
誰かが既に書いていることであれば、「読み手」の立場になってみることが大切です。同じ内容を書くのではなく、独自の視点や付加価値を提供することで、読み手に新たな情報や刺激を提供することができます。
また、書くことには無駄なことを書く必要はありません。ただ単に他人が書いた内容を文章にするだけでは、誰も読まず、自分自身も楽しくありません。自分自身が興味や疑問を持ち、新しい視点で物事を捉えることが大切です。
随筆とは、最終的には心象を述べる著述形式であるとされています。しかし、そのためには「事象」を提示し、興味を持ってもらう必要があります。事象が随筆の核となり、心象を語るためには、事象の強度が欠かせないのです。
書く行為において、最も重要なのはファクトです。ライターの仕事は、まず調査から始まります。しかし、調べた情報のほとんどを捨てて、その一部のみを書くことが筆者の役割です。調査が文章作成の大部分を占めるのです。
インターネット上の情報は、多くが「又聞きの又聞き」とされています。専門家による監修を受けたとしても、ムックや新書などはエピソードを強調するために新たな事実がほとんど含まれていないのです。
言葉は文字通り「ことの葉」であり、好きなことを自由に書くためには、根拠が必要です。その根拠となるのは一次資料であり、自分自身の感動や敬意を探求するために調査を行うことが重要です。
他の人の知識や議論に頼ることなく、自分自身の感動や根拠を追求することが随筆の中心です。調査によって事象に触れ、論理展開し、心象を述べる随筆において、「起承転結」の形式は効率的な進行方法とされています。
最後に、書くことは世界を狭くする行為だと言われています。自分自身が興味を持ち、小さな旗を立てるように文章を書くことで、誰かがその小さな穴を通り抜け、自分自身の世界を広げてくれる可能性があるのです。
『読みたいことを書けばよい 田中泰延 著』は、自分自身が楽しむために書くことの重要性を教えてくれる一冊です。自分の興味や感動に根ざした文章を書くことで、より豊かな表現や体験が生まれるでしょう。
(1362文字)
conclusion
結果としては、失敗でした。
16か所の抜粋文(1334文字)を与えて、ChatGPTにより1362文字の文章を生成したが、その文章は、「赤入れ」したくなくなるような駄文でした。
抜粋文の意図と反する部分は、上記の生成文章に、「取消線」を入れています。
こちらの抜粋が、どうしても『切り取り』であり、本書が伝えている文脈での真意といえる部分は、まったくもって、生成された文章には反映されていないです。
田中氏の書籍は、以下の目次立てで、展開されています。この目次部を、抜粋の構成で提示していないので、構成がぼやけた展開なのかとは、判断します。
「読みたいことを書けばよい」の目次
はじめに 自分のために書くということ
序章 なんのために書いたか ‐ 書いたのに読んでもらえないあなたへ
第一章 なにを書くのか ‐ ブログやSNSで書いているあなたへ
第二章 だれに書くのか ‐ 「読者を想定」しているあなたへ
第三章 どう書くのか ‐ 「つまらない人間」のあなたへ
第四章 なぜ書くのか - 生き方を変えたいあなたへ
田中氏の文章では、以下を対比させて、書くことについて、氏の知見を提示しています。その知見は、一般論を越えて、本質論を語っていると感じられます。インターネット上の文章により、学習した「大規模言語モデル」には、確率的に低い存在の文章であり、ChatGPTの持つコンテキスト(文脈)展開では、その真意を伝えられないという感じです。
「読みたいことを書けばよい」の論述の対比構造
文章術(テクニック) ✕ ⇔ ◎ 調査ありき、伝えたいことありき、起承転結
読み手 △⇔ ○ 書き手(最初の読み手)
報告文 ⇔ 小説・詩 ⇔ ○随筆・エッセイ
書くことは世界を広げること△⇔○ 書くことは世界を狭めること
上記のような対比構造を捉えて、Blogを展開しないと、本書をオマージュしたことにならない。
ただ単に、抜粋文を与えても、ChatGPTは、文脈を捉えらえず、駄文を生成するだけと分かった。「大規模言語モデルで、なぜ、駄文が生成されるのか?」も、含めて、以降の投稿で、考察します。
以上
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