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飢餓状態とは

代謝経路を高校生物の教科書を引っ張りだしておさらいしてみよう。
糖(有機物)からATP=エネルギーを取り出すことを呼吸と言う。反応場所は(ほとんど)ミトコンドリア。ここで燃焼し易いのは糖(炭水化物)一番綺麗に燃えて臓器の負担も少ない。脂肪とタンパク質からもエネルギーは取り出せるけど蛋白は有毒なアンモニアを発生させるので解毒する肝臓に負担がかかる。あと脂肪も燃やせるけれど燃えにくい。ダイエットしたら脂肪より先に筋肉が落ちちゃうんだよな〜。実感。この3大栄養素の燃える優先順位や割合は人種や体調なんかで違うみたい。外人と日本人体臭全然違うもんね。あと病気の人も‥
回路を見てみると、みーんな酸がついている。クエン酸、ケトグルタミン酸、コハク酸
‥代謝するって事は酸を作り出す事。有毒なフリーラジカルも作り出す。この酸化物質を中和させるために抗酸化物質を絶えず摂らないと酸化が進んでしまう。食事で取り込む抗酸化物質はビタミンやポリフェノールやカロテンなど野菜や果物に多い。野菜を食べないと体が酸性化する。で、飢餓の時、燃焼するけど抗酸化物質は入って来ないので酸化が進むわけか。そこで最強の抗酸化物質、クエン酸を持つ梅干しは飢餓による酸性化を中和してくれるわけね。疲れたら梅干しいいよね。空の胃を傷付けないし。 飢餓の時って、体内の酵素も減っているから消化が出来ない状態。だからいきなり食べても余計に未消化物を作ってしまう。更に悪化。そんな時はまず消化後に一番老廃物が少ないお粥と最強抗酸化物質の梅干しがいいわけね。風邪の定番、って納得。
教科書ってホント面白くない。当時とにかく暗記してたけど自分の身体と切り離していた。今なら少し結び付けられた。 
あと、飢餓の時は切り干し大根がいい。大根は酵素が豊富。それを加熱しないで干しているから壊れていない。飢餓の時、切り干し大根を食べて命を繋いだと聞いた事ある。
朝起きて忙しい時は切り干しをスルメみたいに口に放り込め。災害の備蓄に切り干し大根と梅干しを加えておこう!わかった?!




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