改革 民間と公共の間で

久しぶりの投稿

ここ1〜2ヶ月ほどは政策に関する興味が人生で初めてレベルで生まれていて新鮮だった。今日はまた次の興味が生まれた気がするので整理する。

まず、民間として自分がプレイヤーとしてやる場合は、それだけ作りたいものがある場合だと思った。ハードシングスなるものをするわけで、金銭的な欲求では動かない自分では続かない。世の中的かつ自分で価値を創造できる・創造したいというものがなければなかなか難しい

次に、政策としてやる場合は、これは自治体の首長なるものがちょうどいいのではないかと感じている。これはシンプルに300億円程度(自分の自治体では)の予算を用いて、あらゆる分野でのベストを追求できる。プレイヤーとして「自治体のあるべき形」を形作れることは、言い訳にもならないし、理想を追い求めることもできる。
また、これに関しては自分の同世代の仲間と同時期に立候補をし、各自治体で名前を挙げ、同世代から風を吹かせていくという構想も生まれた。シンプルに楽しそうであり、そこから県知事などとステップアップしていくのも考える選択肢であると思った。

この両者を考えていて気づいた点としては、個人的には社会の不条理なるもの、すなわち非合理的であったり非効率的なものへの思いがあるということだ。
今までしばらく貧困問題に縛られていたが、これは個人的に強烈に問題意識を感じたからであった。ただしこの問題意識は個人に向けられるものでありながら、問題そのものに対しての嫌悪感が強かった。これは自分自身としては「仕組み」として変えていくということがしたかったからであると気づけた。ここをいくら民間でやろうとしても、本来の目的である本質的な構造解決ではなく、一部分の解決になり、民間でやる際のモチベーションにならない。

また、別の角度から見たときに、コンサルタントとしての素地、いわゆる改革力なるものは両者をどちらとも「仕組み」として変えていけると考えた。

整理すれば、既存の不条理・非効率的な仕組みに対して自分は思い入れがあったわけであるが、その解決策は民間・公共それぞれにある。どちらに足を置くべきか、それぞれでどんなプローチをしていけばいいかと考えていたが、そもそも「よくない仕組み」を全て変えられるような素地が自分自身にあればこれほどまでに自由な動き方ができることはないのではないか。

一つの手法として、それになりうると考えたのがコンサルティングである。企業改革、行政改革が具体のやることとして挙げられる。これを考えたのは、ビジネスを通じて民間と公共問わずそのアプローチの重要性と汎用性を感じられたことである。予算をどう効率的に運用するか、拡大するか、既存の現状を分析してより良い形にしていく。公共と民間どちらとも大きな事業であり、それで成り立っている。やっていることはフィールドと手法が違うだけなのだ。

だからこそ、「改革力」なるものを個人として身につけ、それをもとに民間・公共で改革たるものを行うことがライフラークになり得るのではないか。どちらかのアプローチをとる場合と違い、競争・成長としての民間と、手を差し伸べるための公共それぞれの領域で、桁違いの規模をより良い形に変えることができる。


それを想定して今学生の間にできること
・民間のあらゆるアプローチを知っておく
複数のインターンを経験していることは、「その業界の常識」を知る絶好の機会だ。自分自身の引き出しを増やすためにも、ここのストックは必ず生きるものになるはず。

・行政の最先端を知る 政策の分析から立案までができるようにする
まだ公共の面については全くの素人である。残りの2年半をここを特に重点的に行っていく。政策だからこそ、公共だからこそのアプローチや課題点などをできるだけ多く知る

・改革力なるものをつける
ケーススタディなどをとりあえずは用いながら、企業再建や行政改革の事例を学ぶ。本質的なアウトプットなるものにできるだけ多く触れておきたい。これは今日読んだ本から派生して読んでいこう。

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