卒園に向けて、息子が書いた「思い出」が尊い
こんにちは、「多様な価値観のミックス」を大切にしている、なつみっくすです。
このnoteでは、日々の暮らしから気づいたことを書いていければと思っています。
3月といえば、卒業の季節。
実は、息子がもうすぐ卒園なんです。
うっかりしていたら、いよいよ来週に卒園式が迫っていました。0歳のときから保育園に通いだして、あっという間に6年が経ちました。時間が経つのはほんとに早いものですね。
昨日保育園に行ったら、担任の先生から、息子が書いた「思い出」を渡していただいたので、今日はそれについて気づいたことを書いていきます。
保育園で一番思い出に残ったことは?
息子へのお題は、「保育園で一番思い出に残ったことはなんですか?」でした。
そこに息子が書いた言葉は、こちらです。
「〇〇くんと〇〇くんと〇〇ちゃんとおわかれしたとき かなしかったけど だいじょうぶというきもちだった」
実は、お友達の転園が多い保育園で、0歳児のときは10人同じクラスにお友達がいたのですが、どんどんと転園していって、今は3人になってしまいました。
思い返してみると、お友達の転園が分かったときに、息子がすごくかなしそうにしていたことを思い出します。
保育園からの帰り道で、「おともだちが、いなくなっちゃうんだって。。」と言いながら、電柱に寄り添っていました。
0歳のときから、1日8時間以上も同じ場所で過ごしていたことを考えると、言葉では言い表せないほどの、心のつながりがあったのだと思います。
自分の気持ちを言葉にすること
私自身は、自分の気持ちを言葉にすることも、自分の気持ちを外に表すのも苦手です。
なんなら、自分のなかで「悲しい」とか「悔しい」とか「さみしい」とか思っても、その気持ちにすぐフタをしてしまったりもします。
この息子の書いた言葉を見て、
1. 自分の気持ちに気づくこと
2. その気持ちにフタをしないこと
3. その気持ちを言葉にすること
の大切さを感じました。
自分の気持ちに気づかないようにして、見てみぬふりをしてしまったり、フタをしてしまったりするけど、それだと無意識にモヤモヤが残っている。
「自分を大切にする」「自分を受け止める」には、息子が教えてくれたステップが大事なんだなと気づきました。
「大丈夫だった」という成功体験
もう1つ思うところがあったのは、「だいじょうぶというきもちだった」の部分。
人には誰にでも「悲しい」ことはある。
お友達との別れだったり、「あー、うまくいかなかったなー」と思う失敗だったり。
親としては、息子にはそんな気持ちをさせたくない、と思ってしまうけど、そうではなく、悲しいことから乗り越えられた成功体験が、人を成長させるんだなと気づきました。
「大丈夫だった」ことが、成功体験になる。
そして、その「大丈夫だった」ことを言葉にできている、これを「一番の思い出」として紙に書いてくれた息子は、尊いなぁと思います。
実は、保育園の先生が気をきかせてくれて、この悲しいエピソードが「一番の思い出」になるよりは、もっとポジティブなエピソードがいいんじゃないかと思ったそうです。そして、2枚目を息子が書いたとのことで、この1枚目を先に先生が渡してくれました。
先生、渡してくれてありがとうございます。
この息子が書いた言葉を私も大切にしたいと思い、このnoteに書きました。
自分の気持ちに気づく、その気持ちにフタをしない、言葉にしてみる。
これから大切にしていきたいです。
「いいね」と思っていただいた方は、「スキ」をしていただけると泣いて喜びます。ありがとうございます!
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