Off Topic#149 ウォルマートで自撮りをする、アルファ世代の消費行動
OffTopicの番組を聞いて個人的にまとめ画像を作っているmemofleetのnoteです。
今回は#149 「ウォルマートで自撮りをする、アルファ世代の消費行動」の回となります。
ポッドキャストはこちらです。
149のインフォグラフィック
Nimcelと90年代のインターネット
参照リンクのさいごに「Nimcel」について書かれた記事がありました。
https://www.washingtonpost.com/technology/2022/08/24/nimcel-influencers-tiktok-youtube/
これを読んだとき、90年代のインターネットを思い出しました。Windows95が出たけどGoogle検索はまだなかった頃のWebの世界です。
日々思ったことを毒舌風に書いたり、趣味的な知識を淡々と書き連ねたり、アイドル風な日記を更新したり、様々なオルタナティブなサイトが点在してました。
HTMLで自作したWebサイトはテキストベース(画像を多くアップすると読み込み速度が遅くなるのと、画質が荒いのであまり使われなかった)で、画像の代わりではないけどfontサイズを上げたり文字色を極端に変えて強調する表現もありました。
HTML/CSSの定義もまだ黎明期で、インターネットエクスプローラで整えたレイアウトはネットスケープナビゲーターで総崩れを起こすなどよくありました。
その後bloggerなどのブログサービスが出てきて、Movable Typeというコンテンツ管理システムも登場したことで自作のHTMLによるホームページは少なくなり、Facebook、Twitterの登場によりブログよりもSNSに移行していきました。
そんな当時のWebサイト運営をしていた人たちと「ニッチなインターネット マイクロ セレブリティ」の方向性は似ていて、少数ながら熱心なファンを持つオンラインのクリエイターだし、自分のカルチャーを持って発信していた、という点で共通していると思いました。
モノカルチャーとサブカルチャー
お客さんの持ってきた品物を鑑定してハンバーガーと交換するShy’s burgerはとても面白いです。食べに行く側は何を持っていけばハンバーガー1個分になるのか迷うし、お店もお客さんの「お宝」にどう価値をつけるか、双方に高度なセンスとコミュニケーションが求められると思いますし、これはアルゴリズムが出してくるおススメ動画を見る行為の対極にあるカルチャーであるとも思います。
こうしたポップアップや、STOCKEDなどのブランドもWebサイトやSNSを積極的に使わない点も特徴ですね。
宮武さんの話してた部分をそのまま引用します。
アルゴリズムを拒絶する流れによりSNS以前のコミュニケーション、Google以前の価値交換がアルファ世代のカルチャーのひとつになっていくとしたら、巨大SNSプラットフォームにバンドルされた個人個人の発信がアンバンドルされる構図として考えることもできると思いました。
あと、MrBeastのチョコもローガン・ポールのPRIMEも日本では買えないのが残念です。2020年まで西友という日本のスーパーはウォルマート傘下だったので、もしかしたら手に入ったかもしれないけど、ちょっとタイミングが違ったようです。
お読みいただきありがとうございました。
参考リンク
表紙の画像:
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