Off Topic#163 セカンドブレインとAIアシスタント
OffTopicの番組を聞いて個人的にまとめ画像を作っているmemofleetのnoteです。
今回は#163「セカンドブレインとAIアシスタント」のまとめです。
ポッドキャストはこちらです。
#163のインフォグラフィック
グラフィックについて
高機能なメモアプリやマインドマップなど思考の整理をするためのツールがテーマでした。抽象的な画像が多くなっています。情報を表すのにメモ帳や段ボール箱やドキュメントファイルなどの比喩を使いました。
今回のテーマについて
インターネット上に情報が多いのは広告モデルの影響もありそうです。有益そうな見出しでアクセスを増やし広告収入を取得するために必要以上に情報があふれているのかもしれません。
インターネットにより情報を発信する手段が民主化され進化したけど、欲しい情報を選択したり整理する手段が進化していない。
そしてこれらの情報を受け止めて分類して理解しやすくするツールがまだあまりないが、いまLLM技術の進化によりこれまでのメモツールの革新が起きる時期に差し掛かった、という理解をしました。
恋に落ちるエディタ
草野さんが宮武さんにいつも使っているツールを質問していて、EvernoteやSublime Textという具体的なアプリ名が出てきて、興味深かったです。
Sublime Textは「恋に落ちるエディタ」というキャッチコピーがあって、僕も一時期よく使っていました。
スキンを変えたりフォントを変えたり、カスタマイズがいろいろとできるのも好きでした。
いまはローカルのメモ帳はMicrosoftのVSCodeになってます。テーマごとにワークスペースをいくつも作って管理してます。
あとクラウド上のメモ帳はNotionです。Off Topicを聴きながらNotionにメモをとっています。
Notionはメモの集積の中に階層構造を作って構築する機能が便利です。iPadでもPCでも続きをかけるのも便利です。またNotion AIで参考サイトの要約や翻訳をするのも便利ですね。
意味不明なメモを取る
宮武さんがメモツールの課題を挙げていましたが「メモは用途が幅広くてなんでもありなのでルールが設定しにくい」というのはいろいろなメモツールに共通する課題ですね。カテゴリを設計しても、後々で「そのほか」が発生してしまう。
ファイル名にしても、テーマ別に命名すると時期がわからなくなり、時系列で命名するとテーマが分散する。そのためにタグ付けやフォルダ分けが必要なのですが、これも数の多さやジャンルの多様さにより重複や付け忘れが出てきて破綻しがちです。
マークダウン形式を使ってもっと高度に管理するのもありですが、緻密に設計しすぎると運用が大変になって挫折したり、テキスト方式に戻しにくくなったりします。
そういう苦労をして書き続けてきても、あとで見るとなんのために書いたのか不明すぎて削除するメモがあるのは不思議です。
iMacのハンドルとおまじない
草野さんの言っていたセカンドブレインっていう名前が天才的、というのは僕もそう思います。
以前、なにか気になった言葉をひたすら貼り付けていくだけのメモを作ってました。曲名とか人の名前とかサービス名とかだれかの発言とかニュースの見出しとかなんでもよくて、単に響きがよかったとか、そういう感じの言葉のコレクションです。セカンドブレインもそういう言葉のひとつです。
僕はツールを考えるとき機能をしっかり使ってきれいに整頓したくなる性分なのですが、一方でめちゃくちゃなデータを持っておくことで完璧さを回避するおまじないをしています。
スティーブ・ジョブズ氏がiMacにハンドルを付けたのがそれをぶっ壊すためだったとしたら、それも「おまじない」の一種かもしれないなと思いました。
以上です。
お読みいただきありがとうございました。
参考サイト
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