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Off Topic #171 『接点』にはどうしても人間らしさが滲み出る。 メディア・AI・デバイス・ファッションのインターフェイス

こんにちは。このnoteは、個人的にOff Topicのまとめをしているmemofleetが書いてます。

今回はOff Topic #171 「『接点』にはどうしても人間らしさが滲み出る。 メディア・AI・デバイス・ファッションのインターフェイス」のまとめになります。
ポッドキャストはこちらです。


『接点』にはどうしても人間らしさが滲み出る。 メディア・AI・デバイス・ファッションのインターフェイス


『接点』にはどうしても人間らしさが滲み出る。 メディア・AI・デバイス・ファッションのインターフェイス
『接点』にはどうしても人間らしさが滲み出る。 メディア・AI・デバイス・ファッションのインターフェイス

グラフィックについて

今回も5つのブロックで構成しました。

  1. メディアの進化とインターフェイス

  2. アンビエントメディア

  3. AIとインターフェイス

  4. ファッションとインターフェイス

  5. よいインターフェイスとは?

メディアの進化とインターフェイス

新聞というメディアは、インターネットの登場によりトラフィックが変わった。店頭での新聞販売からSNS経由の送客に代わり、その後SNSからの送客数が減ってきたという流れを説明しています。

Facebookはニュースコンテンツによりユーザー獲得をしていた時期があったと思いますが、いまはReelsで滞在時間を増やして広告表示回数を上げていくため、ニュースサイトへの離脱は避けたい。

SNSプラットフォームはニュースメディアとユーザーの間に差し込まれたインターフェイスとして機能していて、ニュースメディアからすると完全に客足をコントロールされてしまっています。
このようにインターフェイス部分に入るのが誰なのか?というのが今回のテーマなのかと思います。

アンビエントメディア

アンビエントメディアの例は、レストランで字幕表示で流れているニュース映像。空間の一部として常に存在しているものの音はなく、その場の主体ではないメディアを指しています。
アンビエント化されたメディアは新しい接点として面白いですが、主体的にみられないので広告モデルは難しそうです。

AIとインターフェイス

ChatGPTのテキストボックスには何を入れたらよいのかわからない人もいる。何を目的にするのかによってインターフェイスは異なってくる。
そこで個人の行動データにより、好みに合わせてインターフェイスが自動的に変わるという考え方がJust In Time Interface。

ここでいうインターフェイスはユーザー・インターフェイスです。
UIは共通パーツにすることが多いです。デザインは変えることができないため、もっとも有用な範囲内で確定すると思いますが、自動的に変化するとなると設計の観点も変わってきますね。

ファッションとインターフェイス

一見なんでもない服のようで、実はハイエンドなアイテム。そういう服はお金持ちに対して価値を伝えるインターフェイスになっている。

ここでいうインターフェイスは、人に対する印象の与え方。人と人の接点としての服装をインターフェイスとしています。

よいインターフェイスとは?

AppleのDNAについて触れられていました。
iPadやiPhoneを考えると、箱の開封からデバイスの形や重さなど「インターフェイス」の範囲はハードウェアまで広がっています。

感想

インターフェイスと聞くと、Webデザインでいうメニューのレイアウトやボタンの押しやすさなどを考えてしまいますが、今回の内容はアンビエントメディアやファッションというリアルな空間や時間、服装も含めてひろい意味でのインターフェイスを扱った多義語としてのインターフェイスでした。

僕がアンビエントメディアとして思いつくのは病院の待合に流れている音を消したテレビとか、お店のBGVとして流れているミュージックビデオとか、カラオケルームの歌わないときに流れている映像とか、新幹線の車内で流れてくる電光掲示板のニューステキストです。けっこうたくさんありますね。
しかしいまはスマートフォンが流行っているのでこれらアンビエントメディアも、スクリーンを見つめる時間に取られているかもしれません。広告となると尚更難しそうです。音楽でいうアンビエント・ミュージックもまたマネタイズの難しいカテゴリだったりしてその辺は一緒ですね。

アンビエントというかミニマル・ミュージック寄りですが、テリー・ライリーの A Rainbow in the Curved Air を貼っておきます。

以上になります。
お読みいただきありがとうございました。

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