traveria approach!!!〜6話 上越越えで会いましょう〜

皆様こんにちは
みうみの父です。
いつも娘がお世話になっております。

これまで何度かみうみにアドバイスというか
オススメなスポットに何度か訪れてもらっていますが、その旅でれなさんやりおさんと出会い少しずつ成長しているのを見ているととても嬉しく思います。
これからも見守って頂けると幸いです。

「みうみんのお父さんこんにちは」
「一緒に来るって聞いてないけど
  本当に良いの?忙しいとか言ってたけどさぁ」

改めましてみうみです。
今回はれなさん、私の父、私という
珍しい3人旅に行くことになりました。
なぜこのようになったのかを言いますと…

初めは私が行く日を決めて、その後2人が
一緒に行けるから行こうという事になり
3人で行く事になりました。

今回は長い旅になりそうです。

まず、東京駅に集合して、高崎線の直通列車に乗り、北を目指しました。

道中では、
「みうみん父さんはどの路線が好きなのですか?」
「僕は、うーんそうだなぁ、
 もう無くなってしまったけれども日本海とか好きかな?」
「とても良いですよね!私も何回か乗った事あります!昔はロングラン寝台特急、急行、快速とか色々ありますよね!」

私はふと?を浮かべてしまったので
検索してみました。
なになに
「寝台特別急行 日本海 1968年から運行され定期運行は2012年、臨時運行は2013年に終了した大阪と青森、函館を結ぶ列車」
との事です。

この話題以外にも鉄道話をかなり2人で話しては私は分からず?を浮かべておりました。

ちなみに私の父は乗り鉄でりおさんは撮り鉄です!

いろんな話をしている間に高崎駅へ到着しまして、待ち時間にお買い物をすることに

ふと駅弁屋を見て駅ナカコンビニを見た結果
「どうしても、この素朴な幕内がほしいから
改札外に一旦出ても良いですか?」
とれなさんが言うと父は頷き
ダッシュでれなさんと私は改札外のコンビニへ行きました。
なんとそこには残り1つの素朴な駅弁がありれなさんが購入し、私は横にあった素朴な鶏めし、父はなんでも良いとの事なので
その横にあった駅弁とは言い難い幕内を購入しました。
駅ナカに戻り父と合流すると
すぐに電車に乗り込み
水上(みなかみ)へと向かい
電車を乗り継ぎ降りたのは…

「土合ってこんなにひんやりしてるのですね?」
「ここまでひんやりしてるとは思ってなかった」
目的地の一部である土合駅に到着しました。

私はここに来るのは初めてで(モグラ駅)という名で有名だという事です。

父は心の中で喜んでいるように見え
れなさんは完全にはしゃぎすぎて
これから階段を登るというのに大丈夫なのかなと思いました。

私は2人がここに来るのをかなり楽しみにしていたんだなって感じました。

それから階段を登ることにしました!
下り線は改札口まで462段、平均約10分ほどとの事で登り始めると
「この階段長すぎてゴールが見えてないですよね」
「確かにそうだね!最後まで3人で頑張ろう!」
と言い登っていく

階段を3分の1くらい登ったところで
「思ったよりキツイね!」
「はぁはぁ まだ半分も行ってないですね!
 これはキツすぎます。 はぁはぁ」

それからも登り続け、気がつけばもう少しになっていた。

父は先に行ってるといいもう見えなくなっていた
「はぁはぁ もう少しだよ!みうみん」
「はぁはぁはぁはぁこれは大変すぎるよ!
 頑張れれなさんと私」

2人は登り切ると達成感があるからか
やったー!と叫びました。
その声はトンネル内に響き渡った

(2人とも待ってたよ)
「お父さん早すぎますよ!しかも全然疲れてなさそう。みうみんはヤバそうだし」
「はぁはぁこれは私、大変だと思うし
 でもみなさんこれを求めてくるんだなって思う。冬じゃなくて良かった」

その後、改札口後のベンチで高崎駅で買った駅弁達を食べ地上ホームの上り線に乗車しました。

「この階段数と所要時間の差はすごいね」
「これがこの駅の特徴だからね」

電車に乗り、父はこう語り出した
(この路線は上りと下りで別の場所に路線があってもともとトンネル内だけだったけれども増設で作られているから珍しい路線なんだよ!)
2人はしっかりと話を聞いていた。
私はこの間にあるループ橋や山々を見てふと
何かに気がつきかけていた。

ループ橋を通り過ぎ一駅先の湯檜曽
(ゆびそ)駅で降りました。

地上のホームで降りると
土合と比べられないほど少ない階段を下り
改札口近くの場所へ行くと、
トンネル内にホームらしき場所が見えました。

ホームへダッシュする父とれなさん
私はゆっくり歩いてホームに向かう事にしました。
ホームへ着くと端から端まで行き2人で何か話しているような気がしましたが、遠すぎて聞こえないですが、おそらく鉄道オタトークをしているのではと思いました。

楽しそうな2人を見ていると私もとても嬉しく思いました。

下りの電車に乗り込みどんな話してたのと聞くと
「このトンネルの凄さを見て学ぶことが出来た」と言っていました。

その後の越後湯沢方面の列車の中で
「まだ旅の途中だけれども誘ってくれてありがとうございます。本当は2人で行かれる予定だったんですよね!」
「れなさん大丈夫ですよ!父もとても楽しんでいるみたいですし!とても良いことがたくさんあるので声をかけて良かったなって思います。」

まだ続くこの旅に、私はワクワクしていました。

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