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戦略は理解しているが勝てると思っていない

とあるメンバーと雑談した時のメモ。この状態をもう少し深くディスカッションしてみたいのでnoteで記事にしておく。

戦略は理解しているが勝てると思っていない

組織や個人が戦略の内容や方向性を頭で理解しているが、それを実際に実行しても目的の結果を得られるとは信じていない、という状態を示す。

問いの提案

この状態に対して、経営者やスタッフなどへ向けた問いの提案です。

経営者向け

  • 戦略の背後にある根拠や情報は十分に共有されていますか?

  • 戦略の実行過程でのサポートやリソースは十分に提供されていますか?

  • 戦略の実行に関する障壁や課題は何だと感じますか?

マネージャー向け

  • この戦略を部下やチームにどのように伝えていますか?

  • 戦略の実行に必要なスキルやリソースのギャップは感じていますか?

  • 戦略実行に向けた具体的なアクションプランを持っていますか?

スタッフ向け

  • 今回の戦略に関する具体的な役割や責任は明確ですか?

  • 戦略実行の過程でのサポートやトレーニングの必要性は感じていますか?

  • この戦略に関連する成功体験や挑戦的な経験は何ですか?

これらの質問は、戦略の理解度や実行に関する障壁を明確にするためのもの。それぞれのレベルでのニーズや課題に応じて質問をカスタマイズすることで、組織全体の戦略の実行力を向上させる手助けとなる。

関連項目

  • 期待理論、人々が特定の行動を選択する時、その結果に対する期待と行動によって得られる報酬の価値を基に判断するという理論。

  • 自己効力感は、個人が特定のタスクや状況に対して自分の能力をどれだけ信じているかを示す心理的指標。

アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。