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勝手に学ぶ人とエフェクチュエーション

社内での学びについて考えていて、久しぶりに『「勝手に学ぶ人」と「期待されて学ぶ人」の差が埋められない』を読み返している。もう何度も読んでいるけど、読みたびに新しいことに気が付く。

最初にまとめ
・勝手に学ぶ人は、自分の周囲にある「学びに使えそうな仕事」を探して自分の仕事にすることを繰り返す
・期待されて学ぶ人は、上司とかの期待に応えて新しいことを学ぶ
・「勝手に学ぶ人のスピード」>「期待されて学ぶ人のスピード」なので、格差が開いていく
・「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」が実現できない
・勝手に学ぶ人を止める理由も見つからない
・困ったなあ(解決策わからない)

https://note.com/4bata/n/nf8fbcb832e91


この記事をエフェクチュエーション視点で整理できるかも、な思いつきが本日のnoteとなります。

勝手に学ぶ人のサイクルとエフェクチュエーションの適用

  1. 自己発見と手中の鳥の原則

    • 勝手に学ぶ人は、手元にあるリソース(時間、知識、スキル)を最大限に活用して、新たな学びの機会を見つける

    • 「誰も手をつけていない仕事」を自分の学びに利用するのは、手元にあるものを出発点にするエフェクチュエーションのアプローチ

  2. 自主的な取り組みと許容可能な損失の原則

    • 自主的に新しいことに挑戦する際

    • 勝手に学ぶ人は、失敗のリスクを恐れずに、許容範囲内の損失を見積もりながら行動するのではないか

  3. 学びの深化はクレイジーキルトの原則

    • 深い学びを得るために、同じ志を持つ仲間やメンターを見つけ、パートナーシップを構築する

    • 学びのプロセスを通じて、他者との連携を強化し、新たな視点や知識を取り入れる、小さなコミュニティの可能性

  4. フィードバックと反省とレモネードの原則

    • 学びの過程で遭遇する予期せぬ出来事や失敗を積極的に活用し、次のステップに繋げる

    • 予期しない問題や障害をチャンスとして捉える姿勢

    • そもそものマインドとして、学びという視点でなので、予期せぬ出来事はイベント発生!てきなまつりごと。

  5. 継続的な成長と飛行機の中のパイロットの原則

    • 自分の行動によって未来をコントロールし、自分の学びのプロセスを主体的に進める

    • 勝手に学ぶ人は、自らの意志で学び続ける

    • 将来の不確実性をコントロールし、持続的な成長を実現する

勝手に学ぶ人と期待されて学ぶ人の対比とは何か?

  • 勝手に学ぶ人

    • 自発的に学び、自己のペースで成長。

    • エフェクチュエーションの原則に従って行動し、予期せぬ出来事をチャンスに変える

  • 期待されて学ぶ人

    • 他者の期待に応じて学び、与えられた課題に取り組む。

    • 明確な目標と指示に基づいて行動するため、予測可能な環境下での学びが中心。

勝手に学ぶ人は、エフェクチュエーションの原則を活用して、自己の学びを主体的に進め、継続的に成長する。エフェクチュエーション理論をメタ認知として意識して利用する。意識して活動する。エフェクチュエーションの原則を知ることで内省化か一気に進む。

アレとソレを組合せてみたらコノ課題を解決できるソリューションができるよね?と言うパズルをやるような思考回路です。サポートして頂いた費用は、プロジェクト関連の書籍購入やセミナー参加の資金にします。