ステルス機の無力化と次世代機の考察
今回は、電波による探知に対する対策
所謂、ステルス性能についての考察などについてです。
まず、ステルスについて軽くおさらいしましょう。
と言ってもステルスにおいては様々な物があります。
一つ一つ書いていてはいつまでたっても話がまとまらないので今回は
対航空に対するレーダーにおけるステルスに絞って執筆します。
所謂こういう奴です
レーダーとは
まず、レーダーとは何かを紹介します。
超短波を放射してその反射波を検出し方向・距離を測定する装置です
対策
これに対する波対策として、レーダーの反射波を抑えた機体がステルス機と言われるモノです。
主な対策としては2パターンあり
・レーダーを吸収する
塗料や材質を工夫することでレーダーを吸収し反射波を減らす
・レーダーの反射面積を減らす
形状制御により垂直な面等を減らし照射された方向へのレーダー反射波を減らす
対ステルス現代編
・レーダーを吸収塗料等に対する対策
レーダー反射波を吸収し削減できるとは言え低波で大まかな位置を掴み高出力のミリ波などで照射すれば見れなくはないと言われおります。
・形状制御による反射面積の削減に対する対策
照射された方向に対する対策なので、様々な方向から照射すればある程度の位置を把握することが出来ると言われております
(具体的な情報は恐らくステルス技術関連の機密情報なので憶測と仮定の情報しかないので現段階では断定できません、20年後とかに出てくるんじゃないですかね…)
対ステルス近未来編
対航空機における索敵技術というのは
目視→レーダーと進化を遂げたようにこれから先、レーダーにとって代わる索敵技術が出てきても可笑しくないわけです。
今回は、量子レーダーについて取り上げます。
どのぐらい凄い技術かというと電波を利用する従来のレーダーでは捉えきれない悪条件の環境でも、遠方の人やモノをリアルタイムに映像として捉える最新技術です。
どんな仕組みかというと「光子を2つに分裂させると、できた2つの光子は互いに強い相互作用を持つ」という特性を利用して片方の量子をぶつけてもう片方の量子の反応を見るというものです。
分かりやすく言うと、コップが二つあり片方のコップに何か変化があった時もう片方のコップも同じ変化するという感じです。
これを防ぐには量子の接触自体を防ぐ必要があり現代の技術では不可能なはずです(たぶん)
なので、この量子レーダーが実用化された場合は既存のステルス機のステルス能力が意味をなさ無くなります。
つまるところ、近未来では量子レーダーやミリ波などによりステルスが無力化されによる一方的な視認が不可能になるためお互い有視界(近距離)による格闘戦に戻るかもしれないということです
量子レーダー現代編
現状においては100M?ぐらいまでしか検知できないと言われており、しかも二つに分裂した光子は非常に不安定とも言われており現状ではあまり使えない技術です。
おまけ
米軍が航空機に積む小型レーダーの開発をしています、これは相手のミサイル等を破壊するためと言われております。
もしかすると、ステルスが無力化された場合において敵から放たれたミサイルを迎撃するために開発してるのかもしれません。
まぁ、実態はアメリカの一部の人のみ知ってるはずです。
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