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【2023年のテーマ】お金と数字と仲良くなる

皆さんは数字、得意ですか?
私は超苦手です。

小学校2年生で九九を習いましたが、0×1=0、0×5=0、
前後入れ替えて100×0=0と0が来た途端
あるはずの1も無くなってしまう概念が納得いかず
そこから数字へのわからなさイメージが定着してしまいました。

結局腑に落ちないまま社会に出て
出来るだけ数字を見ないよう、考えないようにして生活してきました。

しかし数字が苦手でいると、ある程度しか稼げないんですよね。
サラリーマンならまだいいですが、私は個人事業主。
と言うわけで、私の【2023年のテーマ】はお金と数字と仲良くなる!と
しました。

なぜなら数字が苦手だと、例えば施術後お会計でミスることが度々。
指名料をもらい忘れる、約束の時間を間違える、…。
こんな風に数字ができないと信用に関わります。
社会的信用とは結局お金の量=稼げている人かどうかなんです。

この2年、心理を学びお金と心理は深い関わりがあるとわかりました。
私の場合は、得られるお金=自分が愛されている、自分の価値、と感じていることに気づきました。

だから確定申告がめんどくさい=恐怖なんです。
年収額を見て、ああ私はその程度の価値しかないんだなと感じるのが嫌。

それなのに施術後のお会計の場面では
お支払いただく相手に対して「お金を払わせて申し訳ない」と感じてしまう。
それって、愛されるに値しない自分、
私なんかにお金払わせてすいません、みたいな感覚なのですね。

一方お金を払う時は出来るだけ少なく払いたい。
つまりケチ。

ということは、
私は、いただく時も支払う時も少ない方が気楽でいられるということです。
このままでは永遠に稼げる人にはなれません。

ではどうしたら良いでしょうか。
まずは苦手な数字やお金と「仲良くなる」こと。

苦手は「克服」ではなく「仲良くなる」なら気楽に続けられそうです。

と、言うわけで今年は毎日お財布のお金を数えることにしました。
ここからお金と仲良くなり、ひいては数字にも抵抗が薄れることを期待しています。
おまけにお金を数えると、死への不安や恐怖が軽減すると言う心理学者の研究もあるそうです。※心理学者トマス・ザレスキュイツ(Tomasz Zaleskiewicz)

「お財布のお金を数える」は、あるお金持ち患者さんのエピソードがヒントでした。

その患者さん年齢は70代。髪は美容室で洗ってもらうとか
電車は嫌いだから都心部から郊外までタクシー使う
別荘も国内、海外にあり、隣の土地が空いたから買おうかしらとか
なかなかな方で、お支払いは現金派。長財布にいつもぎっしり札束が入っています。

ある日その方が4万円台の回数券を購入、いつものように札がたくさん入った長財布を開けて、お釣りなくぴったり現金でトレイにお支払いされて帰られた後、トレイの上のお金を金庫にしまう時に10000円札を数えたら5枚あったのです。新札で重なっていたのかもしれません。
すぐにお金を多くいただいた連絡をしたところお留守。留守電にメッセージを入れたのですが、先方から連絡があったのは翌日。
落ち着いた感じで「何か連絡くれた?」と。
お金を多くいただいたようです、と伝えると
「ああ、やはり?帰ってから気がついたのよね」とおっしゃいました。

これ、もし自分だったらと考えると、
まず財布にいくら入っているのか把握していない。
そして10000円が足りないのが大ショック。
どこで落としたのかわからない、
多く払い過ぎた確証もないので冷静さを失う。
だから翌日落ち着き払って「ああ、やっぱり?」なんて言えないな〜と思いました。
それなのに、その方はあんなにぎっしりの札束でも財布にいくら入っているのか把握されている!しかもあの年齢で!と感心しました。

やはり数字やお金と仲良くしている人は、
だからこそお金持ちだし大きくお金を使って好きなことに使えるのです。
と言うわけで私も今年は数字とお金と仲良くなります!


東京日野市で、「誰でも」「無料で」「アートを介して」「自分らしく自由にいられる」月一回の居場所活動をしています。ご興味ある方はFacebook、keyluck_doまでメッセージを。良かったらサポート頂けると嬉しいです。