所感。

再現答案を一通りあげてみました,めめです。

労働法:細かなミスはあったが,問題の事情もうまく使えてよくできたと思う。もともと得意で一番好きな教科というのもあるが,全科目の中で一番の手応えを感じた!

憲法:もともと苦手。匿名表現の自由はふんわりと知っていた。しかし、判例もひとつも出さず微妙なのでは?(判例をよくわかっておらず使いこなせる自信がないため,何も書かない,いや,書けなかった)設問2の権利選択は非常に迷った。13条よりは21条で書くべきだよなあと思いつつ、何がいけないのかいまいちぴんちこないまま書き始めた。(1)(2)と権利を分けて書いたのに関わらず,まとめて正当化の評価をしており(時間がなかったし何を書いていいかよく分からなかった),最悪。(1)は斜線で消せばよかったほんと後悔。どんな評価がつくかは不明。

行政法:設問1(1)で「申請に基づく」拒否処分であることに触れてない。(2)は判例を知らず言わずもがな。(裁量を出しとけばいいやろ,という心境)設問3も,よくわからず誘導にのったものの,裁量逸脱の話をするときに時間不足となり,最後非常に薄くなってしまった。配点が大きいのに完全にミス。どのような評価がつくかは不明。

民法:もともと苦手。色々ミスをしており,ただただつらい。設問2については請負だと微塵も疑わなかったのです(契約の理解のやばさよ。) 設問3も、時効の話が問題になることは気づくも、500万円全額の拒否について何の検討もしていないし。民法がどこまで足を引っ張るかです。

会社法:全体的によくできた。設問1で間接取引について述べるか非常に迷ったが,相対的無効説をとる場合,結局最後に判断するのはBの悪意,過失の有無で,「多額の借財」の筋で書くのと同じ結論となるはず。二つの筋を書く意味はないと考えた。後者で書く方が問題文の事情を拾えるし,配点35点で「多額の借財」もあてはめ事情など書くことがたくさんあったことをふまえると,この筋のみの解答で35点分の採点をしてくれると思っている。難しくなかったし唯一差がつくとしたら設問3の後半くらい?

民訴:全体的にまあまあな出来。設問1は、一瞬引換給付判決のほうが有利に思えたが、執行についても触れ実質的な検討ができて我ながらよくできたと思ってる。設問2は訴訟資料等の流用についてのあてはめを忘れたし、全体的に書きづらかった。設問3は,訴訟上の行為が分からないから,157条のあてはめをとにかく頑張った。全体的に細かなミスはあるが,間違いは書いていないし,それなりの評価はあると思う。設問3の最後で,論証を思い出せず苦し紛れに「手続きの代替性の有無」薄く書いたが,結果的に合っていたらしく(奇跡)もう少し深く論じとけばよかったと後悔した。

刑法:強盗の切り方が難しかった。罪責もきちんと論じていないし,細かなミスはあると思うが,全体的によくできた。刑法は全体的に矛盾なく,出来るだけ多くの論点に触れていくのが大事だと思っている。設問2の気絶による離脱の話は最近読んでおり(批判の多い判例だそう)ラッキーと思った。207条の学説の対立をきちんと復習していなかったため適当な論証になったのは後悔。刑法事例演習教材を何周もしていたことが功を奏した気がする。

刑訴:普通。設問1で必要性について触れてない以外は,論点は網羅しているし,ミスはないと思う。設問1が終わった時点で80分ほど余り余裕をもって設問2に突入。しかし,典型論点だったし,受験生の刑訴レベルは高いと思われる。私は推認過程,要証事実との関係を説得的に書くのが苦手なため,どのような評価がつくかは不明。悪くはないと思う。

~~~~不明,といっているものの

選択科目:70点台(希望)

個人的にはCCーCAAーAAくらいかな?と思っています。憲法,行政,民法についてはCで耐えててほしい!!という希望的観測ですが。。。周りとの相対評価ですし,蓋を開けてみないと正直わからない。民法がどこまで足を引っ張るかですね。

また結果が分かったら載せようと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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