12/7 サイレントランニング

①朝から社内打ち合わせを1つこなしたら、週末から続いているだるさと不機嫌を混ぜたような気分がすっきり晴れる。少しベランダに出てミントを愛でながら太陽を浴びた。感情を交わす行為も大事だが、「建設的に物事を進めるためのコミュニケーションをスムースにする」ということも自分にとって大きな“快”である。私には人間至上主義、科学の発展、などを信奉しているようなところがある。昔の左翼か?エスペラント語やろうかな。

②このマンションは刹那的な都会に生きる単身者の巣箱という感じの雰囲気。普段すれ違っても声かけのひとつすらしないし、ましてや引っ越しの時の挨拶もない。ウーバーイーツ的なものばかり食べて生きて、生活用品もお洋服も配達頼み。誰もベランダにものを置かない。しかしそんな中でも私は私のこのマイクロ家庭菜園を日々発展させる。今、このマンションでベランダに出てミントの日当たりの角度を改善したり、剪定したりしているのはこの私だけだ。そう考えるとすこぶる愉快な気分になる。

➂「悩む」がよく分からない。問題があり、解決策を見出せずに苦しむのは分かる。解決策のAかBかで決めあぐねるのも、分かる。しかしどうやら世の人たちはそういうディテールではない何かの情動?を「悩む」と表現しているらしい。私は定義が曖昧な概念って、どうしても受け付けられないので人間というよりAIに近いかもしれない。古き良き左翼が思い描いた希望のAI。宇宙を漂う、隔離された宇宙船の中で1機のロボットが残され、温室でずっと植物を育てている映画があった。あのロボットは私だ。

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