10/6 足をあたためる

帰宅すると、できればすぐに足湯をしたい。洗面器やバケツがないので、ユニットバスの湯船に浅く熱湯を溜め、湯船のフチに腰掛けて、やる。

靴下を脱ぐ開放感からの〜足湯の包まれるような抱かれるような恍惚感からの〜室内用靴下を履き直した時の安心感とぬくもりというコンボで、自律神経が整いすぎて悟りが開きそうになる。

テレビをつけっぱなしにしていたら、ニュース番組で次から次へと、アスリートのコロナ感染の報せが。東京都の感染者数を毎日チェックしていたのに、最近その日課を忘れていることに気づく。

ダリの絵に描いてある時計のように、気持ちが気怠くとろけていく。

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