モモリョーシカ(仮名)

お嫁に行くわけでもなくのんべんだらりしてたらもう50代。

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お嫁に行くわけでもなくのんべんだらりしてたらもう50代。

最近の記事

さようなら

2022年5月15日、母が天へ旅立った。 一緒に住んでいたわけではないからか、一か月が経ったけれど全く実感が沸かない。生前、会社帰りに歩きながらよく電話をしたように今でも電話しそうになって、ハッと気付いてとても悲しくなる。 冷蔵庫には母が漬けた梅も入っていて、扉を開ける度に思い出してしまう。 こんなにあっけなく亡くなってしまうなんて。 なんでもっと早く帰省しなかったのか、もっと一緒にご飯食べに行ったり、もっと話もしなきゃいけなかった、もっともっともっとと後悔しかない。 人はど

    • 断捨離:2022/5/1

      ①mimi roger オフホワイトブラウス(2016/3/19購入)  オフィス用として購入。  材質のせいなのか洗濯と同時にボタンが剥げてげんなりしたけど、  だましだまし着用していたけど、ここ1年は袖を通していない。  購入時期を見ると2016年なのでもう十分でしょう。  お疲れ様でした。 ➁名駅地下radiate 黒セーター(2013/10/31購入)  同年11/3に今は無き渋谷AXで開催された冷牟田さん主催のTABOOに  行くため、何を着ていこうかと悩み職場近

      • オスマン帝国外伝が止まらない

        今年の2月頃だったかな、友人からオスマン帝国外伝という海外ドラマが面白いという話を聞いた。 いわゆる大奥のような話で、トルコの俳優さん達は顔が濃くて、胸毛もぼーぼーで最初はびっくりするけど、見てるとだんだんカッコよく思えてくる、かなりオススメだと猛プッシュしてくるから試しに視聴してみることにした。 奴隷として連れてこられた女性達は、身体を洗い、身体検査を受けた上で宮殿にある後宮という場所に住まう。楽器や踊りの練習、読み書きもするのかな? 仕事もしているのかな? よくわからな

        • おしゃれと身だしなみ

          過去にカラー診断というものを受けたことがある。肌や瞳、髪の色から、どんな色が似合うのか見ていき、最終的に4つのグループ(春秋冬の4グループ)に分けるというもの。例えば、黄色寄りの赤、青寄りの赤、パキッとした赤、落ち着いた赤など、赤と言っても本当に多種多様な赤がこの世には存在する。4つのグループにはそれぞれにふさわしい赤が振り分けられていて、なんでもそのカラー診断に沿って、戦略的に色を選択していくと、人生がハッピーになるということらしい。 仕事では、相手から信頼されるような紺、

          初めて高価な洋服を買った日のこと

          私が初めてブランドものの洋服を買ったのは二十歳の冬だった。その時の精一杯の一張羅を着て行ったことをよく覚えている。 一張羅といっても、それは田舎のショッピングセンターで買ったノンブランド、決して高価なものではなかった。セーラーカラーのような大きな襟が付いた黒いジャケット、後ろにプリーツが入った黒のタイトスカート、花の刺繍が施された赤いベルト、エナメルに似た素材の黒い靴という、精一杯のお洒落をし、アルバイト代を握りしめて岐阜のとあるファッションビルに向かった。 当時はDCブー

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          BUCK-TICKの新譜

          8/26にBUCK-TICKの新譜、MOONLIGHT ESCAPE が発売された。カップリング曲の "凍える" がものすごく良かった。一聴して涙してしまった。   "子守歌を聴かせて 良い子だと" 子守歌ではないが、買い物の帰りに童謡を一緒に歌いながら帰ったことをつい思い出す。今でも脳内に母の歌が再生されるくらいはっきりと思い出せる。 懐かしさで一瞬、温かな気持ちになる。でも絶対的に護られていた子供時代にはもう戻れないのだと哀しくなる。 うちは裕福ではなかった。お金のことで

          叔母バカの始まり

          亜依ちゃんとの出会いは、10年以上前に遡る。2年半ほど一緒に暮らした彼と別れたばかりの私は当時38歳、会社と家の往復を淡々と繰り返すのみで、それ以外の時間は寝るか食べるか、思い出してはありとあらゆる後悔をしていたように思う。 元彼は美容師で、商売柄、当然、垢ぬけた人だった。昔から音楽が好きで、特に新旧アイドルと80年代の音楽にとても詳しかった。私は元彼の膨大なコレクションの中から、いろいろなアーティストを知った。漠然とイギリスへの憧れを持っていたので、アーティストの話やそれ

          叔母バカの始まり

          note はじめまして

          2020年のやぎ座はものすごいラッキーイヤー、何か始めるといいということで試行錯誤していたらもう8月も終わっちゃじゃん。投資信託を始めようか、資格試験の勉強しようか、ダイエットをしようか、ブログやってみようか、、、。いろいろ考えたけど何ひとつスタートしていない。いかん、もうすぐ2020年のラッキーイヤーが終わってしまう。 折しもコロナ禍で外出することを憚られ、時間だけはたんまりとある。普段ならたぶんやらないけど2020年はラッキーイヤーだから、何か始めなきゃいけないという使