似合う似合わない、正露丸糖衣A錠と裸錠、非実在クローゼット
似合う似合わないというものについて、
大分極端なメメ森です。
こんばんは。
(どうでもいいけどメメ森ってとても言いにくいよね)
(母音だとええおいってキレてるみたいだね)
似合う似合わない、というのは制服を着ている高校生の時分でもはっきりしていたと今でも思う。
比較対象として全然似ていない双子の姉がいることも影響していたけれど、流行やみんなと同じであるかどうかという事を気にする年齢において、既に似合う似合わないと好きを優先していた。
(何をしても浮遊感があったので早々に諦めたとも言う)
ハイソックスにしても殆どの子が紺色のリブのあるものを履いている中、黒くてどちらかといえば光沢と密度のあるハイソックスを履いていた。
(ニットだとローゲージよりハイゲージ派、一時期よく見た小さい穴が点在してるようなデザインのニットは穴が開いてるよと言われてしまう)
普通のスクールソックス的な物を除けばヴィヴィアンやアナスイの靴下、ニーハイソックスでした。
カーディガンもベージュが流行っていましたが着る前から似合わないのがわかっていたので黒、暗いグレー。
ローファーも黒。
学生鞄もモノトーン系か黒。
ローファーの他はコーンスタッズのついた白いラバーソール。
(高校生の時はスタンダードな女子高生スタイル、KERAとか好きな人の典型みたいなスタイルと気分で変えていました。やはり気分)
他人に寄り添うより自分に寄り添う方が先でした。
バイト先でたまにピアスをパートさんに注意されたけど、そのパートさんがネックレスとピアスをしていたの腑に落ちなかったな。
靴も赤いハートがドーンと描かれた、大中という今はない雑貨屋さんで買った黒いスリッポン。
ハートモチーフが好き。心臓ともとれる側面があるのがいいのかもしれない。
高校受験の日も、親がプランタンだかの福袋に入ってたけどサイズが合わないという事で譲り受けた、よく見るとひそかにラメの入った共布のバックルのないベルト付のシングルのツイード素材のトレンチコート。
ダッフルコートよりこっちの方が似合っていたし可愛かった。
この受験はいわゆる前期選抜という物で無理矢理受けさせられた所の為、受かる気があるのかといえば、そんな気は毛ほども無いところだったので落ちても特段問題はなかった。
時を経て大人になります。
今いる会社で最初は糖衣をガッツリ纏っていましたが徐々にやめました。
似合わない中から服を探す事が大変すぎて合理性に欠けたのです。
合理性を欠いてまで纏う糖衣は私の精神的な意味でのクローゼットにはなかったようです。
そんな感じで私は糖衣を着てもすぐに糖衣を脱ぎたくなるという事に今更気がつきました。30歳近くでしょうか。
きっとここで社会性だとかモラルを捨ててしまうとトレンチコートの下がいきなり裸みたいなやつが爆誕するのでしょうね。コワッ
さて、ここからある種の糖衣が少しだけ剥がれている状態。
元々の似合うに寄っていきます。
ちなみにこれは1月でマイナス10kgメンタル鬱々限界マックスハート(パリーン)の前です。
この後にとりあえず服着てるんだからOKだろ期があって、今はここに好きがドッスン(マリオのあれ)みたいに落ちている所。(かなしきかな脂肪の戻りの方が足が速いよ)
因みに私はテレサとマリオカートの奇声をあげているキノピオが好きです。
キノピオの真似よくしてたな。
マリオカートは下手くそです。(体ごと捻る典型)
閑話休題
靴
時代の流れのおかげもあり、似合う似合わない問題において、スニーカーが似合わない方ではなかったのでスニーカーの頻度を増やした。
派手な緑のパンプスは履いていた。
Bershkaで買ったスエード調のウエスタンバックルがついた、ちょっとTOGAっぽいショートブーツなども履いていた。
地味な靴を履くのをやめた。
バッグ
COACHやFURLAの大きなトートを手放す。
元々持っていたスタッズの少しついたZARAで買った大きいバッグに変更。
服とアクセサリー
大好きでもない淡い色を着るのを辞めた。
パンツスタイルを増やした。
少しカジュアルダウンさせたりした。
小さいピアスはやめて、存在感が多少あるピアスを着けた。
髪型
ロングからボブやショートに。
いわゆるOLさんといって思い浮かぶような、美人百花とかみたいなそういう類の物も憧れの一切も捨てました。
憧れというか、コンサバ的なものが正解だと思っていたんですね。
でもそんな答え誰も求めてないんだよな。
とりあえず似合うに寄せて、仕事の上ので快活そうとか、フットワーク軽そうとか、そういう印象に持っていきました。
苦手を排除し、手持ちの好きで構成された使えそうなアイテムをプラスする作業だったので、少しだけ生きやすくなりました。
合理性はTPOにウェイトを置いた場合には糖衣との親和性が高いです。
更に言えば、物が多かったからできた事ですね。
ていうか別に憧れてもなかったな今思えば。
似合う人が身に付けてたら素敵って思えるけど。
アルページュ系とかマーキュリーデュオ、ミッシュマッシュだとかその辺って一番暗い色が茶色かよくて精々ネイビーでしたからね。
よくブチ切れていた気がします。
お門違いもいいところです。
それでも好きでも無い中から探すのも、それはそれで大変だったのでふり切りはじめた今は大分楽になってきました。
妄想クローゼットどころか、心のクローゼットに無いものが、現実のクローゼットになんてあるわけないんですよ。
心や体まで悲鳴を上げる状態はよろしくないです。
衣食住は健康の為にあるのです。
おかしいなー。
コンセプトに近づいてるという話を書くつもりだったのに。
お読みいただきありがとうございました。
またお付き合い頂けますと幸いです。
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