断捨離とか雑感
という時間が多分誰でも必要なのじゃないかという話。
おしまい。
と早々に締めてしまっては身も蓋もないので、今までの経験上の負けパターンと、ポジション取る時に迷いがちなことを並べていって潰してみようという記事です。
きっかけはテクさんのツイートから。
勝ち方ばっか考えるよりも負け方潰す方が多分楽だよなっていう体感。
ちなみに結構前にやったインタビューは勝てないトレーダーにインタビューさせてもらい赤裸々にトレードの状況を語ってもらいました。
そんなわけで今更ながらトレードで迷いがある人の思考の断捨離の助けにでもなれればと思い書いてみます。
なおこの記事は裁量向けとなっております。
あくまで主観でのものなので相性の良し悪しはあると思います。
※注意
こちらのnoteは特定の手法が必ず勝てるトレードであると推奨するものではありません。
自分の考察から導いた私見であり裁量でトレードをする上での指標の判断基準の一つとなり得る提案であることをご理解ください。
この記事に関しての質問、訂正のご指摘などございましたらTwitter:lasthopelongerまでご連絡ください。
ありがちな負けパターン
これはテクさんの記事でほとんど書いてあることですが、多分初心者から上級者までやってしまうことではないかと思います。
自分にも該当しがちなあるあるポカを並べてみます。
①ロットミス
②ストップ置き忘れ/滑った
③ムキになってナンピン
④手数料負け
⑤髭キャッチ貫通
⑥往復ビンタ
⑦ストップは浅いけど損切しまくる
だいたいこんなところでしょうか。
ちなみに私はロット桁ミスで過去2回ぐらい資金ゼロカしてます。悲しいね。
では上記のミスをカテゴリ分けしてみます。
ケアレスミス
①ロットミス
②ストップ置き忘れ
事前情報の把握/シミュレーション不足
④手数料負け
メンタル不安定
③ムキになってナンピン
⑥往復ビンタ
ロジックの不安定性
⑤髭キャッチ貫通
⑦ストップ浅めで損切しまくる
運が悪い
②ストップ滑った
ある程度カテゴリがかぶったりするところもありますが、大目に見ましょう。
ではここからどうやってそれを潰していくかの課題になります。
一番最初に潰せそうな問題は、ケアレスミス。
これは明らかにやらかしたときに気付けるので出現頻度は少なく、ダブルチェック等で簡単に防げるものでしょう。
しかしやらかしたときはいずれも深刻なレベルのダメージを負うこともあります。何度も忘れる人は付箋をモニターに張るなりの対応をしたり、注文確定前に神経質なほどもう一度見る習慣をつけるくらいしか対処法がありません。私はこのおかげでアマゾンの注文ミスはなくなりました。
そして手数料負け問題。
こちらは短期のスキャ勢で成行手数料取られる取引所でやってると陥りがち。
利確はしたのに実入りは少ない、建値撤退なのにお金が減っている。
こちらの対策は三通り。
・建値撤退でお金が減っていると感じるレベルはロット張りすぎ。手数料で破産するのでやめる。
・狙っている値幅が狭すぎる。主要取引所で多くの人が設定されている手数料はビットコインでえおそらく成行片道0.075%。往復で0.15%。ビットコイン40000ドルと仮定した場合60ドル幅以下での往復成行取引は募金している状態。アルトだと多分もう少し高い。もし普段取引するチャートがそのくらいの値動きなら少し時間軸を引き延ばした方がいいかもしれません。
・片道は指値で取る。
ベストは指値→指値での取引ですが、そんなうまくいくわけもないし、ヒゲを見て後乗りしたい人、利確は好きな所でしたい人などスタンスは様々です。
ですがどちらか一方を指値にするだけで特に短期トレーダーは差が出るのでやってみると違いがわかると思います。
私はエントリー成行/利確指値です。
「ここまですら行かないのなら自分の狙った動きではない」とあきらめて損切もストップ成行します。漢。
次の問題はメンタル不安定。
ナンピンしたり往復ビンタを食らうのは、
ナンピン=逆行したがいつか戻るだろうという期待によって行う逆張りの固着
往復ビンタ=逆行したことによってその動きをフォローしてしまう
というまったく逆の思考プロセスで行われており、おそらく両方やらかすよりはどちらか一方の頻度が高めなのではないかと分析しています。
そして、根拠付けをしている人ほど目線を固定してしまうためナンピンを、逆にあいまいな根拠でエントリーしている人ほど往復ビンタを食らいやすいのではないかと思っていますが如何せんサンプルが少ないため主観です。
これらの対処法については、一回のトレードを引き延ばさず、損切りしてもゴッソリ証拠金が減らない(慌てない)ロットに引き下げることが重要ですが、そう言われても恐らくピンとは来ないと思うので言い換えると、「損切して当たり前なので、数回連続で損切りしても泣かないレベルのロットでやる」という言い方にしておきます。
言わないだけで上手い人も結構損切りしています。別に恥じゃありません。
ロジックの不安定性・運が悪い
これに関しては正直どうしようもありません。諦めましょう。
ただし、ストップは浅いけど損切しまくるという人は、1分足よりも15分や1時間足くらいの背にストップ置いて、ここにかかるまでは意地でも動かさないという鋼の意志を持った方がいいかもしれません。メンタル不安定にも通じますが、同じような場所で損切り→再イン→損切→再イン繰り返すのは半ナンピンに近い行為で損切り分を無駄にしているので、デカい背を見てエントリーする→その後の動きを見て短期の背ができたと思える場所に移動させるというプロセスを踏むとこういう狼狽は防げるかもしれません。
ストップが滑るのは板状況見ておくしかありませんが、そんなところまで気が回らないという方は抜けたら走りそうな背の手前にストップ置いておくのをオススメします。刈られたら諦めましょう。
下ブレをしたときは一度立ち止まってロジックの正確さを考え直す時かもしれません。単なる下振れなのか、市場環境の変化によってなるべくしてなっている損失なのかの見定めが必要になるでしょう。(テクさんからの助言)
次はエントリーに迷う、利確に迷う人への断捨離です。
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