クリエCのサマパラが最高だった話。

※感想はすべて主観です。厳しい意見もあるかと思います。誤字脱字は許してください(泣)

クリエが発表されて、コロナのせいで悔しくも中止になってしまって。やっと、やっと観ることのできた7人の公演。最初に結論を言うと、本当に最高の最高だった。私は、他のグループのサマパラを見てないけど、もしかすると彼らのライブがパフォーマンスが一番レベル高いのでは?と思うくらいに。個人的に、知らない曲があったり、パフォーマンスが稚拙だったりすると観るのに飽きちゃうことがあって。私は今まで嵐、キスマイ、Snow Manしか通ってなくて、今回のセトリ、有名な曲はもちろん知ってはいたけど、知らない曲もそこそこあって。でも、彼らのパフォーマンスは全然飽きなかった。それくらい、「この1日に人生かけてます。」っていう気持ちがいっぱい詰まった熱くて最高のライブだったと思う。そんなに踊るの!?というくらいに体を動かしていて、「今の俺たちの実力をみろ!」という気持ちが画面通しても伝わってきた。

まず唖然としたのが、BASS GO BOOMなんですけど...。こんなダンス踊ってるジャニーズ見たことねえよ!と思ったら赤西くんの歌なんですね。ありがとうございます。遊び心のあるヒップホップで、手数が少ない分、技量が試されるやつ。言わずもがな、ダンスに定評のあるメンバーが本当に凄かった...。これ、基くんか横原くんの振りなのかな?だとしたら、このジャンルの振り付けができちゃうメンバーがいるって、すごく強みになると思う。私自身、K-POPも好きなのだけど、K-POPが台頭してる中で、ジャニーズが見下されるのが凄く嫌で。両方好きになったことがなくて一長一短であることを知らない人にとやかく言われたくない!と思うのだけど、この彼らの技量ならばいつかいい意味で世論を裏切ることができるのかもしれないと期待しちゃうな。

雨の夜と月曜日にはのとき、傘の演出したのもすごく良かったな。ひたすら踊るセトリのなか、緩急をつけるためにただ休むのではなく傘を持ち出して観る側を新鮮な気持ちにさせる心...。これだけじゃなくて、演出ですごいなと思ったのは、無観客だからこそできるフォーメーションがあったところかな。たとえばBASS GO BOOMで仰向けに寝転んでみたり、Entertainmentで上手側で円になるフォーメーションだったり、3:4で対峙してみたり、Vanillaで花道をつかって列になって踊るとことか...。観客がいたら、お客さん側を向くところを、カメラを存分に使っていろんなこと試してていいなと思った。

全編通して圧倒されたのは、横原くんのすごさ。私、彼に対してはかなりサイコパスで変な人(ごめんなさい、でもいい意味です)という印象をもっていたのだけど、ダンスできる、振り付けできる、そしてディアハイヒール歌い出したとき、え!?歌もできるの!?って驚いたな。おまけに顔もいいよね...。彼が一本王道ドラマにでれば、いいとこまでいくんじゃないかと期待しちゃうね。顔だけじゃなくて、そこから沼に引きずり込む力がすごい強い人なんだなと思ったな。

そして個人的に、椿くんのダンスが一番すきなのだけど、PARTY DON'T STOPの椿くんを全世界みてほしい...。筋肉由来なのか(?)、スタミナ溢れるシャカリキダンスがすごく良いんだ。滝沢歌舞伎2018でJURIAを踊る基くんに惚れた過去があるのだけど、基くんは体が軽くてバネがあるのか、BANGER NIGHTのあのサビの振り付けがすごくきれい。腕が曲がることなくきれいにのびて、おまけに体が浮いてるんよ...。実は基椿のダンスシンメに期待してたりする。

と、ここまでクリエCの7人を褒めちぎったのだけど、ここからは彼らがユニットになってもっとこれから伸びるために改善したほうがいいなという点について書こうかな。決してマイナスの意味ではなく、伸び代だよという意味で。気になったのは、新くんの表情や魅せ方。ダンスこそ苦手じゃないと思うけど、カメラ慣れしていないのか、目がキョロキョロしたりそらしちゃったりしている場面が見えたかな。これは新くんに限ったことじゃないかもしれないけど、表情や表現の仕方豊かになればもっと良くなるし、それが全体の伸び代になるなと感じた。あとは、全編通して、横原くんと影山くんが2本柱だなと思ったのだけど、歌の面でたまに安定しなかったりして。これからこの2人が場数を踏んで、いかに表にでて輝けるかが鍵になるんじゃないかな。あと、グループになれば一人一人が自分の立ち位置を理解して振る舞うことがとても大事だし、キャラ立ちも重要になってくる。これはグループにならなきゃできないことだと思うから、一刻も早く彼らに、グループ名をください。

最後の挨拶で奏くんが言った、「この7人を選んでくれてありがとうございます。」の言葉がすごくすごく印象に残っている。それはもしかすると、ファンに対する言葉じゃなくて、事務所に対する言葉なのかもしれない。どうにかしてこの7人でデビューを掴み取りたい。そういう気持ちを言葉にしてくれて、本当に嬉しかった。ファンは彼らの気持ちを受け取って、少しでも力になるように尽くすだけだよね。私も、7人を、デビューさせたい。これからの歴史をずっと一緒に辿って行きたいな。どうか、彼らの夢が叶いますように。