髪切り屋さん


昨日、髪切り屋さんに行った。髪切り屋さんとは、髪を切ってくれるところ、つまり美容院、理容室、床屋さん、理髪店、などのことである。
…なぜこんなに言い方があるんだろう。ややこしい!
子供たちが言葉を覚え始めたころ、分かりやすいように”髪切り屋さん”と言い始めたのだが、子供たち(小学校高学年)は今だにこの言葉を使っている(^o^)

私は二つの美容院を行ったり来たりしているのだが、昨日もその一つのA美容院に行った。「今日はどうしますか?」と聞かれた時、前髪をどういう風にして、全体をどれぐらい切るとか、自分の希望を伝えなければならないが、それが結構苦手だ。こだわりはないし、すっきりと前よりマシになれば良いのだ。
「長さはこれぐらいで、めめちスペシャルで」と言うこともある。要はお任せだ。
髪を切ってもらうと、すっきりする。ボサボサだった髪が整うからという容姿的な面もあるが、私は美容師さんやスタッフさんが側に来ると、すぐに話しかける。よくしゃべって、心もすっきりするわけだ。昨日は気づいたら、ずうっと一人トークしていた。途中で「喋り過ぎた!」と思い、慌てて相手に向けて質問をしたりした。

人にもよるだろうが私の場合、人と喋らない寡黙な時間が長く続くと、いざ喋り始めた時に止まらなくなる。喋っている私は良いけれど、聞いている方は疲れるだろうし呆れているだろう、と途中で気づくことはよくある。慌てて相手に質問を投げかけるならまだ良い。気づいた途端、「あ、ごめん、じゃあね!」とその場を離れる時がある。「あーあ、しゃべり過ぎちゃった。相手を早く解放してあげよう」と思ってのことなのだが、相手にしみれば「え?え?何が起こった?」という感じかも知れない。せめて「聞いてくれてありがとう」ぐらい言えばいいのに。ついでに「最近どう?」とか「今日はいい天気だね。予定はあるの?」とか話を振れば、会話のキャッチボールができて、なお良いのに。
でも美容院ならば私はお客さんの立場なので、まあ、まだ許されると思う(?)。と思うと、さらにエスカレートしていくのだ( ´∀` )

切ってもらう間は散々しゃべり、髪切りが終わった後に眼鏡をかけて鏡を見た時、
「こ、こんなつもりじゃなかったのに!!」
ということは時々ある。それで
「もう、あのA美容院には行かない!」
と思うのだ。そして次からはB美容院に行くのだが、そこでまた同じことが起こると、A美容院に戻ってくる。

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