如水生

「じょすいせい」と呼んで下さい。流水の如く自由に、さらさらと、世に処し、生を送りたいと…

如水生

「じょすいせい」と呼んで下さい。流水の如く自由に、さらさらと、世に処し、生を送りたいと願う一人の日々の記録です。ほぼ毎日執筆します。電車や友達との待ち時間などの数分の時間でお楽しみください。小説案「 #六十四界の奇跡 」連載中

マガジン

  • ムービーメーカー

    観た映画と紐づく日記です。映画の話が主になることはなく、それはあくまでも調味料です。話の主は、私の人生です。

  • 言語あれこれ

    英語、スペイン語、ロシア語の学習過程で気になることを書きます!

  • 鍵盤上で舞う、歌の詩句の精緻な模写

    私の好きな曲の歌詞をただ模写しながら感じたことを書いています。

  • 六十四界の奇跡

    小説案です。チェス盤からヒントを得ました。ちゃんとした小説に昇華してくれる人がいたら嬉しいです。

最近の記事

他人からのアドバイスは実践し報告しよう。

信頼できる相手、信頼できる場所にだけアドバイスをしたり、老婆心を表現しようと思う。信頼とは信じて頼るということだ。例えば、プレゼントしたアドバイスを実行してくれると、そしてその報告をくれると、その人は信頼足り得ると感じる。せっかくアドバイスをしても、それがなんの役に立ってないのなら、アドバイスをする意味がない。そう思うと、良質なアドバイスが欲しいなら、まずは相手の軽口アドバイスをしっかりと手に取り、人生に植えてみて、どうなったかを報告してみる。軽口アドバイスなんか、講演でも聞

    • whiplash:理想の自己になるための投影だとしたらもっと面白い

      映画「whiplash」を視聴。理想と成功、完璧を貪欲に求めるバンド、特に指揮者とドラマーに焦点をあてた物語だ。fackというスラングの使い方を学びたいなら、ぜひこの映画をおすすめする。罵倒や精神的な追い込み方、その演出で右に出る映画はそうそうないだろう。指揮者がドラマーを追い込むのだが、もし指揮者がドラマーの心が作り上げた幻影だとしたら面白い。つまり、漫画「NARUTO」のサクラが得意とする「内なるサクラ」を現実世界に投影し、自分が偉大な音楽家になるために自らを追い込む様で

      • とりあえず中止をやめてみたら良かった

        先日、学生向けのオンラインイベントを「とりあえず中止」にしてしまった。申込ページが作れず、参加者がゼロだったから。しかし、「とりあえず中止」という軽口を閉ざして、なんとかできないものかと考えてみる必要があったのではないかと反省をしている。では、どんな方法があったか。イベントの開催時間を使って、申込ページで見れるような要約動画をつくってみるのはよさそうだ。当該イベントは同じ内容を繰り返す予定だから、運営側の学生向けにファシリテーターを務めてもらい、私以外のファシリテーターを作る

        • 最近反省したことを話そうじゃないか

          反省をすることは、自己成長に欠かせない。「反」が「向きを変える」、「省」が「見る」を意味するから、「反省」は本来、「自分の行動や考えを振り返り、見直す」ということだ。良いことも、悪いことも、私自身を見直すことだ。最近、反省したことはなんだろうか。ぼちぼち、たくさんある。ある単純作業、カップにシールを押すみたいなことを見直した。シールの持ち方、肝となる両親指の使い方、立ち位置などだ。少しだけ早くなった。他には、学習の仕方を見直した。1分間で学んだことを頭の中で1分間イメトレする

        他人からのアドバイスは実践し報告しよう。

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        記事

          短い集中をたくさん繰り返せる身体にしたい

          私は「ながら作業」が苦手だ。えてして、全てのパフォーマンスが悪く、満足のいく結果になることが少ない。散歩しながら、ビジネス系ニュースを聞くとして、ルートは間違えるし、躓きそうになるし、ニュースは何一つ頭に残らない。いずれにも集中しようとして、逆に集中ができないのだ。歩くことに集中すると、聞くことがおろそかになる。逆もまた然り。「集中する」とはどういうことだろうか。私は「意識を一点、ないし小範囲に注ぐこと」であり「意識を阻害するものを可能な限り排除すること」だと考える。散歩中は

          短い集中をたくさん繰り返せる身体にしたい

          仕事とはなんのためか??

          昔から気になっている変化がある。スーパーで見られる「セルフレジ」だ。私はあれをDXとか、あれ作って導入したことが仕事の結果と豪語する人がいたら、そいつの頭を殴りたい。仕事とは「仕事とは仕事を減らすためにすること」だ。それは、その仕事に関連する人達全てが対象になるはずで、A社で減ったけど、B社の負担が同じくらい増えた、では話にならんのだ。セルフレジはそれの際たるもの。スーパー側の負担をそっくりそのまま買い手に移しているだけ。手本にすべきは、ユニクロのそれだろう。しかし、どうして

          仕事とはなんのためか??

          ランダムインプットの汎用性は大きい

          ランダムにインプットすることを大切にしている。異分野の点同士が偶然に線になることを期待しているから。だから、私は予定調和があまり好きではない。最近は情報が溢れているので、観光も下調べをして行くではないか。事前に画像や動画で見ているので、何か驚きに欠ける。偶然の積み重ねが個性を尖らせる。ゆえに日常にランダム性を組み込む工夫が必要と思う。例えば、私はこれからもっと自己成長するために、発酵と人付き合いを勉強する必要がある。このそれぞれにランダム性を組み入れるとしたら、どんな工夫がで

          ランダムインプットの汎用性は大きい

          人事はトップがコミットすべきことだと思う

          友人とランチ。会社組織の色々な話を聞いた。社長が人事、つまり「人的リソースから人と組織の成果を最大化する」ことにあまり関心がないようだ。極論、報酬が良けりゃ働くだろ?らしい。故に、その企業のビジョン、ミッション、志が形骸化しており、積み重なる意思決定も一貫性のないものになっている。キャリア採用への風当たりが強く、入社しても「お手並み拝見文化」で既存社員が中途社員のサポートをしない。なので活躍もできず、やめてしまう。キャリア採用だめじゃん、みたいな空気が出来上がり、新卒採用に重

          人事はトップがコミットすべきことだと思う

          M3GAN:雑な学習装置をつけて、あとは私に丸投げ

          「M3GAN」というSFホラー映画を見た。交通事故で両親を亡くしたVioletが叔母に引き取られ、叔母が開発した生体ロボットおもちゃM3GANと触れることで、両親を失った悲しみから解き放たれ、ありえない速度で元気になっていくが、VioletとM3GANが双方に愛情を寄せすぎてしまい、過剰な依存関係に陥る。そして、いずれかを傷つける人を殺していき、最後は開発者の叔母をも殺そうとする内容である。面白かったことは、バックミュージックのセレクト、そしてM3GANの人間のようでロボット

          M3GAN:雑な学習装置をつけて、あとは私に丸投げ

          ルー大柴みたいな覚え方がイケてるかもしれない

          ロシア語で「買う」を意味する「купить」。語源はインド・ヨーロッパ部族に属する古東スラヴ語にある。古東スラヴ語はロシア語だけでなく、ウクライナ語、ベラルーシ語の基礎をなしている。そして、現代のすべてのスラヴ語族の言語の共通の祖先であり、紀元後の初期に話されたプロト・スラヴ語の 「kupiti」 が「купить」の語源だ。です。この 「kupiti」は、物やサービスを取得する行為を指す。さらに、「kupiti」の起源を探ると、プロト・インド・ヨーロッパ語(PIE)にたどり

          ルー大柴みたいな覚え方がイケてるかもしれない

          もうyoutubeには戻れない。オーディオブックの絶頂体験

          ある素敵な記事でこのように書いてあった。 「ときどき不快なものに接するからこそ、心地いいものへの感度が上がって、欲望の向く先を知れる」といった趣旨のことを書かれていました。自分の好みをはっきりさせ、欲望を開発するためには、好き嫌いを問わず雑多なものに触れなくてはいけないのかもしれませんね。欠乏を体験することを含めて。 よどみない奇麗な文章だと思う。あまり食わず嫌いをする性格ではないが、悩んでいたオーディオブックを使ってみることにした。ながら作業が苦手な私はオーディオブック

          もうyoutubeには戻れない。オーディオブックの絶頂体験

          認識のズレを埋めることから始めよう

          NHKスペシャル「2024私たちの選択」を視聴。これはAIで分析し、その結果を分類して生まれた6つの未来シナリオについて、各専門家が議論をするという番組。悲観的なことは、日本の現状に対しての評価がご年配と若者とでかなり異なるということ。ご年配方は楽観的で、若者は危機的。少なくとも、私にはそう感じられた。また、一つの論点に関しても、議論がずれやすい。イノベーションのために公的資金が必要だというテーマで、いや既に結構やってる、必要なのは民間の莫大投資だ。そんな具合で建設的に前に進

          認識のズレを埋めることから始めよう

          アイデアを生む社風を作るにはどうすればよいか?

          アイデアを生む社風を作るにはどうすればよいか?問題は至るところで起きている。しかし、それへの解決策は乏しいばかり。ましてや、解決策が出ない、出しても仕方ない、そんな空気も多い。私も身に覚えがある。しかし、それでは何事も前には進まない。アイデアを止めている人は誰なのか?だめ。既に。出来ない。なぜ?そうした高圧的な態度を取る人。こう考えればいいんだと、フォーマットを持ち出す人。フォーマットはある時点である目的に最適化された考え方や枠組みだ。時間と目的という大きな変数が二つある。だ

          アイデアを生む社風を作るにはどうすればよいか?

          過ぎたことを再評価することには十分な意味がある

          先に以下のツイートを読んでほしい。 番組内で芸人が女優に抱きついたことにおけるやり取りである。一方は今の価値観での批判をしており、一方は当時はそれを受け入れる価値観があった(本当か、ここは検討余地がある)し、今の価値観で捉えることは無意味だとする主張だ。これは昔の事象を今の価値観で批判的に再評価することにおけるやりとりだ。批判的な再評価は十分に意味のあることだ。価値観の変遷を知り、内省的になることは意義深い。それに、昔の事象が十分な時間を伴い、のちの価値観から社会的批判を受

          過ぎたことを再評価することには十分な意味がある

          待ち時間こそ有効活用せねば!

          待ち時間をいかに有効活用できるか。とても大切な視点だ。先日行ったレストランでは、メニューは注文したら回収され、おいてある雑誌はFRIDAY、壁にもあまり貼りものがなく、お店のことを知ることがあまりに少なかった。待ち時間はお店が情報を発信して受け止められやすい稀有な時間でもある。メニューが置きっぱなしであれば、「これも美味しそうだね。次来たらこれを頼もう」といった話もできる。お店の成り立ちがわかる本があっても面白いし、ついでにオンライン販売への動線にしてもよい。FRIDAYみた

          待ち時間こそ有効活用せねば!

          色々な「不変」を知りたい。例えば、爪を整えるとか。

          爪を切った。いまの爪切りでは「綺麗に切れないな」とずっと思っている。爪は平均して月に3mm程度伸びる。ケラチンというタンパク質が爪の正体であって、タンパク質を接種し、アミノ酸へ分解、ケラチノサイトというアミノ酸の鎖に再構成、ケラチンを生み、層のように爪を重ねていく。いま指に見える爪は6-12ヶ月ほどの生活の積み重ねにある。そう思うと切る行為一つとっても、何か大切にしようと思えてくる。爪切りの歴史は長く、3-4世紀には青銅の爪切りが見つかっている。その爪切りからあまりデザインが

          色々な「不変」を知りたい。例えば、爪を整えるとか。