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「私は完璧主義者だが片付けができない」

果たして上の文章は矛盾していると言えるでしょうか。

Googleとかで検索すると"完璧にすることは出来ないから結局片付けられない"なんて最もらしい答えが出てきますね。


ところで完璧と言えば、全知全能のパラドックスはご存知でしょうか?
「神が全知全能だとしたら、その神は自分が持ち上げられない石を作ることが出来るのか」という命題です。
仮に作れるのなら、持ち上げられない=全能であることの否定
作れないのなら、言葉つまり"概念上存在しているもの"を作れない=全能であることの否定
となり、全知全能であることの否定になります。
この命題の抜け道があるとすれば、ブラックホール並の高密度の石を作る。
そうすれば作った瞬間ブラックホールの重力で神は消滅し神は全知全能だったと言える。(最も全知全能ならブラックホールからの脱出方も知っているだろう。)

〜閑話休題〜

話を戻すと、"完璧主義者は片付けができない"これは矛盾しているかどうか、という命題です。
上で何が言いたかったかと言うと、神ですら全知全能を証明するのが難しいのに人間が完璧である訳では無い、ということです。
つまり人は自分自身が完璧でないことを"知っている"んですよね。無知の知ですね。
だからあくまで主義者だと、

この命題に対する私の答えは完璧は存在しないから完璧主義者というのは概念でしかなく存在しない。
つまり命題の矛盾の前に命題が成り立たない。という結論です。

つまり、部屋は片付けないでいい!








いや、そんなことを言いたいんじゃないです。
片付けにしろなんにしろ初めは目標設定を低く見積ること。
もちろん最終目標を持った状態で、小さな目標を少しずつこなすことで達成感を得られ作業のモチベーション向上に繋がる。
そうすれば目標達成までモチベーションを保ったまま終わらせることができる、ということですね。



かく言う私は、引き出しの片付け中にルービックキューブを見つけて側面二列目の揃え方が分からず2時間浪費したのであった。

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